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『2011年 新聞・テレビ消滅』!? では、本はどうなる!?キンドルに続き、アップルiPad 登場。それは、本の世界の何を変えるのか?電子書籍先進国アメリカの現況から、日本の現在の出版流通の課題まで、気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。本が電子化される世界。それは、私たちの「本を読む」「本を買う」「本を書く」という行為に、どのような影響をもたらし、どのような新しい世界を作り出すのか?
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Posted by ブクログ
"電子書籍の登場により、本、出版業界はどうなっていくのか?どんな世界になっていくのかを研究した本とでもいえばいいか。 端的に言えば、流通の劇的な変化を伴うビジネススタイルの変革であり、読者の視点でみれば(まだ発展途上だが)ライフスタイルの変革である。 この本の中で、音楽業界で起こった出来事...続きを読むを電子書籍の登場と重ねて紹介している。 目から鱗が落ちた。ブライアン・イーノというイギリスのミュージシャンの言葉を引用している。 「もはや音楽に歴史というものはないと思う。つまり、すべてが現在に属している。これはデジタル化がもたらした結果のひとつで、すべての人がすべてを所有できるようになった。」(Time Out Tokyoより) このコメントには多くのことが語られている。 詳細は、本文を是非お読みいただきたい。 私なりに解釈した内容をメモしておくと、昔はレコードやCDを購入し人ぞれぞれが生活に音楽を積み上げてきた。そして、その履歴が歴史であったが、現在はデジタル化した音楽がネット上にあるだけ。新曲なのか50年前の曲なのか意識せずに入手できる。また、アルバムというアーティストやスタジオが編集した一つの作品も、曲単位に入手できる為に意識されなくなった。もし自分が作り手であれば、考えさせられる現象だ。ビートルズの「サージャントペパーズ」「アビーロード」といったアルバムとして作品そのもの(曲順や曲と曲のつなぎ方など含めて作品)といえるような傑作が生まれたとしても、デジタル化された世界では、ユーザーが1曲ずつ気に入ったものをダウンロードすることも可能であるし、曲の順番もある意味ユーザー側が選択できることになる。 さて、電子書籍の登場で音楽業界と同様の動きをするのだろうか?本の世界では、パッケージ化されていたものが無くなり作品そのものが陳列される状態だと著者は考えている。どういうことかは、本書で確認を! 今後の展開が楽しみであり、読書が好きな自分もいずれ手にするであろう電子書籍。キンドルなのかiPadなのかは、今後の動向次第。もう一つ、この本を読んで興味を持ったのが出版業界のビジネスモデルがどうなっていくのか?この動向にも興味を持った。"
書籍(本と雑誌)産業の歴史の復習から電子書籍産業の歴史を、音楽産業と絡めながら分かりやすく書かれた本。 日本の音楽産業の現在の状況はグダグダですが、日本の書籍産業もかなりドロドロしてるな、と実感。 結局、電子書籍と紙の書籍のどちらも一長一短なんですが、e-inkを搭載した電子書籍リーダーの表示が紙の...続きを読むように表示されるので、流れとしては電子書籍な〜。 今読んでも、いろいろ考えさせられる本です。
電子書籍が世間に出回る=本が売れなくなる、という風な説明がされたりすることにどうしても納得できなかった僕には明確な答えとして提示された本だった。いい書籍でした。プラットフォームの話はとてもわかりやすく、その強かな戦略によるappleの音楽業界の席巻からの例示はわかりやすかった。
電子書籍のこれまでを楽曲配信の歴史と絡めて考察し、これからの電子書籍がどうなっていくのかが書かれた本。『本はコンテンツとしてでなく、コンテキストとして読まれる』『書き手と読み手がインタラクティブとなり、ソーシャルメディアをコンテキストとしてコアなファンに読まれる』というような、従来のマスな書店販売と...続きを読むは異なった配信・読み方がなされていく(すでにそうなっている)、と書かれている。活字中毒者のわたしとしても、これから電子書籍のプラットフォームがどうなっていくかは関心事であり、日本の出版社もこうした流れに感情的に抵抗するのではなく、先んじて流れを作っていくくらいの意気込みが欲しいと思った。
コンテンツをとりまく状況が変わってきている。 出版もそれは例外ではない。 時代の潮流が、出版業界にも、すぐそこまでせまってきている。 そのなかで、出版ビジネスは、コンテンツのありかたはどう変わっていくのか? この本は、その指標となる一つになると思う。 また、今まで積み上げてきた出版の歴史もふまえ...続きを読むて紹介されていたのがよかった。 でも、一方で、紙の本は永遠になくならないと思う。 やっぱり紙の重みは、物質の重みは重要だと思うから。
電子書籍に関するトップジャーナリストだと思う。情報収集が広く、今後についての洞察が深い。確かに文章を読むという経験自体がかなり変わりつつありますが、今後はどこに向かうのかという描写に説得力があり、大変面白かったです。
電子書籍を持ち運んで読むことができるデバイス、キンドル。 そして、パソコン、携帯電話に続く新たな情報端末の形として注目を浴びるipad。 これらの機器が新たな情報の時代を築き上げていこうとするなかで、電子書籍が急増することが予想されているが、この電子書籍は社会にどのような変化をもたらすのか。 こ...続きを読むの新書ではパッケージからオンライン配信に移行していった例としての音楽についても言及しつつ、本の未来を述べている。 電子書籍がどんな特徴を持つか、日本の出版や書籍流通の現状にどのように関連していくかなどを詳しく、わかりやすくまとめていていい。 ただ、サブタイトルにある『本の復活』については最後まではっきりとした答えがないように思えるので、紙媒体の本がどうなるのか?に興味があると少し的外れな感があった。
via @ikues 。 新書っぽく非常に分かりやすく書かれている。実は流れをよく知らなかったので、このくらいのやつが調度良かったかも。Readerについてはちょっとしか触れられてないね^^;
電子書籍と従来の書籍のメリットとデメリットだけでなく詳しく知らなかったアメリカなどの書籍の販売システムなどが分かって勉強になった。
筆者の既刊と同じく未来予想図が先走っててマスを殺し過ぎな感はあるが、それに至るまでの道筋は丁寧。日本の出版流通の経緯に加えて海外の出版事例の紹介も多く、電子書籍のこれからを考えるには純粋に役立つ一冊。
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佐々木俊尚
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