荻原規子のレビュー一覧

  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    巻数も折り返し、ついに物語は核心へ。

    深行はきっと覚悟を決めたんじゃないでしょうか。
    泉水子と彼女が引き起こす未来に対して。

    繰り返してきたその悲劇を、無駄にしないような未来に向かっていけたらと思わずにはいられません。

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    2014年03月30日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    学園祭、ついに開催の巻です。

    そして深行くん、かなり頑張るの巻でもあります。

    それでも最後に言葉にして言うことはまだできないと言った泉水子の優しさというか、不器用さが切なくて愛おしいです。

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    2014年03月30日
  • 白鳥異伝[上]

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    ヤマトタケル伝説を下敷きとしているファンタジー。

    荻原さんは少女未満の少女を描くのがすごく上手だなって思います。
    恋や世界を知って確実に成長していく様子がまぶしくてたまらない。

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    2014年03月30日
  • 白鳥異伝[下]

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    下巻。

    決意した遠子の強さはまだ世界を捉えきれていない幼い無鉄砲さの現れ。
    でもそれこそがこの物語の鍵。

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    2014年03月30日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた(スニーカー文庫)

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    ネタバレ

    3巻目。
    やっと物語が動き出した感じですね。
    2巻ではある意味都合のいい存在にも見えた宗田きょうだい
    なども本領発揮?でしたが、
    最も本領を発揮し始めたのは主人公コンビですね。

    今回でとても思いましたが、泉水子ちゃんが意識して
    外観を変化させることで起こっているのは、姫神の
    出現ではなく彼女自身の変化のような気がします。
    殻を破るかのように彼女自身が素直な想いを吐露する
    ようになっていくにつれ、利害などで近づいた相手の
    想いも素直なものになっていっているような。

    特に、1巻からの関係である深行君との距離は
    驚くほど縮まりましたね。
    そんな彼等が4巻で戻る場所ではどんな展開か楽しみです。

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    2014年03月24日
  • 西の善き魔女5 闇の左手

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    購入済み

    途中から違う出版社に乗り換え!ストーリーは繋がっているw

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    2014年03月24日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    二巻の表紙は明石の君です。(書影、なおりました!)

    荻原規子バージョン源氏物語。
    快調です。

    官位を与えられなかったため、自主的に謹慎の道を選んだ光源氏は、須磨に来ていました。
    訪れた人が驚くほどの侘び住まいで、さすがにしばらくは女性を口説くこともなかったのですが。
    運命かと思わせる成り行きが色々あって、明石の入道の娘とそういう仲に。
    「真の罪はない」などと何度も出てくるのが~おいおい、って感じだけど。
    朧月夜の君が、表向きは天皇(源氏の兄)の女御ではなく、宮廷の女官だからでしょう。

    晴れて都へ戻った源氏は、紫の上と嬉しい再会。
    むつまじく暮らし、次第に栄華を極めていきます。
    明石の君に

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    2014年04月12日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    萩原規子による「源氏物語」の新訳。
    読みやすくするための工夫がなされています。

    光源氏の生い立ちの章の次に、幼い紫の上との出会いを持ってきて、印象を強くしてあります。
    順番を入れ替え、脇筋は省き、敬語もなく、和歌は意訳のみ、注釈などもつけずに、どんどん話が進む。
    停滞は確かに少ないですね。
    これなら読める、という方もいらっしゃるのでは。
    この後に、もう少し詳しいものを読んでみるという手もありますよね。

    紫の上は、確かに重要人物。
    ただ、藤壺を想ってもんもんとした年月、決められた結婚相手は冷たく、うまくいかない‥
    といった光源氏の気持ちはあまり実感として迫ってこないから、いきなり父親にも知ら

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    2014年04月12日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと(スニーカー文庫)

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    完結編。少し中途半端な終わり方な気がした(これからの物語がありそうな気がしてしまう)のであえて満点ではないのですが、それでも大好きなシリーズであることには変わりありません。

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    2014年03月18日
  • 風神秘抄[下]

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    消えた糸世を探す草十。鳥彦王とのやりとりも面白く、最後はまさかのラストに泣いてしまった。草十の糸世を想う気持ちが純粋で切ない。

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    2014年03月15日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    荻原さん訳の「源氏物語」です。3巻まとめての感想。
    正直ね、誰が訳しても話は同じなので、源氏の君のお盛んぶりと調子の良さと自己肯定には呆れた溜息が出ますが、描写の美しさや細やかさが素晴らしい。
    詰まらない粗筋が細部と周辺部の書き込みで、花鳥風月で雅な一大絵巻へと光り輝いていくのです。

