荻原規子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1巻はまだまだ序の口という感じで、主人公の泉水子や周囲の人々の正体の核心だとか、世界観の具体的なところは掴み切れていませんが、現代を舞台にした和風伝奇ファンタジーといった雰囲気が、なかなか面白そうです。
これもまた、子供が読むかなと思って買ったものなので、文章は気になるところですが、しっかりしていて好印象。カテゴリはライトノベルで合っているのかしらん。
深行との今後の関係性も気になるところではありますが、あまり恋愛方面に行って欲しくもないような。あと、先行きが気になるのは雪政さんかな。ちょっと危うい感じが何とも。
今後の展開が気になります。 -
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Posted by ブクログ
源氏物語の最後の方、「宇治十帖」と呼ばれる若い世代の話を、荻原規子が編み直して現代語訳したもの。
陰鬱というか、うじうじというか、ややこしいというか、そういう話で有名なあたり。
ああでもない、こうでもないと右往左往する恋愛心理は、当時の時代相を映してもいるのでしょう。
ある意味では、意外と近代的でもありますね。
光源氏は、波乱の人生を表向きは栄華のうちに終えました。
薫の君(憧れをこめた通称)はその末っ子です。
じつは最後にめとった女三の宮(天皇の三女という意味の通称)が、柏木と不義の関係になってしまい、生まれたのが薫。
薫は薄々そのことに気づいて、誰にも言えない暗い秘密を抱え、まだ若く恵