荻原規子のレビュー一覧

  • 西の善き魔女2 秘密の花園

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    最高でした。
    アタシャ聞いてないよ…?!?!一冊で薔薇も百合もサスペンスもロマンスも手に汗握る剣技も楽しめるなんて??!?!しかも学園もの??、?!!?、?!!狂う。あの。最高すぎませんか…?夢…???

    陰謀渦巻くなんでもござれな全寮制女子校…!こりゃすげーわと始まった第二巻、早速フィリエルに忍び寄る黒い影!危ないっ!ムキっ(柵にしがみつく)(つよい)そしてまさかのお馴染み3人がここでも大暴れ!家族にストーリー説明しててなにそれなろう系?と言われる始末。全乗っけすぎるけど、多分児童文学だよ、と返しました。多分…。

    あのわたくしにも言わせてください、ルーン、本当ずるい…大好き…。
    もうあの、

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    2024年11月02日
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森

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    竜退治に行くユーシスを助けるため、ルーンを探し出すためフィリエルの冒険が始まる。
    ひょんなことから女王陛下と会ったことを皮切りに物語が少しずつ動き出す。
    フィリエルにユニコーンついてきたことが今後どう物語を変えていくのか。
    やっとルーンと会え告白しても振られっぱなしなフィリエルを見て胸が痛む。
    ルーンもフィリエルを想っての事だとはわかってるんだけどどうしても辛く思える。
    でもフィリエルが壁の向こうへ消えた時のルーンの取り乱しようやフィリエルが帰ってきた時に伝えた言葉で救われた。
    ヘルメス党へいく事になったけどどう話が展開していくのかな。
    嬉しい恋の行方と少しの不穏を残して次巻へ進む

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    2024年01月04日
  • 西の善き魔女7 銀の鳥 プラチナの鳥

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    アデイルとヴィンセントの回。

    ルーンの出自の謎がちょっとだけわかる。
    いつかティガと出会って欲しいけど、全然違う2人すぎてどうなるのかな。

    ティガにぐらぐらきそうだけど、ユーシス一筋なアデイルもよかった。わたしならティガがいいです。
    星を見上げるアデイルの画があまりに詩的でたまらない。ありがとう……

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    2024年01月01日
  • 西の善き魔女5 闇の左手

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    一応ここで大円団…ということらしい。
    残りの3冊は外伝の立ち位置ということ?このまま読みます!

    RDGもけっこうバタバタと終わった気がするけど、これもけっこうバタバタと畳み掛けるラストで最高だった。ダイアナウィンジョーンズのような。

    ユーシスがあのタイミングで思い出したのがあの子のことだったとか、ルーンの参謀としての活躍とか、そしてそして王女争いの結末含めて、最高のオチだったと思う。
    ただちょっと、博士…博士のところだけはもうちょっとください

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    2023年12月31日
  • 西の善き魔女4 世界のかなたの森

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    女王の座を奪い合う優雅な攻防戦から一転、竜退治に赴く回。

    何度もルーンに振られるフィリエルがあまりに切なかったけど、世界の果ての壁に消えてしまった後のルーンの取り乱し方で溜飲を下げた。

    竜が現れることに一定の法則があり、その先に異端の研究がある。人間の強みは、道具を支えること。
    ルーンと生きることを選んだフィリエルだけれど、私はやっぱりアデイルもユーシスも、イグレインのことも心配。

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    2023年12月30日
  • 西の善き魔女2 秘密の花園

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    今度は女学校へ入学!
    フィリエルはどこに行ってもフェリエルのままだなぁと思う。
    もちろんいい意味で。
    そしてルーンとの関係が進展…したのかな?
    フィリエルの方が無自覚だから恐ろしい。

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    2023年12月27日
  • 西の善き魔女2 秘密の花園

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    女学校編。

    ルーンとフィリエル、
    ルーンとユーシス、
    アデイルとレアンドラ。
    そしてマリエ。
    いろんな人間関係がちょっとずつ進展する2巻。
    フィリエルの底力がみえてよかった。

    兄妹のように育った2人の関係が、いつのまにか恋愛感情になっているパターンは荻原規子さんあるある(?)だけど、今回は割とはやめに核心をついてくれて、めちゃ嬉しい。そういや、自分の魅力に無頓着な主人公も、荻原規子さんあるあるだわ。笑

    ユーシスが白馬で連れ去るあのシーン、ニヤニヤが止まらなかった。BLブーム時代のラノベなのかな。久々のこのノリ、たまりませんね…

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    2023年12月22日
  • 西の善き魔女1 セラフィールドの少女

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    最高!!!!!!!
    萩原規子作品の長編、スロースタートなイメージだったけど、これは一作目から飛ばしまくり。
    ファンタジーはこうでなくちゃ。年末の楽しみができた。


    田舎で育った孤独な少女が、自らの出自の謎と、異端の研究の謎、守りたい幼なじみの謎を紐解きながらも運命を切りひらいていく物語。

    フィリエルもルーンも、アデイルもおばさんも、登場人物まるっと全員愛おしくなるところが、荻原作品のすごいところ。最高!続きが楽しみ!!

