荻原規子のレビュー一覧

  • 樹上のゆりかご
    最近は、中高生が主人公の本を読んでも「面白かったけど、中学生のときに読みたかったな〜」という感想で終わることが多いのですが、これは!この本は!ただ素直に「面白かった〜!」と読み終えることができました。

    久々に、読んでいる間(この1週間くらい)は、ずっと本の世界が右肩の上に乗っているような感じで、高...続きを読む
  • 樹上のゆりかご
    ずっと心に残っている本。初めて読んだ中学生のとき、ここに描かれている高校の雰囲気がまぶしかった。そして、近衛有理さんの考え方・言動、ひろみとの会話の内容がとても新鮮で、刺激的だった。今でも少し憧れている。
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと
    やっぱり面白かった。相楽くんと泉水子の恋が実って良かった。最後だからか、スピード感があって読みやすかった。シリーズ終わるのがさみしい…スピンオフ?みたいなのも今読んでいるので、早く読み終わりたい。
  • RDG レッドデータガール 全6冊合本版

    少女の力…✨

    萩原先生といえば水色勾玉ですが、本作はもっと規模が大きくて、ファンタジー要素もストーリーの重さも十分!!すごく読みごたえがありました✨

    少女の純粋な力っていうのはやっぱり凄いなぁ…
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
    最終巻を読み終えた時、凄く続きが気になって仕方がなかったので、泉水子と深行の恋愛模様の続きが読めて良かった。
  • デビュー30周年をむかえて ~荻原規子 講演録~

    興味深いお話でした

    中学生の頃から、荻原先生のファンでした。白鳥異伝をはじめて読んで、とても感動したのを、今でも覚えています。ファンタジーといえば、海外文学ばかりに目を向けていましたが、確かに、日本の古文にしかない味わい深さなど、知らずにいるのはもったいないですね。これからも、作品楽しみにしています☺️
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴

    おもしろい!

    最近になって、アニメを見返したんですが、
    続きが気になり一気に小説を買いました。
    この巻が最終巻ですが、とても面白かったです。
    この前の巻で少しもやっとした終わり方をしていたが、
    これを読むとスッキリします!!
    アニメ見てた人は是非見てほしい小説だなと思います。
  • 空色勾玉

    感動しました

    中学生の頃この本が好きで、電子版で見かけ、久々に読み返しました。ヒロインと彼とのやり取りに、当時ドキドキしながら読んだことを思いだし、大人になってからも、大好きな作家さんです。日本神話にちなんだファンタジーは少なく、そういった意味でも、貴重な本だと思います。
  • 空色勾玉
    わたしの原点。

    この古代ファンタジーシリーズのおかげで
    大学でも伝承文学専攻しました。

    光に憧れる闇の巫女。
    古事記日本書紀を勉強したあとに再読すると
    やっぱりさらに面白い。
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと
    泣きたいくらい夢中になって読んだ。

    それぞれが、それぞれの道を歩みだしたんだなって。
    悩みながらも次に進んでいく様子が
    徐々に描かれていくのが本当にすてきだった。
    恋になる前の柔らかい細かい気持ちを、
    どうしてこんなに繊細に表現できるんだろう。

    宗田兄弟が最後まで清々しいくらいのいい子たちで、
    ...続きを読む
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
    表紙が真響ちゃん!
    外伝まで一気に読めて本当によかった。

    今までになかった泉水子ちゃん以外の視点で
    世界もまたかわってみえる。
    あんなに人生を主人公で生きてきた真響ちゃんが
    きょうだい以外を守る決意をさせるその過程。
    気持ちの小さな動きが描かれているのがお見事。

    本編では本当にじれったくみえてい...続きを読む
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日
    「来いって言えよ。行くから。」
    「俺が必要だっていえよ。」

    悲鳴あげるわこんなん
    かっこよすぎて涙出る。
    あんなに可愛くなかった深行が、
    思わず気持ちを漏らすところまで、
    じわじわと、ちょっとずつ違和感なく語られていくのが
    本当に本当にお見事。

    姫神として覚醒する泉水子ちゃん、
    自分の気持ちを自...続きを読む
  • RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧
    1巻は壮大なプロローグな感じで、
    正直あまり引き込まれなかったのに、
    1巻のラストから2巻までで完全に心を掴まれた。

    うじうじしている泉水子が好きじゃなかったのに、
    卑屈で嫌な奴な深行が好きじゃなかったのに、
    変わっていこうとする泉水子も
    もがいて成長していく深行も好きになってしまった。

    これは...続きを読む
  • 西の善き魔女8 真昼の星迷走
    とうとう最後の巻。やっぱりこの二人の話で終わるのねって表紙を見て思ったのだけれど、ことはそんなに簡単ではなくって、二人でほのぼのと終わるわけもなく、女王候補とその配偶者としての資質を確かめられることになる。ってことは、ディー博士もこんな風な試練を受けて、同じような知識を得ていたのかしら。でも、女王候...続きを読む
  • 西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥
    フィリエル達が南に行っている間に、東に旅立ったアデイルが主人公の巻。フィリエルも魅力的だけど、アデイルはもっと好き。冷静に立ち回る印象があったのだけれど、意外に衝動的に動くし、大人びているところと、幼い部分が同居していて、可愛いくって、ヴィンセントとのコンビでの会話が楽しい。星女神をめぐる神話につい...続きを読む
  • 西の善き魔女6 金の糸紡げば
    番外編で、フィリエルの子ども時代。ルーンがセラフィールドにやってきた頃の話。本編を読んで、それぞれの登場人物の背景を知ってしまっているので、ついつい、気にしてしまうけれど、それも計算の上で、シリーズのこの位置で書いているのだと思う。フィリエルって、芯が強いけどおとなしい印象があったんだけど、ちょっと...続きを読む
  • 西の善き魔女5 闇の左手
    何をどう書いたらネタバレにならないか困るくらいの展開。物語をここで終わらせてもいいんじゃないの?って言うくらい色んなことがあって、この世界の成り立ちや女王の役割についても新事実が判明して、さらに3巻残っている。何が起きてもおかしくない状況。ところで、どうして「闇の左手」なんだろう。
  • 西の善き魔女3 薔薇の名前
    いよいよ陰謀渦巻く王宮へ。にも関わらずフィリエルのマイペースは変わらない。この後、物語がどちらに進むのか、目が離せない。おまけの短編は、ユーシス達が学生時代の話。仮装舞踏会で作者が目一杯遊んでいるのが楽しかった。
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
    本編で深行と泉水子の恋の進展に身悶えした人は絶対読むべき!!
    短編の深行視点で進む話はもーー身悶えもの。
    あんなポヤポヤした泉水子ちゃんを見てたら色んな意味で深行は心配にもなるしいじめたくもなる…
    氷の靴ガラスの靴と言う中編は真響視点だけど完全に公式続編だろ!
    と、思わずにはいられない。
    本編でも思...続きを読む
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴
    久しぶりのRDG。深行目線と真響目線のお話たち。いつもの泉水子も健在で彼らの世界にすんなりと入れた。同じ教室で話してるような聞いてるだけのような、それが楽しい。