佐々木俊尚のレビュー一覧
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電子書籍のこれまでを楽曲配信の歴史と絡めて考察し、これからの電子書籍がどうなっていくのかが書かれた本。『本はコンテンツとしてでなく、コンテキストとして読まれる』『書き手と読み手がインタラクティブとなり、ソーシャルメディアをコンテキストとしてコアなファンに読まれる』というような、従来のマスな書店販売とは異なった配信・読み方がなされていく(すでにそうなっている)、と書かれている。活字中毒者のわたしとしても、これから電子書籍のプラットフォームがどうなっていくかは関心事であり、日本の出版社もこうした流れに感情的に抵抗するのではなく、先んじて流れを作っていくくらいの意気込みが欲しいと思った。
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Posted by ブクログ
未来へのまなざし、本当の戦い
六本木ヒルズに集う人たちは戦っている。知性と動物的な勘を頼りに、本当の戦いを勝ち抜き続けている。これは、六本木ヒルズに集まる人々の人生や人間関係を、単に賞賛の目を持って称えるという内容の本ではない。彼らが如何に人生を勝ち抜いてきたか、如何にしてヒルズという場所に集まってきたかという物語を語っている。確かに、著者の言うようにヒルズに集まる人々は似たようなにおいがある。彼らの前には以前、そこへ至る道筋はなかったのだ。彼らは例外なく戦い、勝ち、または破れ、さまざまな戦いを経験してきている。苦難とは書かない。「苦難」という言葉は21世紀には滅びる言葉かもしれない。彼ら -
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情報キュレーターの佐々木俊尚さんが面白い本を出した。
フラット登山。造語か。初めて聞く。平らな登山?
448頁もある。こんな分厚いとは思ってなかった。
「フラット登山」の哲学を語ることは想定していた。
山頂を目指す登山だけが登山ではない。
何が楽しくて苦しくて、人が多くて、2000mから先は岩場ばかりを上るんだと。
それより楽に、人が少なくて、景色のいいところを歩いたほうが楽しいじゃないか
という主張だ。これはまあ頷ける。
でもそしたらそれは登山と言わず「山歩き」といえばいいんじゃないか?
とつっこみたくなるが、、「散歩」とは違う、とは本に書いてあったけど。
思えば私にとっての登山は3つ。