佐々木俊尚のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
RPAは現代日本の働き方を大きく変える可能性を秘めている。AIのように高度な技術を必要とせず、一般事務作業者が手軽に開発運用できる。AIには開発コストがかかってしまう上に、一定のリスクを残してしまうという難点があるが、安定的に動作するRPAにはそれがない。FAX→入力や紙面→入力、データ収集→帳票作成などの典型的な事務作業をRPAは代替してくれる。誰でも気軽にできる点で普及可能性が高く、期待を抱いている。
ー以下、メモー
アナリストたちはRPAのような新たなパラダイムをどのように発見してくるのか。スタートアップが中心にこの手のテクノロジーを開発しているのは分かる。コミュニティに所属する、あるいはオーガナイズしているということなのだろうか。企業にいて、出版社やテレビなどの大衆メディアが出す情報だけでは、これらの情報をいち早く入手することは難しい。 -
Posted by ブクログ
ノマド・ワーカーというのはこの数年で出現した言葉で、オフィスに縛られず、働く環境を自由に選択する職業人の事。
以前は、この同種の言葉を「モバイラー」「ロード・ウォリアー」(ちょっと恥ずかしいw)と呼んでいた。
3Gネットワークも、wifiも、クラウドもない時代のモバイラーは、データを持ち、公衆電話、あるいはホテルのモジュラージャックを通信の生命線としていた。(当時の上司は、中近東のホテルで壁に埋め込まれた電話線を引き出す為に、ドライバーで大掛かりに壁を外し、警察沙汰になりかけたw)
その時代では、まず第一の目的は「ネットに接続すること」であり、書籍のほとんどは、そのノウハウだけだった
それからすると、インフラが完全に整っている現代に書かれた本書は、テクニカルな内容は控えめで、場所を選ばない仕事術にポイントを置いている。
重要な点は
・自己規律、マネジメント
・コラボレーション
・収集する情報のフィルタと整理
オフィスワークだと、漠然とカフェとかで仕事する事がクールと思うけど、ノマドスタイル自体が目的では意味がないと思う。
ただ、現代の多くの組織はフラット化し、有機的結合と有機的集散を行えるように作られるので、基本的にチーム内の個人個人の独立心は高く、個人企業の集合体的色彩が強い。
つまり、ノマド・ワークスタイルというのは、フリーランサーのものだけではなく、現代の企業人には必要なスキルだ。
この手の本は、ツールはガジェットのカタログみたいになるのではと思ったけど、あるブロガーの方の書評を見て読んでみた。
途中のクラウドツールの項目は飛ばしたが、読むべき価値はある本だった。 -
Posted by ブクログ
ケータイ小説は、コンテンツではなくコンテキストだという一行は考えさせられた。村上春樹の『アフターダーク』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『恋空』の一説を比較し、文学とオタクとヤンキーとコンパクトに述べたところも、納得。他にも、なぜ日本の出版界が再販制になったか、その歴史的経緯など、個々には興味深いところは散見された。が、ふだんから著者の言動をtwitter などで読んでいるためか全体としては新味が感じられなかったのが残念。麻野としては、前に読んだ、『マスコミは、もはや政治を語れない』の方が衝撃大きかった。しかし、あまり電子書籍のことに詳しくない人には適書だと思う。""
-
Posted by ブクログ
RPAツールの販売元であるBizRobo! Japanの社長の本。
なのでRPA最高というポジショントーク前提だが、役立つことも書いてある。
日本は人ごとに業務がキレイに分担されていないので、はじめは虫食いのように導入されていく。
全自動化目指すと始まらない
金融は進みつつある、不動産は余地が多い、メーカーは後発
情シスは品質担保から懐疑的、現場推進のときに導入される
アビームでよくやってる。
成果報酬型の導入支援も多い。
技術者とロボのハイブリッド派遣
業務が定型化、集約化されたところに強い
↓
個人感想
現場のASPよりは手が掛かる、ERPよりは楽
ハイブリッド派遣はシステム屋の常駐と変わらないのでは
固定業務に向いている。新規事業は向かない。隙間業務には向いてる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレきっとRPAは金融の中でFinTechの技術の一つとして考えるのならば「えっ、これでFinTechと名乗ってよいの?」と思わせる分野なのだと思っています。
簡単に言えばシステムとシステムをつなぐことがこのRPAの大きな遂行業務なので「そんな技術だれでも考えられる、だれでもできる」と思わせてしまうものでしょう。
ただ、それを今までしてこなかったから、この本でいうような衝撃がきており、これからの人手が不足する中の大きな手助けになりえるかもしれないと希望を抱かせるだけの技術なのだとはこの本を読んでよくわかりました。
またこのRPAが確かに金融機関をスタートして日本で大きな波が来たのは実感できます。きっと来年はより活用の幅が広がるということが想定されるのでしょう。
ただ個人的疑問として、すでにシステムの自動化ということでは、JP1やSystemwalkeが日本では普及しているのになぜこのRPAが急にはやり始めているのかが分からないのです。
色々調べている限り導入・インターフェースがよりユーザー目線で構築しやすいということは分かるのですが。
あとは外部ソースからの入力ができるという点???もしくは今後出てくるAI等からの連携の容易さ?環境の問題?導入金額面?
