荻原規子のレビュー一覧

  • 西の善き魔女 全8冊合本版

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい、と、思う

    恋とは、権力争い、とは、そして知恵を持つ人間が人間の都合で動物を絶滅させるのを防ぐための手法の一つが壮大に描かれています。
    けれど、行き着くところはハッピーエンドの恋愛物語で、ほっこりとした物語です。
    また、ある意味、現実の女性の世界観を知ったような気分になりました (^〜^;;
    逆にいうと男性の本質を見事に描いているような…

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    2017年11月08日
  • これは王国のかぎ

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    面白かったです。
    何より、主人公が主人公でないってのが凄い!そして、感情描写がなんか好き。なんだろう、上手い表現の語彙が思いつかなくて、悔しんですが。

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    2017年11月05日
  • エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ

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    エチュード春一番のシリーズ2作目。
    女子大生が一人暮らす家に、小犬の姿で神様が現れ‥?

    美綾は「モノクロ」と名付けたパピヨンと一緒に、祖母の家に帰省します。
    実は八百万の神の一神だというモノクロだが、ふだんは可愛らしい白黒の小犬の姿。
    従弟の家庭教師をしている神官の娘・弓月は、きりっとした女性。
    美綾たちに、夜の神社を案内するから見に来るように誘います。
    そこで美綾たちが見たものは?

    神社は、神気がある所に人間が勝手に建てたもの、とはモノクロの弁。人間とは桁違いの感覚で物事を捉えている神は、人間のことなどあまり気にしていないのだそう‥?
    神にも色々なタイプがいるってことらしいですが(笑)

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    2017年11月07日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    シリーズ5巻も面白かったです。遂に始まった学園祭がこんなことになるなんて。覚醒した泉水子の力に圧倒されます。普通になりたい、と願っていたのに、全然普通じゃないよ…世界遺産だよ…。泉水子と深行の仲が深まって、それはよかったです。深行の台詞にキュンとしました。犬の高柳には笑いました。可愛い…もう、高柳はずっと犬でいいです。次の巻が最終巻だということですが、ここで大きく進んだ物語がどういう終わりを迎えるのか楽しみです。

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    2017年10月29日
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

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    正真正銘の箱入り娘だった和泉子が
    高校の寮生活を始める。
    世間というものをいろいろと知るように
    なっていくのだけど、
    それには普通でない世間もふくまれていた!
    宗田兄弟との関わりはナイスですね。
    古から続く古代宗教との関わりも面白い。
    少女の成長物語はまさしくファンタジー♪

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    2017年10月20日
  • RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた

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    夏休みは初めて故郷とは違う場所で
    過ごすことになった和泉子。
    そこ戸隠では、宗田兄弟の関わる
    信仰に息づく人々との出会いがあったが、他に・・・。
    真澄の秘密が明かされるのだけど、
    姫神様強しっ!
    初登場の紫子さんも強し!
    他にも・・・女性陣の強さを実感!!
    和泉子もだんだんと強くなってきますなぁ。

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    2017年10月20日
  • RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女

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    不思議てんこ盛り♪
    宗田兄弟、高柳、八王子城跡の過去、
    そして姫神。ひいては和泉子自身の不思議。
    驚きの連続の展開でしたが、
    中でも姫神が語る自身の過去は壮絶。
    ならば和泉子の未来は・・・。
    1巻の姿からは想像できないほど
    自己主張できるようになった和泉子の
    成長ぶりが良いね。

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    2017年10月20日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    少年少女の成長が瑞々しく、ぐいぐい読めた。
    恋と断定する前のやわらかな心の振動を描くのが上手い作家さんだけに、進展の遅ささえ楽しむことができる。
    アニメ版だとかなり詰め込み過ぎでよく分からなかった部分にも合点がいって、ようやくスッキリ。
    ただ、「二人の奮闘ははじまったばかり」エンドだったので、続きが気になる。
    でも、たぶん一番面白いのは心を通わすまでの過程だという気もしているので、続編があってほしいような、なくて良いような、複雑な気分だ。

