佐々木俊尚のレビュー一覧

  • Web3とメタバースは人間を自由にするか

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    ベーシックインカム
    国が国民に定額の生活費を支給
    国民が企業のサービスを購入
    企業が国に納税する




    ユニバーサルベーシックキャピタル
    税金で企業を救済しても、救済した企業が儲かった時の配当は国民に分配されない。分配できるように政府系ファンドを作って分配すれば良い。

    ビックテックの支配
    ネットワーク効果とは同じサービスを使ってる人が増えれば増えるほどそのサービスを使うメリットが高まることをさす経済用語。内向きの閉じた世界。プラットフォームの支配下。

    21世紀の世界では表現力やコミュニケーション、対人能力の高い人が評価されやすい

    トークンエコノミーは消費だけじゃなく出資という立場で

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    2023年01月30日
  • Web3とメタバースは人間を自由にするか

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    Web3になっても、ブロックチェーンを使っても、管理者のいない完全な自由な世界ではうまくいかない。社会実装は難しい。トークンを用いた、関係と承認の世界が求められる。
    トークンを活用した関係と承認をベースにしたコミュニティという世界観には納得感がある。ただ、それって、Web3でなくても、ブロックチェーンでなくても、既存のテクノロジーを用いても実現できるのではないだろうか。トークンがどこまで一般的に受け入れられるか不透明ではあるし、無理にWeb3と結び付けて語る必要もない気はする。

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    2023年01月12日
  • Web3とメタバースは人間を自由にするか

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    p13 落合陽一 エリートは新しいテクノロジーへと挑戦していくことを選び、それができずに落語してしまう人はベーシックインカムをもらって余生を過ごす。エリートとその他大勢がそうやって二極化していく社会のビジョンを落合さんは描いている それを東浩紀さんは批判

    p23 アパレル スタッフスタート 接客スタッフの能力をDX  p25 日立 ハピネスメーター

    p34 AIは理由を説明してくれない
     人間の脳ではとうて見つけられないような、隠れた特徴や傾向を見つけ出してくれる

    p36 マニュアルなどで説明できる知識を形式知、ベテランの経験やカンでこなせるが言語化しにくい知識を暗黙知という。AIはこの

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    2022年12月09日
  • Web3とメタバースは人間を自由にするか

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    佐々木さんの最新作、早速手に取った。

    Web3やメタバースが進化することは、人々にどのような影響を与えるのか、自動運転も交えながら語られる内容はかなり前向きに感じた。
    支配と隷属、というのは本書のキーワードと思うが、この本を読んでいるとそれは必ずしも悪いことではないということを、教えてくれたように思う。

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    2022年12月08日
  • 広く弱くつながって生きる

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    年々コミュニティが、家族と会社だけになってきてる。
    意識的にそれ以外の繋がりも作っていかなければ。
    趣味を通じたコミュニティとか。

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    2021年09月01日
  • 時間とテクノロジー

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    <目次>
    プロローグ未来は希望か絶望か
    第1章鮮明な過去は常に改変され郷愁は消える
    第2章過去は物語をつくってきた
    第3章因果の物語から、機械の物語へ
    第4章自由という未来の終焉
    第5章摩擦・空間・遍在のテクノロジー
    第6章新しい人間哲学の時代に
    エピローグひっそりと、ともに歩く

    p173~いったん安定したように見えますが、再び臨界
     状態へ徐々に進んでいく~つねに安定、臨界、崩壊の
     間をふらふらと揺れ動いているのが自然の姿
    p233選択したり判断したりする回数を減らしたい
     ~判断疲れになるから
    p237ナッジ、そっと注意喚起をすること
    p3593つの感覚、摩擦感覚、空間感覚、遍在感覚

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    2021年08月09日
  • 時間とテクノロジー

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    テクノロジーの進化に伴い生じる時間と空間の認識における大きなパラダイムシフトを、因果・確率・べき乗則・機械の4つの物語、摩擦・空間・遍在の3つの認知感覚によって解きほぐし、新たな哲学を指し示す。
    卑近な具体例と広範な論理的裏付けを多用しながら丁寧に論を積み重ねた上で、オートポイエーシス及びユングのシンクロニシティに思想的な出口を求め、やがてナラティブに哲学的解答を見出していく。著者の知識的守備範囲の広さ、一つ一つの糸を織り込んでいく知性と慧眼に拍手。

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    2021年08月01日
  • 時間とテクノロジー

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    過去を色褪せさせないテクノロジー、機械の性能が人間を上回る可能性の出現により、時間と因果が支配する物語よりも、今何を組み合わせるかということが人間社会にとって重要になってきている。

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    2020年07月05日
  • 時間とテクノロジー

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    私たちを取り巻くテクノロジーの変化によって、私たちの「時間」の捉え方は明らかに変容している、という話。

    印象的なエピソードとして挙げられているのは、スピーカーから流れてきた70年台のプログレッシブロックについて父が「当時はこういった音楽も、受け入れられるのに時間がかかったんだ」というと、小さな娘が「ということは、この曲は古いの?」と問いかける一幕。

    あるいは、永遠に残り続けるネット空間に残されたデジタルフットプリント。データは古びることなく、その人の思考の変遷や社会的立場、あるいは犯罪歴に至るまで忘却が許されない。

    「古い」「過去」という価値観や体験は、すでにある種のあざとさを持ったUI

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    2020年05月03日
  • シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

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    ネタバレ

    <どんな本?一言で紹介>
    テクノロジーが発展する世の中、情報の波にのまれない自分づくりをするための本。

    <どんな人におすすめ?>
    行き先が分からないけど、忙しい人。
    色々なことをしないと!と思っている人。
    将来が不安で、色んなことをやっている人。

