あらすじ
世界遺産に認定された熊野古道、玉倉山にある玉倉神社。そこに住む泉水子は中学三年まで、麓の中学と家の往復だけの生活を送ってきた。しかし、高校進学を機に思いも寄らない事実を突きつけられる。一族にまつわる大きな秘密、姫神と呼ばれる謎の存在とは……?
現代ファンタジーの最高傑作、大人気RDGシリーズ全6巻が合本版になって登場!
感情タグBEST3
一気読み
「青空勾玉」が面白かったので、以前書店で表紙を見て気になっていたこの本が、同じ作者さんと知って迷わす購入しました。6冊合体本読みきれるかと思いましたが、一気読みでした。重い内容なのに読後が爽やかで、このあとに続くであろう主人公たちの物語を想像するのが楽しい作品でした。
中学生の頃にアニメを見て高校生の頃に図書館で原作を読み、ストーリーの展開に感動した事を今でも覚えてます。最近になってアニメを見返して原作をもう1度読み返したくなり、購入しました。
お互いが成長していき、関係性がだんだんと変化していくので読んでてとても楽しかったです。
決して最初から完璧ではない少年少女達の成長する様子は、大人が読んでも、いや大人だからこそ琴線に触れてくる気がする。ファンタジーの設定も壮大で最後まで飽きさせない。
少女の力…✨
萩原先生といえば水色勾玉ですが、本作はもっと規模が大きくて、ファンタジー要素もストーリーの重さも十分!!すごく読みごたえがありました✨
少女の純粋な力っていうのはやっぱり凄いなぁ…
いつの時代も愛は地球を救う
一言で言えば山伏と陰陽師と忍者の霊能学園バトル。
漫画の原作になりそうだな、と思ったらなってるんですね。
山伏やら陰陽師やら戸隠やらが出て来て、表に裏に駆け引きを重ねていくのが基本基軸になってますが、そこに日本のそういった密教の歴史が豆知識のように出てくるのが面白いですね。
ストーリーり尻上がりに盛り上がっていきます。優柔不断な主人公にイライラさせられる部分はあるものの、周りの仲間と共に少しずつ成長していくのを見るのも面白いものです。そして最後は大体途中から読めてくるとは思いますが、愛は地球を救うものなんですかね。やっぱり。