荻原規子のレビュー一覧
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ネタバレ= 澪標
光源氏28歳。都で復権。帝(源氏の兄)が,藤壺の宮との不義の息子の春宮に譲位して,朱雀院となる。
新帝が年若いため,引退した葵の上の父が摂政となり,源氏は内大臣となる。
承香殿の女御の息子が次の春宮に立つ。
明石の君に娘が生まれる。
源氏は,弘徽殿の大后にはあれこれ世話を焼くが,不遇時代に冷遇された紫の上の父(兵部卿宮=藤壺の宮の兄)だけは許さず,冷たく当たる。
御代代わりのため,斎宮も交代になり,前斎宮の母・六条御息所ともども京に戻ってくる。
六条御息所が息を引き取る前に娘(前斎宮)のことを源氏に託し,源氏は娘を引き取り,帝に入内させる準備を進める。
= 絵合
朱雀院は,前斎 -
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ネタバレ和風ファンタジーの名手,荻原規子によって,源氏物語を再編・現代語訳した
シリーズ。
「紫の結び」は,光源氏が見いだした少女,「紫の上」を中心とした巻で構成されている。
桐壺/若紫/紅葉賀/花宴/葵/賢木/花散里/須磨/明石
光源氏を生んだ桐壺の更衣は,身分が低いにも関わらず,帝の寵愛を受けた事で恨みを買い,様々に嫌がらせを受けた挙げ句,病で若くしてこの世を去る。
成長した源氏は,帝の寵愛を受ける藤壺の宮(女御)に母の面影を見いだし,遂に隠れて関係をもってしまう。しかも,藤壺の宮は懐妊してしまい,藤壺の皇子は,それとは知られずに,帝の子供として育てられる。
ことが露見する事を怖れる藤壺は,源 -
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感想
結局、学園生活で幕を閉じてしまった。未来がどうなるのか?
続編はあるのか?
あらすじ
学園祭が終わり、如月会長は生徒会の役割と立場を明らかにし、村上が真の生徒会長であることを認めた。
また、学園が高柳を世界遺産に推すために作られたこと、他の生徒は比較対象であったことを明らかにした。
村上は、泉水子を世界遺産候補と決めたが、高柳が異議を唱えて、泉水子と一対一の勝負を挑むも敗れる。泉水子は高柳をトップに仕立てて、隠れ蓑にするように提案する。
生徒会でクリスマスパーティーが企画され、高柳が力を示すために泉水子は結界を解除するが、問題が発生し、泉水子は力の使い方を学ぶ。
クラウスか -
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感想
だいぶファンタジーになってきた。ところで世界遺産って何?
あらすじ
文化祭が始まり、泉水子は中等部に何度も姫モデルをやるように攫われそうになるが、周囲が留める。
その後、3年のホラーハウスで、泉水子は幽霊に連れ去られそうになるもなんとか逃げ切る。
2日目の合戦は、攻め1・2年対守り3年ということになった。
攻め側は高柳が主将、守り側は、実行委員長の早川が、真響をねじ込んだ。早川は真響側の人間だったのだった。
2日目の合戦の当日に化学部は気球を上げ、泉水子はそこから嫌な気を感じとる。
高柳の術中にハマり、泉水子は従いそうになるが、深行の名前を聞いて、我を取り戻し、自分で高柳の -
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感想
学園祭までのあれこれの巻。姫神の登場が人類の終わりまでの話になるとは。
あらすじ
夏休みが終わり、生徒会で文化祭のことを話し合う中で、学校から近いという理由で北条氏照の戦いをテーマにすることになる。
生徒会の面々で、八王子城址の下見に行く。
和装の着付けの講習会になり、急遽泉水子がモデルを務めることになる。
講習会の後、突如として姫神が降臨し、深行と八王子城址に行きたいという。姫神が人類を終わらせたこと、三度目のタイムスリップであること、深行が和宮と一体であることなど語られる。
姫神が八王子城址には霊がいないと言ったことから、高柳の一派が霊を学園に集めて学園祭で何かしようとし -
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感想
3巻目にして漸く母親登場!
母親の言動から今後の学園祭にも一波乱ありそう。。
あらすじ
泉水子も学園生活に慣れてきた。生徒会の活動も真響と深行と行っている。
学園祭のことを決めるために、真響の実家がある戸隠山に合宿に行くことになった。時を同じくして日本史研究会も戸隠で合宿を行うことになる。
戸隠では、真夏が大切にしていた馬が亡くなり、真澄の影響が増していたこともあり、真夏がこの世からいなくなればよいと考え、姿を消す。
泉水子は別の層に真夏が隠れていると思い、姫神の力を使って取り戻そうとするも上手く行かない。真夏は取り戻せたものの、戸隠の九頭竜神が出てきて収集できず、ピンチのと -
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