    主人公のとりまく環境の変化は、「西の善き魔女」と似通ったものを感じた。
    自覚ないままに、特別な出自を持つ主人公が運命に翻弄され、望まぬ闘争に巻き込まれてゆ

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    2018年06月09日
  • 源氏物語 宇治の結び 下

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    根本的な考え方が違っているのだから仕方が無いとはいえ、とにかく全員、女々しい。ナヨナヨ、ジメジメしてる。
    なぜそんなにもウジウジとしているのかと、読み進めるのがしんどくなる。
    まあ、そういう社会であり、そういう世界だということなんだけど。
    良くも悪くも、これぞ湿度が高い日本文化なのだなあ。

    あとがきの著者による解説が良かった。
    どうしてこんなに読むのがしんどかったのかが理解できた。

    源氏物語としては、とても読みやすい。まず手始めとしては、おすすめ。

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    2017年09月23日
  • 源氏物語 宇治の結び 下

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    宇治十帖、実はちゃんと読んだの初めてかも…かも。
    正直、源氏の君も頭の中将もどっちもどっちやなぁと思ってるのですが、こっちを読んでも薫も匂宮もどっちもどっちやなぁと。
    あえて選ぶなら、夕霧だな。うん。夕霧&雲居の雁がいちばん好ましいカップルだ。
    女性なら、朧月夜だな。物語的には葵の上が好きなんだけど。

    で、宇治十帖。
    んーまぁ現代の良識で読んでも意味ないしそういう話ではないけど、もうまどろっこしいわ!ってなりますな。
    はっきりしないくせにプライドの高い薫と、結局自分のことしか考えてないナルシスト匂宮。
    人の噂より自分で確かめろ、世間の評判や周囲の目を気にし過ぎ、ってもだもだ具合にあーってなる

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    2017年08月19日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    高スペックだけど満たされない源氏の君の晩年。柏木が思い詰めて死んでしまうくだりが何とも切なかった。紫の上を亡くした源氏の君が1年ずっとひたすらに悲しむ様子があまりにも生々しくて、こちらまで悲しくなった。続く孫世代の話も後で読もう。しかし、イケメン(薫)の特徴に「いい匂いがする」を持ってくる紫式部の研ぎ澄まされたフェチズム…

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    2017年08月18日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    主に源氏の君の子供(冷泉帝・夕霧・明石の姫)に関わる源氏の君の話。 ひたすら源氏の君賛美の内容にうーんとなったんだけど、当時はこれがウケたのだろう。身分が高くて高スペックでイケメンで何でもできてモテモテでも、妻との会話で他所の女の人の器量をあれこれ言うような人は御免だなあ。 内容は相変わらずとても分かりやすかった。身分(昇進するたびに呼び名が変わる)で呼ばれるときも括弧書きで名前を書いてくれるのがとても助かった。

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    2017年08月18日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語の現代語訳。楽しくさくさく読める工夫が随所に仕掛けられている。特に意訳がすごくいい。まるで小説を読むように源氏物語を楽しめた。しかし、光る君って、スペックも身分も高くてイケメンでモテモテ、って、本当にファンタジーだ。

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    2017年08月18日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    女三の宮と柏木のストーリーを中心に、女楽、明石の女御が出自を知る場面など。話の主人公が光君の次世代に移るとともに自然に光の老いや出家が話題にのぼるところなど、当時の傾向がよくわかるストーリーラインでもあって読み応えある部分。やはり一貫してひっかかりを感じるのは和歌の部分の取り扱いやねぇ、確かに和歌がよめないと源氏にはとっつきにくいかもしれないが、妙に訳したものだけを載せてしまうとこれまたリストリクトされすぎてちょっと誘導的に感じるが、でもだらだらと説明を重ねすぎても無粋だし、難しいねぇ。

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    2017年06月13日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    須磨明石から光源氏が帰還。六条御息所の娘(斎宮女御or梅壺女御、のちの秋好中宮)が入内、絵の御前試合。明石の娘が上京、紫の上の幼女となり入内するまで。明石女御の入内の用意など。夕霧の生活と雲居の雁との結婚話。女三の宮の輿入れ。本当に上手くいいところを抜粋している。個人的には飛ばされてしまった好きな箇所などもあったりして、それもまた面白い。

