佐々木俊尚のレビュー一覧

  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    大変良かった。
    ピークを目指す以外の気持ちよさを目的に山を楽しむ方法が書かれている。
    それも概念的なものだけでなく、登る人目線で道具の選び方、道具の扱い方、登山口までのアクセスの手段、ルートと時間配分など、かゆいところに手が届く内容。

    実際に著者が活用している道具やルートだから、忖度なしの生きた情報で参考になる。選んだものと選んだ理由をはっきり伝えてもらえるのがすごくいい。あとは自分に合うように調整できる。ふわっとした情報が多くて決め手がわからないのが初心者の悩み。そういう迷いやすい部分をバシッと言ってくれる本は今どき貴重。

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    フラット登山→焚き火 の組み合わせの発想はなかった

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    2025年12月22日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    ハード過ぎる登山は苦手なワタシにも調度いい指南書。

    奥多摩や穂高岳は行ったことがありますが、佐々木俊尚さんらしい“異世界・開放感・変化・快感・冒険・霊性”と言ったワードから連想される無理なく自然が味わえるプランや必需品、グッズや留意点が良くわかりました。

    登山×サウナのセットも斬新!

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    2025年08月05日
  • この国を蝕む「神話」解体 市民目線・テクノロジー否定・テロリストの物語化・反権力

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    現代社会の課題は、過去の時代で形作られたステレオタイプな考え方によって発生していて、それのどこに問題点があるのか、どのようにあるべきなのかを説いた本。
    現代社会の課題につながる過去の出来事、歴史についても併せて学ぶことが出来たため、非常に勉強になり面白かった。

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    2024年08月18日
  • 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

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    ★★★★★ 私も同じことを考えていたり、すでにやっていることもたくさんあったものの、なるほどと思うような内容も多数。良い本ほど抜き書きしたい個所が増えてしまうジレンマは激しく共感。
    たとえば、「集中力を付ける必要はない」(←森博嗣さんと同じ?)「過剰に断言する人はたいてい知的ではない」「読書は楽しくなければ意味がない」「抜書きするときが自分の考えを付加する」「難しい本はマンガから入るのもあり」「自己啓発本はカンフル剤」「集中していないときにアイデアは降りてくる」「仕事のスタートは軽いタスクから」「やり残した状態で終わったときに起こる飢餓感は次に始めるときの原動力になる」(←森博嗣さんと同じ?)

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    2024年08月06日
  • 時間とテクノロジー

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    過去現在未来時間軸は一方向に進むことが当たり前である
    しかしその概念もない人民族がいる
    クラウドの登場により音楽映像の世界では当たり前のように起こっている
    記憶は美化されるのだろうか 過去は消滅しなくなった 体験も夢も幻である忘れてもらえない
    因果を超えた認識  大数 数式なし⇒確率 べき乗 ⇒AI 学習
    自由を考える 見えない支配 ナッジの本質 選択 vs 抑圧 選択は自由ではない
    空間遍在のテクノロジー 3次元感覚
    「生」に目的は必要ない


    ゴンドクナ神話と ローラシア神話
    知能と知性 田坂広志
    強いAI  弱いAI 特化型  汎用型
    ポストトゥルース(脱真実)  フェイクニュース ナ

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    2023年10月22日
  • 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

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    メディアが増えすぎたことで、記事にも偏りが出てきている。
    テレビだけの情報を鵜呑みにする時代から、自らが取捨選択を行い情報を得なければ、都合のいい情報しか入ってこなくなる。

    情報を得て満足しているだけでなく、知識に肉付けをして大きな情報にしていく。

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    2023年09月03日
  • 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

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    ネタバレ

    読書の目的を「娯楽」「学び」などと分ける必要なし!ミステリーでも漫画でも良い本は、豊かな感情や考える力になる。という部分に元気づけられた。名著の考え方など。
    100分de名著の伊集院さんの件も共感できた。
     
    情報量が多いので繰り返し読みながら、自分の生活に役立てたい。(現状、集中力がない、時間がない、が悩みなので)
    脳をクリアにするためのクラウド活用方法なども為になった。
    286〜305ページの概念→世界観→知肉を育てる、の流れの作れるように、もう少し読み込んでいく予定。

    ••┈┈┈┈┈┈好きなフレーズ┈┈┈┈┈┈┈••
    名著は『多様な視点』を学ぶための素材である。
    世界のアウトラインを「

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    2023年06月01日
  • 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

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    一応読み終わったけど、文章が臭くてあんまりしっかり読む気にならなかった。 とはいえFeedlyの整理っていう行動に繋がったのでいい内容ではあったんだろう。

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    2023年07月17日
  • Web3とメタバースは人間を自由にするか

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    ★内容ざっくり
    ・ウェブ3 DAO トークンエコノミー
    NFT 用語の理解

    ・ビックテックからの脱却を目指しているが、結局は権力奪取ゲームになっている。エリートと落伍者の差はどんどん開いている。
    上のような新しい技術が出てきて、どのように未来が変化していくかの著者の考察。


    ★感想
    没入と摩擦。
    自分の手先のように自然にネット世界に入り込む「没入」と、リアルな感覚や人間関係を感じられる「摩擦」どちらも必要と言う著者の意見に同意する。

    大変便利な時代が待っている予感。賢い金持ちや大企業に支配されてしまう恐れもあるが、同時に便利で楽しい時代が持っている予感もしている。
    今はまだ移行期間。

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    2023年01月23日
  • 電子書籍の衝撃

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    ネタバレ

    レコード▶CD▶ストリーミングと変遷してきた音楽を例に、電子書籍の登場により本も音楽の同じような道を辿るのかどうかが語られる。

    ざっくりいうと、本の持つ一貫した情報量は音楽のストリーミングのような配信の形にはそぐわない。しかし、ビジネスの目で見ると出版業界の衰退は著しいのが事実である。 と言ったところですかね。

