歌野晶午のレビュー一覧

  • 増補版 放浪探偵と七つの殺人

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    信濃譲二が探偵役の短編集。
    これ、やっぱり前に一回は読んでるな・・・
    いわゆる新本格ってやつで、どれも良くできてるなって思った。

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    2011年06月22日
  • 新装版 白い家の殺人

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    密室トリックが変化球な感じがした。
    意外な犯人ではあったけど、フェアな感じがしないのは自分だけだろうか?
    動機が最後まで明かされなかったからかな?

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    2011年06月13日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

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    読んでる最中は星2つだなと思ったが、読み終わった時にはなんとか星3つが付けれるかな、と思った。
    歌野晶午の作品が好きでなければ勧めにくいと感じた。

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    2011年06月11日
  • ガラス張りの誘拐

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    読み終わって、「さ、レビューでも書くか~」と、他の人のレビュー拾い読みしたら、「話の順番が・・・」とか「最後の話が・・・」とか書いてあって、なんとなく読み返してしまった。
    いつもそうだけどプロローグとか目次とか、中盤終わるころにはすっかり忘れてるんだよね。
    メメントには難しすぎる要求でしょう(怒)

    で、わざわざ読み返したんですが、期待してたほどの感動なし。
    やっぱり同じ本2回読むのはつらいわ~。

    話のきっかけは誘拐。しかも被害者は女子高生。事件のきっかけは、やる気無し刑事の娘が消えて脅迫状が来たから。まー普通に被害者・犯人両方を探す調査をするんですが刑事は娘の通う高校の養護教諭に事態の相談

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    2011年05月16日
  • 新装版 白い家の殺人

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    初期やからか歌野作品にしては暗さが少なめで有栖川とか赤川みたいな娯楽感
    それはそれでよかったけど今のトリックというかどんでん返し的なおもしろさを期待してたからなんかスッキリしきらんかった!

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    2011年05月03日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

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    ネタバレ

    これって初版が95年なんだね。話の肝になる部分、当時は今より風当たりが強く、なかなかカミングアウトできなかったのだろう。
    現在では、ある程度市民権も得ているし、特に芸能界では全く違和感がなくなっている。

    なので、今読むとROMMYが秘密を告白したときの衝撃は小さい。時代の流れなのでしょうがないのでしょうが。

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    2011年05月01日
  • 新装版 白い家の殺人

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    ゾロアスター教の話が始まった時は、なんの話やねん感が強かったけれど、読み進めていくうちにそれもなくなった。

    おもしろかった!

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    2011年06月28日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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    ネタバレ

    「こうへいくんとナノレンジャーきゅうしゅつだいさくせん」「The Ripper with Edouard」「安達ヶ原の鬼密室」の3篇が入っている。

    構成が変わっていて、ナノレンジャー前編 The Ripper with Edouard前編 鬼密室 The Ripper~後編 ナノレンジャー後編 の順になっている。さらに、鬼密室の中ごろには、全く別のエピソードが組み込まれており、計4つの事件を読むことになる。

    なぜこんな変わった構成にしているのかは、読み進めていけばおのずと分かってくる。

    まあ非常に実験的な作品といえるでしょう。

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    2011年05月28日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    ネタバレ

    叙述トリック物だけどインパクトは小さかった。

    話の内容も、テンポがよく読みやすいのだけど、いまいち盛り上がりに欠ける印象。せっかくマラソンをテーマに書かれているのだから、白熱したレースシーンなどを入れて欲しかった。

    でもたぶん、この小説って、エチオピア時間→エチオピアといえば・・・アベベ!→アベベといえばマラソン!
    そんな感じでテーマが決まっていったんだと思う。

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    2011年02月27日
  • 新装版 ROMMY 越境者の夢

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    予想外のオチ。読み終わってから思い返すと、伏線がチラホラと。写真だったり、手紙だったり、歌詞だったりと遊び心に溢れた一冊。

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    2011年02月01日
  • ブードゥー・チャイルド

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    あらすじ
    自分はバロンに殺されたのだ。
    主人公は小さい時から前世チャーリーとしての記憶に悩まされ続けていた。

    そして、その真実を知ろうとホームページを立ち上げ情報を募集していた。

    そんな折、義理の母が殺され、父も何ものかに襲われた。二人が襲われた場所には、悪魔の紋章が落ちていた。

    前世の記憶は正しくバロンは実在し、また僕を殺しにくるのか?はたまた、ホームページを見た愉快犯の犯行か?家にかかってくる謎の電話の正体は…?