    <読んだら、どんなことが分かるの?>
    情報過多な時代で、自分の創造性を発揮して豊かさを感じるための、考え方。

    ・「マインドフルネス」とは、今の瞬間に全意識を向けること
    ・「何に意識を向けるか」で、テクノロジーに翻弄されるか活用できるかが決まる

    ・先入観を持っていることに気づければ、世界は変わる
    ・自分の無知と向き合う

    ・具体的な「日々のエク

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    2020年03月28日
  • 電子書籍の衝撃

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    電子書籍を持ち運んで読むことができるデバイス、キンドル。
    そして、パソコン、携帯電話に続く新たな情報端末の形として注目を浴びるipad。
    これらの機器が新たな情報の時代を築き上げていこうとするなかで、電子書籍が急増することが予想されているが、この電子書籍は社会にどのような変化をもたらすのか。

    この新書ではパッケージからオンライン配信に移行していった例としての音楽についても言及しつつ、本の未来を述べている。

    電子書籍がどんな特徴を持つか、日本の出版や書籍流通の現状にどのように関連していくかなどを詳しく、わかりやすくまとめていていい。

    ただ、サブタイトルにある『本の復活』については最後まで

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    2020年03月17日
  • 時間とテクノロジー

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    哲学と科学の間という感じだろうか。

    「未来は前方にあり、過去は後方にある」は絶対的な真理ではない。
    過去は既に終わったことだから目に見えるが、未来はまだ起きてないから見えない。
    だから過去は顔を向けている前方にあり、未来は背中にある。
    すなわち、Back to the Future。
    上手いし、なるほどなだし。

    序盤の掴みから、テクノロジーと文化を行き来しながら、因果と共時を論じる。

    ちょっと個人的に咀嚼できないというか、難解な部分もあるので、何回か読んで理解していきたい一冊。

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    2020年03月10日
  • 時間とテクノロジー

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    テクノロジーが直線的な時間によって因果を司る物語を無効化し、新たな人間哲学として共時の物語に突入しつつある今を描いた一冊。分量が20万字と厚めですが、文学から映画まで幅広く渉猟されており、サラりと読める。

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    2020年01月19日
  • 時間とテクノロジー

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    時間の概念は無くなる、物語は機械によって作られる、今までの法則が使えなくなる。。テクノロジーの発達によって・・今からの時代に、人間は如何あるべきかを考えされられる一冊でした✋

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    2020年01月03日
  • 広く弱くつながって生きる

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    少し前に読んだ「LIFE SHIFT」の内容と似ているところがあってこれからの100年時代をいかに生きるかの精神的な面でのアプローチ。佐々木さん自身が実践していることもあってかなり具体的なアドバイスが知れて良かった。参考にしよう。「広く弱く」のうちのどちらも出来ていないが多職化して(そのほとんどが運送系ばかりだからあまり多職化の意味がないが)一つに絞るのではなく広く付き合いを増やすことが一つの会社との対等な関係を築けると書いてあったのは本当にそうだ。せっかくこの多職化(全部バイトだが)はバイトゆえにすぐに実践出来てるわけだからその一環としてお笑いも少しは稼げるようになれたら良い。「ゆるく」の部

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    2019年02月25日
  • 電子書籍の衝撃

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    via @ikues 。

    新書っぽく非常に分かりやすく書かれている。実は流れをよく知らなかったので、このくらいのやつが調度良かったかも。Readerについてはちょっとしか触れられてないね^^;

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    2019年01月20日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    本書では、フリーランスで、オフィスを持たずに、ITテクノロジーを駆使して働いている人やそのワークスタイルを「ノマド」と呼び、その実践方法を解説している。

    ノマドワークスタイルのインフラとして、ブロードバンド、サードプレイス、クラウドが挙げられる。それらが整備されてきたこととに加え、不況という社会情勢の影響もあり、ノマドとなる人が増えてきている。だが、自らが能動的に動かなければならないノマドスタイルで成功するためには、高いコントロール能力(アテンション、情報、コラボレーション)が要求される。さらに、クラウドなどの最先端のテクノロジーを使いこなすITリテラシーも必要になる。

    全体として、実例が

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    2019年01月03日
  • 広く弱くつながって生きる

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    佐々木さんの本を読むのも久々。 内容にうなづきながら一気に読み進めてしまった。 個人的に、いい人であることが繋がるために大切というのが、印象に残った。いい人批判みたいな本がとかく注目されるが、やはり大切なことと思う(批判されるいい人とは、違うのかもしれないが)

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    2018年12月31日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    この本、GWに5冊ほどまとめ買いした新書本のうちの一冊。他にたくさんの本を並行して読んでおり、ちょっと後回しになっていたが、ようやく読み終えた。基本的にはネットで探せば得られる情報が多いが、うまくまとめられている。この本を読んでスマートフォンの導入意欲がますます高まった。(出たばかりのiPhone touch4にする可能性も高いが・・)

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    2018年11月19日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    この本の副題「ノマドワーキングのすすめ」の「ノマド」というのは、北アフリカから中央アジアにかけて羊や牛を追って生活している遊牧民のことだそう。

    そこから転じて、「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルをノマドワーキングと名づけて、その実践に必要なものと、その活用の仕方を示している一冊。

    本の帯にある「スマートフォンとクラウドが新しい働き方を可能にする」といううたい文句のとおり、本書の中にはスマートフォンやクラウドの具体的な
    活用の仕方や、すぐに役立つサイトやツールの情報が満載。
    これはかなり有用だ。

    これだけでもお買い得感が高いのだけれど、

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    2018年12月08日