歌野晶午のレビュー一覧

  • 新装版 動く家の殺人

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    三部作の中で一番良かったと思います。構成やプロットの切り口が良く、ミステリー作家としての力量を感じさせます。
    衝撃的な冒頭から始まり、ぐいぐい物語に引き込まれていきます。著者らしいどんでん返しもあり非常に楽しめましたが、殺人事件の真相はちょっとがっかりさせられました。

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    2013年10月04日
  • 新装版 白い家の殺人

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    舞台設定はすごく好きです。雪の別荘、怪しい家族、どんな事件が起こるかワクワクしました。
    第一の殺人は殺人状況とその現場の異常性が印象に残った程度で、第二の殺人と共に及第点といった感じです。第三の殺人は少々お粗末かなと思いました。
    全体的に『長い家の殺人』よりも手が込んでいると思いました。

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    2013年10月04日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    本格ミステリーという範疇から少しズレたミステリー。トリック自体は素直で、ミスリードの罠をあれこれ探るよりも、登場人物に添って読んでいく方が楽しめる。
    自分の限界について悩み、苦しむ姿を描いた作品は個人的に好きなので、スポーツ愛好者や何かに本気で打ち込んだ経験のある人は割と入り込める作品なのでは。

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    2013年07月13日
  • ガラス張りの誘拐

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    3つの事件の短編集。かと思いきや、3つの事件は繋がっていた。2つ目の短編のあと、なんだなんだ、と思うけど、最後には種明かしもされ、スッキリしました。

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    2013年07月11日
  • 女王様と私

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    ネタバレ

    ぶっちゃけ、だから何。と言いたくなるような。
    汚らしいものが汚らしく描かれたものをどうして楽しく読むことができるのだろうか。葉桜でもあったが、あれの原型的な叙述トリック――つーか、xxオチ。
    ありえんだろ。って言いたくなる全体的な構成。

    新しい様式に挑戦しているとか、ネットを取り入れた前衛的な作風は感心するが、今となっては古びている問題もある。
    十年前に読んでいれば評価は違うのかもしれないが、ギャル語的なものを今更読んでみても、という気しかしない。

    ただ、歌野らしい文章の上手さとか美味さはあるし、女王様の正体はそうくるか。と驚きはあるけれど、やっぱり、「アレ」は微妙だよな。としか言いようが

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    2013年06月30日
  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    信濃譲二シリーズの中短編集。一つ一つが手軽に読めるが、短い故にアイディアが詰まっており読み終えた時の満足感が大きかった。水難の夜と有罪としての不在の二編がオススメ。
    推理後の犯人や解決に立ち会った語り手の心情描写の上手さが作者の持ち味だと感じます。

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    2013年05月24日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    鬼密室のトリックについては納得。
    ただ、前後に2作も別の話を入れてヒントにしたり、作中作のような話もあったり、なんか忙しかった。趣向を凝らしすぎ?
    作者は、『葉桜の季節に君を想うということ』の人ですね。

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    2013年05月19日
  • 新装版 動く家の殺人

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    ネタバレ

    3- 

    【完全ネタバレ感想】
    本編のほとんどは信濃譲二?の一人称で語られるのだが、『長い〜』や『白い〜』の既読者からしてみれば(先に『放浪探偵〜』も読んでいればなおのこと)、こいつは違うなという印象を早々に抱くのではないだろうか。書かれて然るべきことが書かれていないと読み手に気付かれると、作者の作為は簡単に見抜かれてしまう。途中、容易に考えつきそうな自作自演説に一切触れず、物理トリック推理合戦に突入するのも腑に落ちない。そもそも残り頁数からこれが茶番だと察せられて空しいし、何しろ事件の真相は、その真っ先に想像のつく最もありそうな結末に落ち着くのだから、拍子抜けもいいところだ。

    ミステリの創

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    2013年05月19日
  • 新装版 正月十一日、鏡殺し

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    歌野晶午は、絶望ノート→すき!、葉桜→まあまあ面白い、ROMMY→断念…と段々評価が下がっていた。
    でも、これは割と良いなあ。解説がとにかく的確で、嫌度が増していく順番とか、湊かなえ以降嫌度テイストのミステリーが増えたとか共感。

