歌野晶午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3-
【完全ネタバレ感想】
本編のほとんどは信濃譲二?の一人称で語られるのだが、『長い〜』や『白い〜』の既読者からしてみれば(先に『放浪探偵〜』も読んでいればなおのこと)、こいつは違うなという印象を早々に抱くのではないだろうか。書かれて然るべきことが書かれていないと読み手に気付かれると、作者の作為は簡単に見抜かれてしまう。途中、容易に考えつきそうな自作自演説に一切触れず、物理トリック推理合戦に突入するのも腑に落ちない。そもそも残り頁数からこれが茶番だと察せられて空しいし、何しろ事件の真相は、その真っ先に想像のつく最もありそうな結末に落ち着くのだから、拍子抜けもいいところだ。
ミステリの創 -
Posted by ブクログ
(2013.1.24再読)
う~ん、一度読んだことのある本なのに、内容をすっかり
忘れているという私の頭は、一体どうなっているのでしょうか……。
作者の名前にもあまり馴染みがないし、タイトルだけみても
「恋愛ものか……? でも私、そんなもの読んだっけ…?」
と思っていました。
タイトルだけでは、ミステリーだとは思いもしませんでした!!
読んでいくとだんだん、「ああ、こういう趣向か…」とわかってくるのですが、
どの結末も芳しいものではなくて、子育てがちょっと怖くなりました。
我が子は、雄介みたいに頭がよかったりするわけではないので、
大丈夫だとは思うけど……。
この作者の、「葉桜の季節に