風神秘抄[下]
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風神秘抄[下]

660円 (税込)

3pt

惹かれあう天性の舞姫・糸世(いとせ)と笛の名手・草十郎(そうじゅうろう)。二人が生み出す不思議な〈力〉に気づいた上皇は、自分のために舞い、笛を奏でよと命ずる。だが糸世は、その舞台から神隠しのように消えた。鳥たちの助けを得て、糸世を追い求めていく草十郎の旅は、やがてこの世の枠を超え…? 四つの文学賞を受賞した、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の不朽の名作!

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風神秘抄 のシリーズ作品

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  • 風神秘抄[上]
    660円 (税込)
    平安末期、源氏方の十六歳の武者、草十郎(そうじゅうろう)は、野山でひとり笛を吹くことが好きな孤独な若者だった。将として慕った源氏の御曹司・義平(よしひら)の死に絶望した草十郎が出会ったのは、義平のために魂鎮(たましず)めの舞を舞う少女、糸世(いとせ)。彼女の舞に合わせて草十郎が笛を吹くと、その場に不思議な〈力〉が生じ…? 特異な芸能の力を持つ二人の波瀾万丈の恋を描く、『空色勾玉』の世界に連なる荻原規子の話題作!
  • 風神秘抄[下]
    660円 (税込)
    惹かれあう天性の舞姫・糸世(いとせ)と笛の名手・草十郎(そうじゅうろう)。二人が生み出す不思議な〈力〉に気づいた上皇は、自分のために舞い、笛を奏でよと命ずる。だが糸世は、その舞台から神隠しのように消えた。鳥たちの助けを得て、糸世を追い求めていく草十郎の旅は、やがてこの世の枠を超え…? 四つの文学賞を受賞した、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の不朽の名作!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月15日

    久しぶりに読んだけれど、やっぱりこの人の作品は一瞬で世界に入らせてくれるから好き
    ほんで女の子が魅力的すぎる
    ずっと大好きなんやろうなと思えるファンタジー作家さん

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    Posted by ブクログ 2015年03月26日

    少女の舞と少年の音が共振した時、天の門が開かれる

    平安末期、源氏方の武士として平治の乱の参加していた草十郎は、慕った将を失い絶望する。ある日その魂鎮めに舞う糸世と出会い、少女の舞と少年の音が合わさった時、不思議な力が生じた。これをきっかけに、平穏を望んだ二人の世界は大きく動いていく。
    全体的にテン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月26日

    下巻はほとんど草十郎と鳥彦王の旅の話です。
    この話の組み方?流れは、勾玉三部作と同じだなあと思いました。
    熊野が出てくるので、RDGがだいすきなのでうれしかったです!
    あとがきでも、風神秘抄がRDGの姉妹作みたいなものと荻原先生がおっしゃられてて、どきどきします!

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月11日

    新しい勾玉シリーズと云うこと。そこここに懐かしい名前を見つけて、また平家物語などの軍記物好きには思わずにやーりとさせていただく場面が(^^)
    この話がRDGに続くのね、と思いっきり納得しました。

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    少年の心の成長がまぶしい。ラスト、草十郎と鳥彦王のシーンが素晴らしい。このときに、草十郎は真の意味で元服をして、大人になったのだと思う。このシーンを迎えるために、草十郎は鳥彦王と出会い、糸世と出会って失い、旅をしてきたのだと思う。
    鳥彦王が登場するからというだけではなく、物語として、勾玉三部作の読者...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月15日

    鳥彦王がいいです。論理的な考えを述べたうえで、でもやっぱり好きだからこう考えるってずばずばくるのが、真っ直ぐでうらやましく思いました。独りよがりだった草十郎が、少しずつ成長して、周りが見えてきて、ありがたさに気づいていくことが泣けてきます。幸せが、待っていなくとも、それでも自分の思いを曲げずに、成し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月10日

    前半は設定がおもしろくて、続きが気になって仕方ありませんでしたが、後半はやや物足りなかったです。
    糸世の舞と草十郎の笛で運命を変えようとしていたとき、糸世が神隠しにあってしまう…。そして、草十郎が糸世を助けるために奮闘する展開となっていますが、後半は草十郎と糸世の物語というよりかは、草十郎とそれを支...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月15日

    荻原規子作品、初めて読みました。
    草十郎の笛聞いて泣きたくなりました。
    そして、なんといっても鳥彦ちゃん面白い。鳥も苦労してるなんて、存在感すごいです。
    毎日カラスが気になって…ます。
    この作品を紹介してくれたファンタジー好きのSさん、ありがとう。

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    Posted by ブクログ 2014年06月05日

    鳥たちが可愛かった。
    頭にうぶ毛がはえていてもわかるでしょうに。
    がなんだかツボだった。
    鳥彦王の哲学も好きだった。

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    Posted by ブクログ 2014年05月19日

    前半は草十のダメダメさにちょっといらっとしたけど、だんだんと逞しくなっていってよかった。
    が、やはり糸世の魅力はよくわからなかった。一番魅力的なキャラクターは間違いなく鳥彦王だなぁ…烏たちの話がもっと読みたかったかも

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