    鏡殺しは悲劇だけど、別居すれば良かったのかな。わかりあうまでぶつかればよかったのかなとか色々考えてしまった。たぶんこの物語に嫁姑についてのメッセージ性なんてないんだけど。

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    2013年01月26日
  • 世界の終わり、あるいは始まり

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    (2013.1.24再読)
    う~ん、一度読んだことのある本なのに、内容をすっかり
    忘れているという私の頭は、一体どうなっているのでしょうか……。

    作者の名前にもあまり馴染みがないし、タイトルだけみても
    「恋愛ものか……? でも私、そんなもの読んだっけ…?」
    と思っていました。

    タイトルだけでは、ミステリーだとは思いもしませんでした!!

    読んでいくとだんだん、「ああ、こういう趣向か…」とわかってくるのですが、
    どの結末も芳しいものではなくて、子育てがちょっと怖くなりました。
    我が子は、雄介みたいに頭がよかったりするわけではないので、
    大丈夫だとは思うけど……。

    この作者の、「葉桜の季節に

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    2023年08月28日
  • ガラス張りの誘拐

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    全三部作の連作中編。
    しかし時系列的に一番最初の話を最後に持ってきて、最後まで読むと真相が分かるといった構成。
    ただ、そこまでの驚きはないし、ご都合主義な展開が結構あるのが気になった。
    読みやすいので一気には読める。

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    2013年01月21日
  • 新装版 動く家の殺人

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    「葉桜~」が良かったので読んでみましたが、島田荘司直系の型破りなトリックが良かった。残念ながら本作のトリックをそのまま流用したドラマ「ケイゾク」を既に見ていたので、驚きが半減していたのだが・・・その手の免疫が無い方にはお勧めです。プロローグから始まって至る所にミスリードの工夫がなされていて、楽しいです。

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    2012年10月15日
  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    本格系にしては肩ひじ張らず、気軽に読める短編集でした。
    歌野氏もこんな素直な作品を書くんですね。
    第1編の途中までは完全にわき役だと思っていた信濃譲二が、実はシリーズ化されている探偵だっととは意外でした。
    今まで読んでいなかったので、トライしてみようかな。

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    2012年08月14日
  • ブードゥー・チャイルド

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    前世で殺された記憶を持ったまま生まれ変わった少年の話。

    別作品の「密室殺人ゲーム」のように、ちょうどその頃に流行った?社会的な
    ことがうまく作品に取り入れられているお話でした。

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    2012年07月08日
  • 新装版 白い家の殺人

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    それなりというか普通というか。

    トリックの説明がくどいというか読みにくいというか。


    探偵のキャラは好き。

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    2012年07月06日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

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    ネタバレ

     今読み終えると「おお!」って話だけれど(驚いているんだよ)、でもこれが元々出版された95年だと「おおおぉぉぉ!???」となっていたんだろうか。

     いやー。私はもう最初のビックリで「え?どういうこと?」ってなってましたよ。最後まで驚かされた。

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    2012年07月02日
  • ブードゥー・チャイルド

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    うまい纏まりかた、読み進め易いけれど…
    中盤の天才少年の、推理展開の詰め込まれた感が少し残念。
    もう少しドキドキしたかった。

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    2012年06月12日
  • さらわれたい女

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    ネタバレ

    各登場人物サイドからの目線を交互読むので、途中でネタバレ感はあるけれど…テンポが良いので読み易い。
    1991に書かれているので、小道具等々古く感じるけどそれはそれで面白い。

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    2012年05月12日
  • ガラス張りの誘拐

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    ネタバレ

    こう言う作風が後々葉桜…に繋がるのかぁと思いながら読み進めた。
    プロローグとも言える第一の事件をエピローグの前に持ってくるあたりが面白い。

    ここで、オヤッ?となるので少々ネタバレ感はあるけれど…

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    2012年04月29日
  • ブードゥー・チャイルド

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    作者インタビューで「葉桜の~」に続く三部作とあり興味を持ち購入。

    青春小説?みたいな。

    あと、ミステリー小説は書かれた時に読むべきだ!と思った。

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    2012年04月22日