こうした疑問がでているということはまだまだ私の中でRPA(海外製のRPA)はもちろんJP1やSystemwalke等のシステムの差が分かっていないのでしょう。
残念ながらこの本で私が知りたかった個人的な疑問の回答にはたどり着けなかったので、他の資料やネットとか調べてみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
材料と調味料の名称しか書かれていないレシピ本。こさじ1とかカップ3といった表示もない。味の濃さには人それぞれ好みがあり、日々の体調によっても求める味付けはが異なるのだから、そんなことどうでもいいとバッサリ。著者が伝えたいのは料理に対する基本的考え方。何を目的に調理するかということ。献立で最も大切なのは味が重ならないこと。かりっ、くったり、冷たい、熱いのバランス。たとえば、おひたしであれば、シャッキっと感が命。だから、①事前に水に活ける②1株ずつ茹でる③茹でるのは10秒、がレシピとなる。ダイナミックな男料理がたくさん紹介されている。料理の醍醐味を存分に味わわせてもらった。
-
Posted by ブクログ
確かに指摘されている様な傾向はある。
ただ、ちょっと極端な感じもするので、必要に応じて使えるものは使えば良いという感じかな。
ICTのメリットをあまり極端に取り上げると、そのあたりが不得意な人からは逆にネガティブな考えやバッシングを受けてしまうし。
あとがきの
「相も変わらず無理解をさらしだした批判を続けている暗愚な人たちもいる」
というのは少しいただけない。
ネットやICTにはメリットだけではなくデメリットもあるという考えは大事だと思うのだが。(デメリットばかりと考えるのは良くないが)
いずれにしても、何事もバランスが大事ということは考えさせられた。 -
Posted by ブクログ
概要
電子書籍が紙の本に変わるあるいは、紙の本を補完する社会インフラとして定着するためには
1.デバイスの普及→ipadとキンドルは何を変えるのか
2.本を購入し、読むためのプラットフォームの出現→プラットフォーム戦争
3.本のフラット化(プロとアマの属性がはぎ取られる)→セルフパブリッシングの時代へ
4.電子ブックと読者との新しいマッチングモデルの構築→日本の出版文化はなぜダメになったか
の4つのピースが必要とする。
こうした中で、
出版社はスモールビジネス化されたエージェント的なビジネスへと舵を切っていく。
「良い本であう空間」をきちんと構築できる店舗は、コミュニティの中心地となってみずからをソーシャルメディア化していくような方向へ進化していく。
と言うのが本書の結論である。 -
Posted by ブクログ
パソコンとネット回線があれば別にオフィスがなくても仕事ができる、確かにそういう職業の人もあるのだろうなあと羨ましく読みました。オフィスを維持するというのも相当なコストですし、個人であれば、自宅以外にさらにオフィスを確保する必要があるわけで、それだけでもオフィスがもたなくてもよいないというのは魅力的です。
しかし、誰でもうまくいくというわけではないようです。もちろん、オフィスが必須の職業は別としても、自分で自分を律することができない人には、オフィスという制約がないのはいささか危険なようです。つまり、私のようなだらしない人間は、例えばテレビを見たり、インターネットをしたり、誘惑に負けて仕事をする時間がない、などということにもなりかねません。そのあたりの自分の律し方が、第2章アテンションコントロール、第3章情報コントロールに書かれています。
後半、第4章でスカイプチャットの話が出てきたり、第5章ではクラウドの使いこなしが紹介されていたりと、確かに、オフィスをもたない人が使いこなすと便利なツールの紹介ではあるのですが、やや技術的な話に終始しすぎたかなという感じもあります。それにしても、オフィスではサーバーなど、高いコストで管理してきた情報を、ほぼ無料に近いクラウドで管理しようというのですから、単にオフィスがいらなくなるだけではなくて、大きな意識の転換に迫られます。情報流出などの事故が起きた場合、責任の所在がどこにあるのか気になるのは、もはや私が古い人間だからでしょうか。 -
Posted by ブクログ
毎日新聞社、月刊アスキーを編集部などを経て、2003年よりフリージャーナリスト。IT関連の取材を精力的に続けている。
これからの社会が、どのようになって行くのか、そしてその社会を乗り切って行くために必用な知恵について記述している。それは、新しい形のノマドの生き方であると。
新しいノマドが生まれてくる背景とノマドの仕事方法について、高い意識を保ったままで毎日仕事をする方法について、そしてクラウドを使ったコミュニケーションについての解説となっている。
技術的な動向に関しては、現状でも沢山の新技術が現れては消える状況なので、まだまだ、よりよいツールが現れるのは間違いないので、これらを有効に使いこなす事が必用でしょう。
そして仕事の仕方がより専門化した個人の能力が尊重され、それぞれが必用なときに協力し合い、不要となったら別の組み合わせで仕事を進める。
最近、「ブランディング」をいう言葉を耳にするが、個人が、ブランディング力を高める事が大事である。