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Posted by ブクログ
前作よりも更にノベルス的、と言えると思います。
良く言えば読みやすく、悪く言えば俗っぽいとも。
本作はとにかくタイトル通りの内容ですね。主人公が女学校に編入することになるのですが、若い読者の思う「女学校ならあんなことこんなこと」が全て叶えられていると言っても過言ではありませんね。痒いところに手が届く、言ってしまえばベタな展開が待ち受けているのですが。
そんなベタな展開にゾクゾクとしてしまう私もばっちり俗物ですね。
桃、百合、薔薇、一応全て網羅していると言えなくもないです。
内容としてはそんなわけで意外とベタなのですが、それでもやはり荻原先生の手にかかればドキドキわくわくファンタジーなのです。そこが凄い。
他作品のような重厚感は無いにせよ、充分読み物として楽しめると思います。
やはり何よりも一作目に引き続き登場人物たちが魅力的ですね。主人公は勿論、敵役とも呼べる対立者までもが憎みきれないみずみずしさを放っているのです。
そして相変わらず女が強い!
爽快ですね。
白と黒とでははっきり区別できない問題が山とあってそこが良いところかと。
筆者にとっては初の学園ものだったそうで、筆者自身が楽しんで書いているのが伝わってくる作品でもあります。
私の中では親世代と子世代を比較して、その関係の類似性にニヤニヤ笑いが。こう言うちょっとした対比と言いますか、遊び心と言いますか、運命を思わせる描写、私は好きです。
一作目にも増してフランクで笑いどころ、ときめきどころ満載です。
Posted by ブクログ
本屋で買うとき、表紙を出しても裏表紙を出しても恥ずかしい…でもどっちも好きな絵。
キャラがみんないとおしすぎる。筆がノリにノってて、とても楽しかった。
ルーンが、ルーンが、ルーンが…、という巻。
そして、あのお姉さまが…、アデイルの性癖(?)が…、ユーシスの王子様っぷりが…、といろいろ盛りだくさんだった。
何よりも印象に残ったのは、ヴィンセントとフィリエルが「鏡の間」で語る場面。
外交って、そういうこと…(汗)というのももちろんそうだけど、
「自覚しなければ魅力は生まれず、武器にすることもできないのだ」
自分の魅力、女の力をそういう風にとらえたことがなかったから、電撃が走ったみたいだった。
女であること、男であること、男から見た女である自分、女から見た自分、女としての自分から見た自分、などなど…いろいろ考えさせられた。思春期だった(笑)
Posted by ブクログ
さて、西の善き魔女二巻でございます。
要約すると、男の娘で百合薔薇咲き乱れる秘密の花園、と言ったところでしょうか。
何といっても登場人物がいい。
一巻はどっちかというとアデイルとユーシスの紹介で、今回は対照的にルーンとレアンドラの活躍回といった感じでしょうか。
ヴィンセントにしてもイグレインにしても少女というには美しすぎて、自分が何者であるか、何を為さねばならぬかをしっかりと自覚しています。最近のかっこいい女の子というのはどうも男の子の劣化コピーみたいで、見ていて少し痛々しかったりもするのですが、彼女たちは違います。決して殿方からお株を奪ったりはしない。でも守られているだけでは決してない。あくまで女のまま、女の仕事をするのです。そこがたまらなくかっこよくて魅力的なんですよねw
そして女の子がかっこいいとどうしても相対的に野郎は残念になってしまうものですが(笑)、ルーンもすごくかっこよかったですね。まあどう考えてもむっつりなんとやらですけれども(ぁ
なんやかんやフィリエルが大好きですし、そのためなら女装することもいとわない献身ぶり。積極的ではないけれど、時々押し倒しちゃうwんでもって美形の天才児。いやはやどすごいイケメソで、今後の活躍がますます期待されますね。
鈍感姫フィリエルも素敵でしたね。彼女は自分を知ってこれからもっと美しくなっていくのだろうと思います。伯爵のトーラスへ送り込むという目的は見事成功してしまったわけですwwwでもそろそろルーンのことも男の子だと気付いてあげて(ぁ
そんなこんなで三巻からの宮廷編もすごく楽しみです。みんな一緒に乗り込むだなんて波乱の予感しかしませんね!
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