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    2017年06月01日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    中高生向きの源氏物語の現代語訳。グランドホテル型でスピンオフの多い源氏物語の中からメインの女性たちにフォーカスして骨格だけでうまくまとめてあるので、源氏初心者にも良いかとおもうが、ただ、和歌もあっさりとした訳しかのせていないので興が削がれる。テンポを重要視したからなのかもしれないが、せめて和歌だけは原文と訳を合わせておいてほしかった(私比)。
    一巻は若紫と出会い、藤壺の女御との逢瀬、桐壺帝崩御、朧月夜との密会と無位無冠で須磨に流れ、さらに明石へ。源氏物語の良いところというと、出て来る人物が美形すぎるということ、特に源氏の君の美形っぷりは人外といえるほどなので、そこらへんをかなりきっちりと表現し

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    2017年06月01日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    中の品の方々をさっくりとなくすことで、より紫の上と源氏の愛について理解しやすかったように思う。
    平安時代の貴族の女性は男性の後ろ盾や、自身の身分によって立場が変わってしまうこと。子供がいるいないでも立場が変わる。
    紫の上は源氏の愛という信頼によって、成り立っていたのに。三ノ宮という正妻を迎えられてしまった。ひどい裏切りだし、出家して俗世間から離れたい気持ちもわかる。
    源氏って、なまじマメな男っていうのがもう非難しきれないところですな。愛がなくとも情さえあれば見捨てないからなぁ

    紫の上は源氏の腕の中から逃れられなかったけど、宇治十帖の浮舟は自ら出家して独り立ちしてしまった。という対比のお話にな

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    2017年05月17日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    中の品の方々をさっくりと省き、本流に目を向けた源氏物語2巻目。

    きました。女三の宮。源氏の君の許せないことたった一つ。女三の宮と結婚したっつーことですよ。
    紫の上は正式にお披露目して結婚したわけじゃないから、いわゆる側室的なポジションのまま1番に愛される人だった。正妻の座は葵の上が亡くなってから空席だったはずだったのに。
    ここで、位の高い女性を迎えるというね。

    紫の上にとったら裏切り以外の何物でもないという仕打ち。許せないですね!

    でもこれが、平安時代の諸々を表しているようで面白いところですね。子供がいる明石の君は安泰とかね

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    2017年03月11日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    「あさきゆめみし」を読んでから色んな方が源氏物語を書かれるのを読むのが好きで、今回は萩原さんの源氏物語をば。
    中の品の方々をさっくりと省いて、源氏の本流にのみ目を向けて書かれています。
    サクサク話が進むこと!末摘花の話が好きなので省かれてしまうのは残念。

    でも、余計なのを省くことで、いかに源氏が懐のでかい男だったか…(いや狭いのか?)浮き彫りになり、わかりやすいです。
    枕草子、蜻蛉日記を読んでから読むと源氏がいかに女の理想が詰め込まれた男性か!その当時のね。
    関係を持った女性を忘れず細々と気を回すとか当時の男性の何人ができたことなのでしょうな…

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    2017年03月11日
  • エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード

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    荻原規子の新シリーズ。
    女子大生の家に迷い込んだ小犬は、八百万の神と名乗り‥?!
    もう2作目も出ています。

    渡会美綾は大学生になったばかり。
    家族は父の海外赴任に同行したため、いきなり独り暮らしに。
    家に迷い込んだパピヨンをとりあえず世話していたら、ある日とつぜん言葉を喋り始め、「八百万の神」と名乗る。
    犬に宿っているので、犬として過ごしていることもあるのだが‥
    愛くるしい見た目と違って話すとやたら偉そうだが、人間になりたいという気持ちがあって、人間のことを知りたがり、時には鋭い発言も。

    大学1年生の経験する事はリアルでわかりやすく、実体験も入っているのかという感覚がありました。
    (あまり

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    2017年01月20日