    すごく読み進めやすい1冊であり、とくに音楽の変遷との対比が良い。終盤の「読者からすれば電子書籍に不利益などひとつも無い」とはほんとにその通りだと思いますね。

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    2022年10月10日
  • 時間とテクノロジー

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    ネタバレ

    21世紀の世代にとって音楽はコレクションではなく、
    全ての楽曲が目の前に存在している。

    第一世代プラットフォーム
     インターネット上での水平統合
    第二世代プラットフォーム
     サービスとしての流体、ストリーミング

    過去:失われていくものから、押しつけがましいものへ

    「確率」の物語  大数の法則
    「べき」の物語  自己組織化臨界 かろうじて維持されている安定
    「機械」の物語  パーセプトロン
             誤差逆伝搬法:結果から逆算、重みの数値を変えていく
             自己符号化器

    「物語」が優先される時代、脱真実、脱「因果」の物語

    同化型→対面型(スクリーン、マイク)→
    ゼロ

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    2021年05月05日
  • 時間とテクノロジー

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    ネタバレ

    見た目にはしっかり分厚い本で,中身もぎっしり詰まっている。読むのはちょっと骨が折れるところがあるけれど,同時にどんどんページをめくりたくなって,知的興味がそそられる。
    人工知能などの科学の話から社会・文化の話まで論じられている領域の広さに驚かされ,しかも各章のなかに散りばめられていて,全体としても美しい。
    それでいて何よりも個人的に前々から気になっていたトピックが華麗に論じられていて,そうだったのかと腑に落ちるとともに,感動した。
    一言で言えば,過去でも未来でもない,「今を生きる」っていうことに尽きるけれど,特に感じたことは次のとおり。

    ◆自由と婚活
    正直,恋愛感情を抱けていないで生きてきて

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    2020年02月24日
  • 広く弱くつながって生きる

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    広くて弱いつながりの方が、狭くて強いつながりよりも良い。
    誰かが「少しだけでも」助けてくれる
    関係が深まると束縛も強くなる
    イベントなどには参加
    いい人には実際に会いに行く
    お金は、気持ちの良い人的ネットワークの中をぶらぶらしていれば、自然と後からついてくる。

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    2019年01月03日
  • 電子書籍の衝撃

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    "電子書籍の登場により、本、出版業界はどうなっていくのか?どんな世界になっていくのかを研究した本とでもいえばいいか。
    端的に言えば、流通の劇的な変化を伴うビジネススタイルの変革であり、読者の視点でみれば(まだ発展途上だが)ライフスタイルの変革である。
    この本の中で、音楽業界で起こった出来事を電子書籍の登場と重ねて紹介している。
    目から鱗が落ちた。ブライアン・イーノというイギリスのミュージシャンの言葉を引用している。
    「もはや音楽に歴史というものはないと思う。つまり、すべてが現在に属している。これはデジタル化がもたらした結果のひとつで、すべての人がすべてを所有できるようになった。」(T

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    2018年10月20日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    どうせまた・・・・と、思っていたが意外と役立つことが多い本。まあ、クラウド化と電子機器でどこでも退屈しないし調べ物もできるということで、ふつうのコトではあるが。

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    2018年10月13日
  • RPA革命の衝撃

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    しばらく前に読みましたが、読んだ時の衝撃のあと、じわじわといろんな事例が出てきて、なんかもういまは普通に感じます。

    僕の仕事の身近なところでも、RPA化によって人手作業が効率化されようとしていることを知り、これまで人手の工数がネックになって拡大できなかった業務が拡大できるんだなあとか、じゃあ、それを受けて、監査業務も効率化できるかなとか、そのためには、機械が処理できるように、様式の統一なんかが必要だなとか、、、

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    2018年05月26日
  • シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

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    以前読んだ『道は開ける』『マインドフル・ワーク』を補完する内容であると感じた一冊。
    一つの行為にきちんと意識を向けることが、いかに出来てなくて、いかに大切かが理解できた。

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    2016年01月06日
  • シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

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    成功者に聞いた、シンプルに生きる方法。
    成功者だって、成功するまではガツガツ・寝不足で働きまくったとは思う。今はシンプルに生きているんだろうけど。なんてヨコシマな見方もしてしまうけど、周りにいる「いい働き方」をしている人って、本に書かれているような生活をしている気がする。タイトルに「エグゼクティブ」って入っているところがちょっといやらしいけど、疲れた時ほど読み直したい、いい本だと思いました。

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    2015年01月12日
  • 電子書籍の衝撃

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    書籍(本と雑誌)産業の歴史の復習から電子書籍産業の歴史を、音楽産業と絡めながら分かりやすく書かれた本。
    日本の音楽産業の現在の状況はグダグダですが、日本の書籍産業もかなりドロドロしてるな、と実感。
    結局、電子書籍と紙の書籍のどちらも一長一短なんですが、e-inkを搭載した電子書籍リーダーの表示が紙のように表示されるので、流れとしては電子書籍な〜。
    今読んでも、いろいろ考えさせられる本です。

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    2013年12月08日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    「ノマドワーキング」を提唱した本。「創造的職種」にノマドは絶対に必要だし、創造的企業を創出していくには、そうした環境を整えていくことが必要だろう。

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    2012年07月04日