    「紫の結び」というのは、源氏の君と藤壺の宮と紫の上の話に絞っているということ。
    数多いるつまみ食い的女性関係や、玉蔓十帖、源氏死後の話はばっさりカットされています。
    そのせいもあり、紫の上の印象がずいぶん変わりました。
    愛らしい人形みたいな印象しかなかったんですけど、明石の姫君が生まれたり、女三の宮がお輿入れし

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    2014年02月28日
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森

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    フィリエルの女の子としての気持ちの複雑な事。おばさんには追跡不能な一面も。でも一途な初々しさは微笑ましい。
    さてさて 不思議な吟遊詩人や竜退治が、どんな事になって行くのでしょうか。

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    2014年02月23日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧(スニーカー文庫)

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    RDG2巻目。ここから本編開始!な感じですね。
    舞台が鳳城学園に移り、ほぼキャラが入れ替わりましたね。
    宗田姉弟魅力的です。

    今回はこれからのメンバー紹介?て感じでしたが、
    山奥が舞台だった1巻と比べ、一気に舞台設定が
    大きく変わったのにもかかわらず感触の違いを
    悪い意味で感じさせないのはお見事だなぁと思いました。

    で、じれったい泉水子ちゃんと深行君の関係も。
    ツンデレの彼にしっかり物を言えてる泉水子ちゃん、
    気になってはいるんだろうな(萌)。

    3巻も順次読みますが、真夏君といい感じの絵が。
    彼に影響されるところも大きいでしょうね。
    勿論姉の真響ちゃん、○○にも。

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    2014年02月21日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    3巻通して読んでみて、この時代の女性の強さを実感した。
    男女問わず四季を愛で、全身で全てを感じているところ、女性陣のどうなるともわからない愛を信じ続けているところはとくにしんみり感じた。

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    2014年02月11日
  • 白鳥異伝[下]

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    ネタバレ

    上巻を読んでから忙しくなってしまったので、少しずつ読み進めた。一気に読んだ方が盛り上がって面白かっただろうな…と思う。

    ラストは「ちょっと大団円すぎるかな?」と思う位の大団円で読後感がとてもよかった。
    最後の方の展開も意外性があったし、何よりもキャラがいい。

    荻原さんの書く「積極的な少女」は時折独善的な感じがして思考についていけない事があるのだけど、遠子はバランスがよくて好き。最後小倶那の意志を尊重した所がとてもよかった。小倶那も菅流もキャラが立っていてカッコ良い。

    お話もキャラもとてもよい作品。

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    2014年02月08日
  • 白鳥異伝[下]

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    次から次へと話が転がる~

    勾玉はとっても便利なアイテムなのね。
    遠子と小倶那母の嫁姑?バトルも見もの?

    一気読みです。

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    2014年02月01日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    ネタバレ

    前回は深行くんがモテモテだなぁと思ったけど今回は泉水子が。
    「おれが必要だって、言えよ」が一番きゅんと来たなぁ。
    そして泉水子が深行くんて呼んだー!
    高柳氏の術中の泉水子さんはハラハラしましたが、犬になったことで憎みようがなくなってしまったw
    犬になっても自信満々で少しもあせらないのはさすがとしか。
    しかし術であそこまで人心を操れるなら何でもできそうだなぁ。

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    2013年12月13日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    ネタバレ

    表紙のカラスは和宮君だな!と期待しつつ読んだり。
    泉水子の「相良くん」呼びをちょっとさみしく思ってましたが、日記ではやっぱり「深行くん」なんだなぁとほっこりしたり。
    その深行くんは役得なのかなんなのか。
    恋愛方面に話が行くのかなんなのか。なかなかもどかしい様子。
    姫神様と和宮くんくらいお互いあけすけになればいいのに!

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    2013年12月13日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語、現代訳。

    まずはなんといっても挿し絵を含む絵がすてき。
    表紙には愛らしい紫の上(おそらく)と、周りの花々が
    やさしく鮮やかに描かれていて。。
    お話は和だけど、絵は少し洋風な感じも新しい。
    今後、ニ、三と出版されるようなので、
    手に取るのが楽しみです。

    源氏物語自体、知ってはいても読もうと思うとっかかりもなくて。
    なので、こうして読みやすい現代訳はうれしいです。

    光源氏。
    容姿はすばらしいけれど、
    中身はけっこう普通の、悩める男子なんだなぁ。
    とっかえひっかえというイメージがありましたが、
    一度関わりを持った女性にはわりかし手厚く、
    それほど不誠実な印象がなくなりました。

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    2013年12月08日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    しまった!単行本価格のをプチっちゃったww

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    2013年11月29日