歌野晶午のレビュー一覧

  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    信濃譲二シリーズの中短編集。一つ一つが手軽に読めるが、短い故にアイディアが詰まっており読み終えた時の満足感が大きかった。水難の夜と有罪としての不在の二編がオススメ。
    推理後の犯人や解決に立ち会った語り手の心情描写の上手さが作者の持ち味だと感じます。

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    2013年05月24日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    鬼密室のトリックについては納得。
    ただ、前後に2作も別の話を入れてヒントにしたり、作中作のような話もあったり、なんか忙しかった。趣向を凝らしすぎ?
    作者は、『葉桜の季節に君を想うということ』の人ですね。

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    2013年05月19日
  • 新装版 動く家の殺人

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    ネタバレ

    3- 

    【完全ネタバレ感想】
    本編のほとんどは信濃譲二?の一人称で語られるのだが、『長い〜』や『白い〜』の既読者からしてみれば(先に『放浪探偵〜』も読んでいればなおのこと)、こいつは違うなという印象を早々に抱くのではないだろうか。書かれて然るべきことが書かれていないと読み手に気付かれると、作者の作為は簡単に見抜かれてしまう。途中、容易に考えつきそうな自作自演説に一切触れず、物理トリック推理合戦に突入するのも腑に落ちない。そもそも残り頁数からこれが茶番だと察せられて空しいし、何しろ事件の真相は、その真っ先に想像のつく最もありそうな結末に落ち着くのだから、拍子抜けもいいところだ。

    ミステリの創

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    2013年05月19日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    歌野晶午は、絶望ノート→すき!、葉桜→まあまあ面白い、ROMMY→断念…と段々評価が下がっていた。
    でも、これは割と良いなあ。解説がとにかく的確で、嫌度が増していく順番とか、湊かなえ以降嫌度テイストのミステリーが増えたとか共感。

    鏡殺しは悲劇だけど、別居すれば良かったのかな。わかりあうまでぶつかればよかったのかなとか色々考えてしまった。たぶんこの物語に嫁姑についてのメッセージ性なんてないんだけど。

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    2013年01月26日
  • 世界の終わり、あるいは始まり

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    (2013.1.24再読)
    う~ん、一度読んだことのある本なのに、内容をすっかり
    忘れているという私の頭は、一体どうなっているのでしょうか……。

    作者の名前にもあまり馴染みがないし、タイトルだけみても
    「恋愛ものか……? でも私、そんなもの読んだっけ…?」
    と思っていました。

    タイトルだけでは、ミステリーだとは思いもしませんでした!!

    読んでいくとだんだん、「ああ、こういう趣向か…」とわかってくるのですが、
    どの結末も芳しいものではなくて、子育てがちょっと怖くなりました。
    我が子は、雄介みたいに頭がよかったりするわけではないので、
    大丈夫だとは思うけど……。

    この作者の、「葉桜の季節に

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    2023年08月28日
  • ガラス張りの誘拐

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    全三部作の連作中編。
    しかし時系列的に一番最初の話を最後に持ってきて、最後まで読むと真相が分かるといった構成。
    ただ、そこまでの驚きはないし、ご都合主義な展開が結構あるのが気になった。
    読みやすいので一気には読める。

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    2013年01月21日
  • 新装版 動く家の殺人

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    「葉桜~」が良かったので読んでみましたが、島田荘司直系の型破りなトリックが良かった。残念ながら本作のトリックをそのまま流用したドラマ「ケイゾク」を既に見ていたので、驚きが半減していたのだが・・・その手の免疫が無い方にはお勧めです。プロローグから始まって至る所にミスリードの工夫がなされていて、楽しいです。

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    2012年10月15日
  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    本格系にしては肩ひじ張らず、気軽に読める短編集でした。
    歌野氏もこんな素直な作品を書くんですね。
    第1編の途中までは完全にわき役だと思っていた信濃譲二が、実はシリーズ化されている探偵だっととは意外でした。
    今まで読んでいなかったので、トライしてみようかな。

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    2012年08月14日
  • ブードゥー・チャイルド

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    前世で殺された記憶を持ったまま生まれ変わった少年の話。

    別作品の「密室殺人ゲーム」のように、ちょうどその頃に流行った?社会的な
    ことがうまく作品に取り入れられているお話でした。

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    2012年07月08日
  • 新装版 白い家の殺人

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    それなりというか普通というか。

    トリックの説明がくどいというか読みにくいというか。


    探偵のキャラは好き。

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    2012年07月06日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

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    ネタバレ

     今読み終えると「おお!」って話だけれど(驚いているんだよ)、でもこれが元々出版された95年だと「おおおぉぉぉ!???」となっていたんだろうか。

     いやー。私はもう最初のビックリで「え?どういうこと?」ってなってましたよ。最後まで驚かされた。

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    2012年07月02日
  • ブードゥー・チャイルド

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    うまい纏まりかた、読み進め易いけれど…
    中盤の天才少年の、推理展開の詰め込まれた感が少し残念。
    もう少しドキドキしたかった。

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    2012年06月12日
  • さらわれたい女

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    ネタバレ

    各登場人物サイドからの目線を交互読むので、途中でネタバレ感はあるけれど…テンポが良いので読み易い。
    1991に書かれているので、小道具等々古く感じるけどそれはそれで面白い。

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    2012年05月12日
  • ガラス張りの誘拐

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    ネタバレ

    こう言う作風が後々葉桜…に繋がるのかぁと思いながら読み進めた。
    プロローグとも言える第一の事件をエピローグの前に持ってくるあたりが面白い。

    ここで、オヤッ?となるので少々ネタバレ感はあるけれど…

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    2012年04月29日
  • ブードゥー・チャイルド

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    作者インタビューで「葉桜の~」に続く三部作とあり興味を持ち購入。

    青春小説?みたいな。

    あと、ミステリー小説は書かれた時に読むべきだ!と思った。

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    2012年04月22日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    ネタバレ

    初期の短編だとのこと
    ちょっとグロくて、後味が悪かったりするけど
    どの作品もさすがだな~と思う。
    歌野さんって不思議な人だぁ

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    2012年04月01日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    ネタバレ

    あまり好きではないトリックだった。
    けどあれだけ露骨に出てきてたのでなんとなく察しはついてた。
    更にもう一オチあれば満足できたかな~

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    2012年03月16日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    歌野先生は本当に、後味悪い話がうまい。解説にもあったけど、後になる 程イヤな気分になれる短編集。
    この中では「逃亡者 大河内清秀」のカラッと翻弄される感覚が好き。あと「正月十一日、鏡殺し」!歌野先生だから構えて読んでたのに、気持ち良いくらいコロッと騙された(笑)後味は悪いけど、さらりと読めて面白い作品ばかり。

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    2012年01月16日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    歌野晶午の処女短編集。新装版で出ていたので買ってみました。

    1話目を除くと、後味のあまり良くないいや~な話ばかり。とても歌野さんっぽい。

    只、全体的に読みやすい文章なので、後味の悪さはあまり感じなかった。

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    2012年01月23日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    3作品+作中作的な事件一件の4つの事件が盛り込まれた一冊。
    一作目の中に二作目、二作目の中に三作目を挟むという(更に、三作目の中に作中作の事件が挟まってる)異色の構成もビックリ。
    前二作がヒントになってるという感じだけど、それぞれの雰囲気がバラバラで面食らう。

    考えごたえのあるトリックだし、さくさく読めるテンポのよさもいい。
    ただ、探偵のキャラクターがいまいち好かなかった。歌野作品で時々あるパターン。残念。

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    2012年01月02日