佐々木俊尚のレビュー一覧
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ベーシックインカム
国が国民に定額の生活費を支給
国民が企業のサービスを購入
企業が国に納税する
ユニバーサルベーシックキャピタル
税金で企業を救済しても、救済した企業が儲かった時の配当は国民に分配されない。分配できるように政府系ファンドを作って分配すれば良い。
ビックテックの支配
ネットワーク効果とは同じサービスを使ってる人が増えれば増えるほどそのサービスを使うメリットが高まることをさす経済用語。内向きの閉じた世界。プラットフォームの支配下。
21世紀の世界では表現力やコミュニケーション、対人能力の高い人が評価されやすい
トークンエコノミーは消費だけじゃなく出資という立場で -
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p13 落合陽一 エリートは新しいテクノロジーへと挑戦していくことを選び、それができずに落語してしまう人はベーシックインカムをもらって余生を過ごす。エリートとその他大勢がそうやって二極化していく社会のビジョンを落合さんは描いている それを東浩紀さんは批判
p23 アパレル スタッフスタート 接客スタッフの能力をDX p25 日立 ハピネスメーター
p34 AIは理由を説明してくれない
人間の脳ではとうて見つけられないような、隠れた特徴や傾向を見つけ出してくれる
p36 マニュアルなどで説明できる知識を形式知、ベテランの経験やカンでこなせるが言語化しにくい知識を暗黙知という。AIはこの -
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<目次>
プロローグ未来は希望か絶望か
第1章鮮明な過去は常に改変され郷愁は消える
第2章過去は物語をつくってきた
第3章因果の物語から、機械の物語へ
第4章自由という未来の終焉
第5章摩擦・空間・遍在のテクノロジー
第6章新しい人間哲学の時代に
エピローグひっそりと、ともに歩く
p173~いったん安定したように見えますが、再び臨界
状態へ徐々に進んでいく~つねに安定、臨界、崩壊の
間をふらふらと揺れ動いているのが自然の姿
p233選択したり判断したりする回数を減らしたい
~判断疲れになるから
p237ナッジ、そっと注意喚起をすること
p3593つの感覚、摩擦感覚、空間感覚、遍在感覚 -
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私たちを取り巻くテクノロジーの変化によって、私たちの「時間」の捉え方は明らかに変容している、という話。
印象的なエピソードとして挙げられているのは、スピーカーから流れてきた70年台のプログレッシブロックについて父が「当時はこういった音楽も、受け入れられるのに時間がかかったんだ」というと、小さな娘が「ということは、この曲は古いの?」と問いかける一幕。
あるいは、永遠に残り続けるネット空間に残されたデジタルフットプリント。データは古びることなく、その人の思考の変遷や社会的立場、あるいは犯罪歴に至るまで忘却が許されない。
「古い」「過去」という価値観や体験は、すでにある種のあざとさを持ったUI -
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ネタバレ<どんな本?一言で紹介>
テクノロジーが発展する世の中、情報の波にのまれない自分づくりをするための本。
<どんな人におすすめ?>
行き先が分からないけど、忙しい人。
色々なことをしないと!と思っている人。
将来が不安で、色んなことをやっている人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
情報過多な時代で、自分の創造性を発揮して豊かさを感じるための、考え方。
・「マインドフルネス」とは、今の瞬間に全意識を向けること
・「何に意識を向けるか」で、テクノロジーに翻弄されるか活用できるかが決まる
・先入観を持っていることに気づければ、世界は変わる
・自分の無知と向き合う
・具体的な「日々のエク -
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電子書籍を持ち運んで読むことができるデバイス、キンドル。
そして、パソコン、携帯電話に続く新たな情報端末の形として注目を浴びるipad。
これらの機器が新たな情報の時代を築き上げていこうとするなかで、電子書籍が急増することが予想されているが、この電子書籍は社会にどのような変化をもたらすのか。
この新書ではパッケージからオンライン配信に移行していった例としての音楽についても言及しつつ、本の未来を述べている。
電子書籍がどんな特徴を持つか、日本の出版や書籍流通の現状にどのように関連していくかなどを詳しく、わかりやすくまとめていていい。
ただ、サブタイトルにある『本の復活』については最後まで -
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少し前に読んだ「LIFE SHIFT」の内容と似ているところがあってこれからの100年時代をいかに生きるかの精神的な面でのアプローチ。佐々木さん自身が実践していることもあってかなり具体的なアドバイスが知れて良かった。参考にしよう。「広く弱く」のうちのどちらも出来ていないが多職化して(そのほとんどが運送系ばかりだからあまり多職化の意味がないが)一つに絞るのではなく広く付き合いを増やすことが一つの会社との対等な関係を築けると書いてあったのは本当にそうだ。せっかくこの多職化(全部バイトだが)はバイトゆえにすぐに実践出来てるわけだからその一環としてお笑いも少しは稼げるようになれたら良い。「ゆるく」の部
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本書では、フリーランスで、オフィスを持たずに、ITテクノロジーを駆使して働いている人やそのワークスタイルを「ノマド」と呼び、その実践方法を解説している。
ノマドワークスタイルのインフラとして、ブロードバンド、サードプレイス、クラウドが挙げられる。それらが整備されてきたこととに加え、不況という社会情勢の影響もあり、ノマドとなる人が増えてきている。だが、自らが能動的に動かなければならないノマドスタイルで成功するためには、高いコントロール能力(アテンション、情報、コラボレーション)が要求される。さらに、クラウドなどの最先端のテクノロジーを使いこなすITリテラシーも必要になる。
全体として、実例が -
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この本の副題「ノマドワーキングのすすめ」の「ノマド」というのは、北アフリカから中央アジアにかけて羊や牛を追って生活している遊牧民のことだそう。
そこから転じて、「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルをノマドワーキングと名づけて、その実践に必要なものと、その活用の仕方を示している一冊。
本の帯にある「スマートフォンとクラウドが新しい働き方を可能にする」といううたい文句のとおり、本書の中にはスマートフォンやクラウドの具体的な
活用の仕方や、すぐに役立つサイトやツールの情報が満載。
これはかなり有用だ。
これだけでもお買い得感が高いのだけれど、