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あの名作を読めました
タイトルは有名ながらも、なかなか読んでなかった作品です。配信されていると知り、読んでみました。昔の文体は若干読みにくいながらも、今なお語り継がれるだけあって面白いです。
帚木と若紫
「若紫」高校時代の古文で読んだせいもあるが、与謝野晶子の訳文も冴えているのか、とても分かりやすく、読みやすかった。それに比べて、「帚木」はひどく読みにくい。
源氏物語 桐壺のあらすじ&感想
ネタばれが入りますが、
あらすじ:帝の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は女御たちの嫉みを買い、幼い皇子(源氏の君)を残して病死してしまいます。帝は悲しみを和らげるため桐壺に生き写しの藤壺を入内させ、源氏の君は美しく成長し元服を迎え、左大臣の娘・葵と結婚するが、苦しいほどに藤壺を慕う源氏の君の心は晴れ
美しい日本語
とても綺麗な文だと思いました。それだけでなく、簡潔でわかりやすいです。ただ、和歌の解説(現代語訳)や注解がないので、細かいところまでじっくり読みたい方は物足りないかもしれません。何回も源氏物語を読んでいる人やさらっと読みたい人にはおすすめです。
親しみやすい古典になっています
古典といえば苦手な人も多いはず。
難解な古語を解読する必要がなく内容が理解できるので、この本を読んだあとに原典を読めば古典にも親しみがわくと思います。
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