佐々木俊尚のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この本は何かと当時有名だったライブドアの他、楽天、ソフトバンク、サイバーエージェントなど、注目を浴びるIT企業の勝ち組たちに焦点をあて、彼らの波瀾の人生を追ったものです。凄まじいばかりの人生です。
先日、堀江貴文の『拝金』を読んでいたので、その前に読んでいたこの本をもう一度読み直してここに紹介する事にしました。でも、時期が今よりも少し前なので、堀江貴文はまだライブドアの社長です。彼を筆頭にして、ムチャクチャな人生を歩んでいる「ヒルズ族」が総出演しています。彼らのいわば『ジェットコースター人生』のなかで、僕が興味を引いたのはサイバーエージェントの藤田晋社長と、先日書評を書いたオーケイウェブの兼 -
Posted by ブクログ
津田さんの「音楽は〜」を読んだあとだったので、
その本版という感じで読めた。
途中までは「ふんふん」って感じで読んでたけれど、
文脈とかが出てきて、ひとつにまとまったときに「おおー」ってなった。
そして、これからがすごくたのしみになった。
----------
・コンテンツはアンビエント化していく。
→私は所有にこだわりがないので確かにって思った。
・ケータイ小説はコンテンツではなくコンテキスト(文脈)
→私がしたいのもここかもしれない
・マイクロインフルエンサーから情報を手に入れていく
→確かに今ブログや知人からいい本いい音楽をしることが多い。 -
Posted by ブクログ
★電子書籍で読んだ
【ポイント】
電子書籍だと、マーカーがひけない。
メモ帳を立ち上げて、読みながらポイントの入力。ちょっとたいへん。
で、今回はキーワードのみ
コンテキスト(書籍文脈) アンビエント化 リパッケージ
取次ぎのデータ配本
←→「本棚は管理するものではなく、編集するものだ」
4章 出版文化
情報が出版社やテレビ局、新聞社に独占されていて、過剰な冨がもたらされていた時代のなごりにしがみつき、その時代に蓄積された富で飽食し、惰眠をむさぼるのは自由です。
そもそも、検索できない情報はもはや生きた情報とはいえない。
まとめ
?タブレットの出現
?タ -
Posted by ブクログ
とても素晴らしい本だった。
IT技術の進歩によってオフィスがなくとも仕事をするのに不自由ない時代になった、ということを「ノマドワーキング」という言葉を使って説明しているのだけれど、非常に的を射た洞察ばかりだと思う。
このワーキングスタイルは、ブロードバンド、サードプレイス、クラウド、という3つのインフラに支えられて成り立っている、と著者は説明していて、この主張にはとても共感した。
この本のことは、「Up with People」という教育プログラムと関連して、本文の中でも取り上げられている、まどかに教えてもらった。
著者自身が、このノマド的なワーキングスタイルをかなり徹底的に実践している人で -
Posted by ブクログ
ITバブルから、バブルの弾けた後のそれぞれのカリスマ達が通ってきた内容が語られている。
そこに登場するのは、インターネットを早期に経験し、アメリカの影響を強く受けた若者達だ。若くても企業家としてやっていける・・・そういう土壌を日本に持ってきたのかも知れない。
その後、彼らは、逮捕されたり、
企業買収や脱税など・・・世間を騒がしているが、巨万の富は、ゲットできたようだ。ただ、あまりに急激に富を得たため、金の価値がわからなくなってしまったようだな。ただし、中には、どん底まで落ちて、ぷーチャンになって公園で寝て・・なんて経緯を持つ人もいた。ただしね、そういうどん底を経験した人も、タダでは起きずに、ち -
Posted by ブクログ
本の読み方のコツが知りたくて手にした本。
以前は速読にも興味もってたけど、高速読書を読んで本を複数回目を通すというやり方を学んだ。
この本ではどちらかというとアプリの使い方、テクノロジーの活用方法、ハック的なことが前半は多かった。
高速読書の進めてる方法とは真逆なことを書いてあったものの、本を読む意味とか、目的が大切ということには共通点あり。
「集中力を高めよう」と必死になるのではなく、集中力のなさを受け入れ、「最低限の努力」だけで集中できるインターバルを少しずつ確保すること。
ワークライフインテグレーションという考え方は自分の考え方として一番求めてる生き方に近いような気がした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『時間とテクノロジー』を読んで
ABEMAプライムで準レギュラーとして出演している佐々木氏に以前から興味があり、番組のテロップでこの本が紹介されていたのをきっかけに手に取りました。
本書では、最新テクノロジー(AIなど)と「時間」という概念の関係について多角的に論じられており、非常に示唆に富んでいました。特に第2章で紹介されていた、「過去・現在・未来」という時間概念を持たない少数民族アモンダワ族 の話は大変興味深く、時間というものが文化的に構築された概念であることを強く実感しました。
また、佐々木氏が幅広い分野を横断して議論を展開する博識ぶりにも感嘆しました。
一方で、終章で提示される -
Posted by ブクログ
やたらと長いタイトルだが、太字だけを読めば、『読む力 最新スキル大全』になる。何を読むかといえば、ネット上の情報と書籍である。
同じ、東洋経済新報社から出版されている『僕らが毎日やっている最強の読み方』 (池上彰、佐藤優/著)とコンセプトは同じだが、内容はまったく違うものになっている。あちらの本では、池上・佐藤の両氏が10紙以上の新聞に目を通しているのに驚かされた。本書では紙の新聞を買う必要はないとしている。(p102)
本書はオンライン上の情報の集め方がメイン。本の読み方は全8章のうち、1章だけである。したがって、本の読み方について知りたい人には、あまり向いていない。
著者の佐々木俊尚