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フィリエルは女王候補の資格を得るために、ルーンは騎士としてフィリエルの側にいることを許されるために。 お互いを想い、二人はそれぞれ命を賭けた旅に出る。 旅路の果てに再会した二人が目にしたものとは!? ※本書は、二〇〇五年一二月、中公文庫より刊行された『西の善き魔女VIII 真昼の星迷走』を角川文庫化したものが底本です。
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Posted by ブクログ
児童書が読みたくなって、気になってたこちらのシリーズを2ヶ月くらいかけて1巻から一気に読んだ。 ティーン向けのファンタジー作品だけど、世界観も人間模様も面白くて、10代の頃に読んでたらまた違ったのめり込み方してただろうなと思う。 ルーンがとにかくかわいくて愛しい。 この子に何かを捻じ曲げられた乙女...続きを読むたちはたくさんいただろうな…と思ってしまった。 フィリエルとルーンの関係について、お互いが唯一無二の存在であることを話が進む度に見せつけられ、もう2人まとめていつまでも一緒に仲良くいてくれよ……と願わずにいられない。 天真爛漫でなにもかもはちゃめちゃで明るい太陽みたいな女の子と無愛想で自分の興味あることにしか関心を向けない男の子。なんてかわいい2人なんだ…。 5巻まだ読んだ時に終わりだと思ったので、外伝でここまで語られて嬉しい。5巻の終わり方も好きだったけどここまで書かれると、まだまだこの続きが読みたくなる余韻の残る良い終わり方でした。
止まらない
フィリエルの素直さ、ルーンの寡黙だけど愛情が隠しきれない関係がとっても素敵です。 読むのが止まらずあっとういう間に読んでしまいました
とうとう最後の巻。やっぱりこの二人の話で終わるのねって表紙を見て思ったのだけれど、ことはそんなに簡単ではなくって、二人でほのぼのと終わるわけもなく、女王候補とその配偶者としての資質を確かめられることになる。ってことは、ディー博士もこんな風な試練を受けて、同じような知識を得ていたのかしら。でも、女王候...続きを読む補から早々と外れてしまったわけだし。吟遊詩人のバードが久々に登場して、相変わらずの面白みを見せてくれた。後日譚があっても良いような気はするし、特にレアンドラの今後には興味があるけれど、今更、新刊は出ないよね。
終わってしまったー。 ちょっとだけ中途半端な気がしないでもないけど、フィリエルとルーン、ユーシスとアデイル、この世界のこと、とりあえず着地はしてるか。 あー、そもそも五巻で話はおわって六巻からは外伝っていう位置付けなのか。納得。 レアンドラが印象がとても変わり良かったな。 もしかしたら1番カッコいい...続きを読むのかも。 その後の話、出たらいいのにーー。
面白かったなー。 まだまだこの世界の物語を見ていたかった。 このあと、研究者たちはどう生きていくんだろう。 もっと高度な科学技術があると知ってしまった ルーンはそれでも研究を続けていくのかな。 しかし、 今後は科学を隠蔽することなく 研究者たちを自由にしたところで 女王家が真実を明かさないまま、 こ...続きを読むの世界を治めようとするのは 結局、大きな嘘の隠蔽で この世界の住人たちをバカにした行為なのでは。 と思ってしまうんだなー。 てことを、ずーっと考えてしまうくらい 物語にはまってしまったな。
ついに完結してしまった… シリーズものの最後はたいてい、たどり着いた喜びと寂しさに満ちている… もっともっと、外伝なり、本ストーリーなりで この世界の広がりをずっと見ていたいなぁ フィリエルたちの紡ぐ、あの世界の終わりの先まで きっと最後には必ず、愛が勝つんだろう
フィリエルとルーンが一番このシリーズで不器用な二人だなと…この話を読んで痛感した。 不器用なくせにルーンのフィリエルに対する愛情の深さがまたいいなと。 確かにフィリエルにはとにかく何でも何とかで来てしまうような強さがある。 でもきっとそんな太陽の様に輝く子の側にいるにはルーンみたいな子にはしんどい時...続きを読むもあるよなぁと、でも手放したくない複雑さ… 頑張れルーン!
なんだかルーンとフェイリルペアは私の中でハマらないんだよなぁ。 前の巻が夢中で読んだせいか、この巻は時につまりながら読んだ気が。
真に受肉したバードが、人工知能たるフィーリに優ったという事実は、いまのご時世的に、ひとごとではない感慨があった。AIは人間を遥かに凌ぐけれど、『体験』だけはわたしたちの特権で、強みなんだなあ。
シリーズ8作目。 多分、完結編なんだけど「これで終わり?!」という呆気なさがあった。これだけ続いてきたので、終わり方はもっと色々期待してしまっていた。アデイルやユーシスなどは本作では出てこないし…何となく置き去りにされた感。 取り敢えずルーンの出自は明らかになったはず。ティガと引き合わせてみたい。
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