    とこの他にも謎が盛りだくさんの内容となっております。書ききれない。

    読み終わった感想。
    あなた本当に歌野さんですか?!
    本格的すぎてびっくりだよ(><)

    例えて言うな

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    2011年01月23日
  • ガラス張りの誘拐

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     "優しさ"と思春期の娘に手を焼く刑事の物語。


     "優しさ"が邪魔をして取り調べができない刑事・佐原は、毎日のようにサウナで時間を潰す毎日を過ごしていた。そんな中連続婦女暴行殺人事件の被害者が逃げ出してきたことで事件の波に飲み込まれていく。
     物語は第2の事件・連続婦女暴行殺人事件、第3の事件・身代金誘拐、そして第1の事件へと焦点を変えていくという、少し変わった章立てとなっている。
     3つの事件の裏に横たわる、違和感。そのあたりの書き方はさすが歌野さん、と思う半面物足りなさがある。と、いうのも細かくはわからなくとも「あ、これは事件に絡んでいるな」とわ

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    2010年11月06日
  • ガラス張りの誘拐

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    取調べが苦手で勤務中にサウナに逃げ込む刑事・佐原。
    彼が担当する連続婦女殺人事件が一応の決着を見るもつかの間、
    彼自身の娘が誘拐されてしまった。
    身代金目当ての誘拐の成功率は極めて低い。
    娘を信じ、犯人を信じた結果は…

    なかなか新しい発想だと思う。善意からくる悪。
    でもなんだか腑に落ちなかった。
    善意だけでここまで大掛かりなことをするかなぁ。

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    2010年09月05日
  • ブードゥー・チャイルド

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    少年のもつ前世の記憶に出てくる怪人が、現在の殺人事件に蘇り、その謎を天才少年探偵が解き明かす話。

    誘導してくれるので途中で真相には気づくと思います。それをわかりやすくて親切と思うか、回りくどくて冗長と思うか分かれそうかな笑。
    読みやすいです。歌野晶午なのに後味も良い笑。

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    2010年07月31日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    これもトリックが仕込まれているミステリーでしたが、
    結構単純・・・というかわざわざこうしなくても、という感じ。

    というか微妙に複雑で理解できてない部分もありますが。

    それでもこの人のミステリーは結構好きだ。

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    2010年07月27日
  • 新装版 白い家の殺人

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    嵐の山荘モノなんだけど、キャラの描写が中途半端だから
    登場人物に魅力を感じない。
    探偵・信濃譲二の登場が遅い上に、
    見えないところで動いてたりするから、
    ワトソン役の市之瀬の的外れな推理を
    さんざん聞かされる羽目になる。
    続けざまに人が殺されてるのに危機感やら緊迫感が薄い。
    トリックの謎や犯人も、わかるのは一番最後。
    探偵を悩ませた動機も、結局は出てきた日記や手紙によって
    わかるという、なんとも腑に落ちない終わり方だった。

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    2010年05月12日
  • 安達ヶ原の鬼密室

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     ミステリ小説ファンには、2つのパターンがあると思っている。トリックそのものの出来に主眼を置く純粋なミステリファン、そしてある小説としての完成度を求める読者。本作は、自分がミステリにどんな期待をしているのかがわかる一冊だ。

     本作は、ひとつのトリックをもとにまったく別々の物語が、しかもそのトリックを3種の見せ方で書かれている。事件の主軸となるトリックにもなるし、ある一事件の鍵となる要素のひとつにもなるし、子どもの日常的な、しかもありきたりなトラブルの解決策にもなる。こうした見せ方は非常に歌野晶午らしくもあり、感心もしたくなる。

     ただこのトリックは、多少奇抜すぎる。現実味がなく、きちんと懐

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    2010年01月09日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    ジェシカもアユミもいまいちキャラが成立していないが、
    後味はなかなか良い。
    歌野晶午らしい作品。

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    2009年12月06日
  • ジェシカが駆け抜けた七年間について

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    騙されちゃいかんと思っても
    やっぱり騙されてしまうんだよなぁ。
    シチュエーションとしては始めてかも。

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    2009年11月25日
  • ブードゥー・チャイルド

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    半分くらいまで主人公の気持ちがかなり痛い。いやな大人が結構出てきます。最後の主人公の手紙で少しだけ救われる。

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    2009年10月28日