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    2023年12月20日
  • グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~

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    荻原さんの勾玉三部作にはまって以来、彼女のおすすめを道しるべに児童文学ファンタジーを読みあさってきました。

    ほぼ外れなく面白く読めました。豊かな読書体験をされてきたんだなぁと羨ましく思います。

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    2023年10月28日
  • 西の善き魔女1 セラフィールドの少女

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    小学校中学年から高学年の時に読んだ思い出。
    一巻だけで読みやめてしまったかと思ったが
    全巻読むとしっかりと記憶がよみがえってきた。

    フィリエルとルーンの
    他人→家族→親友→大切な人
    と変わっていく関係性が素敵で
    最後にはお対いなくではだめな存在にまで
    なっているのが胸が苦しくなるほどキュンとした。

    最高な世界観のファンタジーだし、
    何より文章が本当に読みやすい。

    あとは、私が外国の田舎の暮らしや
    食事などの描写が大好きなので
    その描写がたくさんあって読んでいて本当に楽しかった。

    恋愛、政治、闘い、学園生活、魔法
    ファンタジーが好きな人なら
    きっとこれは刺さると思う。

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    2023年12月30日
  • RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴

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    6巻のその後のお話がよめてよかった。わたし、真澄くんもめちゃくちゃ好きなので、深行くんと真澄くんを堪能できてしあわせだったー…!!!秀才の深行くんと、無邪気な真澄くん。タイプが違うけどどっちもめちゃくちゃ魅力的で…私得だった。

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    2023年08月03日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    みみみみみみ深行くん…!!!!!深行くん.………………!!!!!!!!!!!!ア、深行くん………………………………!!!!!!!!!!!!アアア…

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    2023年08月02日
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]

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    蝦夷の文化に興味がわきます!

    とても面白かった!最初はなぜわざわざ過去に戻るのか?とも思いましたが、読んでいるうちに話が面白くて熱中してしまいました。
    なぜ過去に戻らなければならなかったのかも最後明かされてスッキリします。ユカラがとても切ない・・・。
    そして、モノクロ(黒田)に恋してしまったと思われる美綾。今後、このシリーズはどのように展開していくのか楽しみです。
    続刊、ぜひ出て欲しいです!

    #感動する #切ない

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    2023年08月01日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    光源氏も中年にさしかかり、その変わらぬ色好みぶりに読んでいていっそ感心してしまいます。
    一巻目の藤壺のくだりははらはらしすぎてちょっと胃もたれする感があったけど、二巻になるともう少し気楽に読める不思議。一巻より面白くなっています。
    光源氏の、朝顔の姫宮へのしつこさも、すごい、と脱帽するばかり。
    姫宮は六条御息所の娘です。
    正妻(葵上)を死に追いやった生き霊の女(六条御息所)の娘にここまで入れ上げるというのが、いい女の前ではこまけえこたあ気にすんな、の精神なんだろうか。
    終盤は、いよいよ「若菜」を途中まで見せて終わります。源氏物語は「若菜」まで読むのが真髄、とよく言われていることは知っていたので

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    2023年07月31日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    来年の大河ドラマ「光る君へ」を恙無く迎え撃ちたい。ようやく重い腰を上げて、とにかく現代語訳を読み通そうと手に取りました。
    光源氏の、困難な色恋が絡むと自分をもどんどん困難に追い込んでしまう様が見ていてしんどい。そしてちょっとだけ笑える。
    でもこの時代の女の人たちは大変だな……。こんなクズでも光源氏は類稀な男でもあることはまあわかるだけに。
    光源氏の色好みぶりって10代の頃から読んでいて腹立たしくてならなかったけど、アラフォー間近にして改めて読んでみると、藤壺がまじ大変そうで気の毒でならない。

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    2023年07月31日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    真澄くんと深行くんが好きなので、この巻後半はずっと嬉しかったしソワソワしてた…。続き読まなきゃ。面白くなってきた…。

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    2023年07月07日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語の主要な話をピックアップした現代語訳本です。
    テンポよく進むので読みやすいです。
    こんなに面白いストーリーだと思わず、外で声を出して笑ってしまいました……。

    源氏物語の和歌を楽しみたい人は物足りないかもしれません(現代語訳がさらっと乗っているだけ)が、それもストーリーをさくさく読むための工夫なので、私のようにとりあえず読みたい人には有難いです。

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    2023年05月09日
  • RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと

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    読み終わってしまって寂しさと幸福の間で彷徨っています。

    荻原さんが後書きにも書いてあった通り、深行と泉水子にとってはスタートラインに立ったばっかりで、
    一読者である私としてはこれからも2人の人生をずっと観ていたいと思ってしまいます。

    この作品はある1人の内気な少女と性格に難ありな少年の成長ストーリーでもあり、
    壮大なラブストーリーでもあると思います。

    作中にもあった通り、これからどのような道でも選んでいける2人を、私は自分の中で想像しながらあわよくばその先が読める事を期待しながら待ちたいと思います。

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    2023年05月07日
  • RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日

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    学園祭当日編。

    この巻の見どころはやっぱり深行が泉水子を助けに行って、おれを必要だと言えというところ!
    そして泉水子もその場で返事しないあたり奥ゆかしさとむず痒さがあってよかった!

    次で最終巻、世界遺産候補に選ばれた泉水子がどうするのか…
    後一貫で片付けるのは大変だと思うし、一回読んだはずなのに覚えていないから早速今から読もうと思う。

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    2023年05月07日
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

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    中学生くらいの時に読んだ以来、久しぶりに目に留まって手に取りました。

    一巻はまだ山から出ず臆病な女の子が自分の不思議に気づき始める話であるけれど、
    この先のワクワクするような物語を思い出すとページを捲る手が止まりませんでした。

    和風ファンタジーで1番好きな作品です。

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    2023年05月07日