荻原規子のレビュー一覧
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ネタバレ最高でした。
アタシャ聞いてないよ…?!?!一冊で薔薇も百合もサスペンスもロマンスも手に汗握る剣技も楽しめるなんて??!?!しかも学園もの??、?!!?、?!!狂う。あの。最高すぎませんか…?夢…???
陰謀渦巻くなんでもござれな全寮制女子校…!こりゃすげーわと始まった第二巻、早速フィリエルに忍び寄る黒い影!危ないっ!ムキっ(柵にしがみつく)(つよい)そしてまさかのお馴染み3人がここでも大暴れ!家族にストーリー説明しててなにそれなろう系?と言われる始末。全乗っけすぎるけど、多分児童文学だよ、と返しました。多分…。
あのわたくしにも言わせてください、ルーン、本当ずるい…大好き…。
もうあの、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ竜退治に行くユーシスを助けるため、ルーンを探し出すためフィリエルの冒険が始まる。
ひょんなことから女王陛下と会ったことを皮切りに物語が少しずつ動き出す。
フィリエルにユニコーンついてきたことが今後どう物語を変えていくのか。
やっとルーンと会え告白しても振られっぱなしなフィリエルを見て胸が痛む。
ルーンもフィリエルを想っての事だとはわかってるんだけどどうしても辛く思える。
でもフィリエルが壁の向こうへ消えた時のルーンの取り乱しようやフィリエルが帰ってきた時に伝えた言葉で救われた。
ヘルメス党へいく事になったけどどう話が展開していくのかな。
嬉しい恋の行方と少しの不穏を残して次巻へ進む -
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Posted by ブクログ
ネタバレ女学校編。
ルーンとフィリエル、
ルーンとユーシス、
アデイルとレアンドラ。
そしてマリエ。
いろんな人間関係がちょっとずつ進展する2巻。
フィリエルの底力がみえてよかった。
兄妹のように育った2人の関係が、いつのまにか恋愛感情になっているパターンは荻原規子さんあるある(?)だけど、今回は割とはやめに核心をついてくれて、めちゃ嬉しい。そういや、自分の魅力に無頓着な主人公も、荻原規子さんあるあるだわ。笑
ユーシスが白馬で連れ去るあのシーン、ニヤニヤが止まらなかった。BLブーム時代のラノベなのかな。久々のこのノリ、たまりませんね… -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学校中学年から高学年の時に読んだ思い出。
一巻だけで読みやめてしまったかと思ったが
全巻読むとしっかりと記憶がよみがえってきた。
フィリエルとルーンの
他人→家族→親友→大切な人
と変わっていく関係性が素敵で
最後にはお対いなくではだめな存在にまで
なっているのが胸が苦しくなるほどキュンとした。
最高な世界観のファンタジーだし、
何より文章が本当に読みやすい。
あとは、私が外国の田舎の暮らしや
食事などの描写が大好きなので
その描写がたくさんあって読んでいて本当に楽しかった。
恋愛、政治、闘い、学園生活、魔法
ファンタジーが好きな人なら
きっとこれは刺さると思う。 -
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Posted by ブクログ
光源氏も中年にさしかかり、その変わらぬ色好みぶりに読んでいていっそ感心してしまいます。
一巻目の藤壺のくだりははらはらしすぎてちょっと胃もたれする感があったけど、二巻になるともう少し気楽に読める不思議。一巻より面白くなっています。
光源氏の、朝顔の姫宮へのしつこさも、すごい、と脱帽するばかり。
姫宮は六条御息所の娘です。
正妻(葵上)を死に追いやった生き霊の女(六条御息所)の娘にここまで入れ上げるというのが、いい女の前ではこまけえこたあ気にすんな、の精神なんだろうか。
終盤は、いよいよ「若菜」を途中まで見せて終わります。源氏物語は「若菜」まで読むのが真髄、とよく言われていることは知っていたので -