佐々木俊尚のレビュー一覧

  • 電子書籍の衝撃

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    ネタバレ

    具体的にしっかり描かれた本である

    マイクロコンテンツ化:バラバラに分解されて流通する
    それがまとめられてマッシュアップされる
    機械単体で売れる事態は終わって、ネットワーク化またはエコシステムとして成立が必要
    PF化されている。地主と小作人

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    2012年07月03日
  • 電子書籍の衝撃

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    電子書籍が世間に出回る=本が売れなくなる、という風な説明がされたりすることにどうしても納得できなかった僕には明確な答えとして提示された本だった。いい書籍でした。プラットフォームの話はとてもわかりやすく、その強かな戦略によるappleの音楽業界の席巻からの例示はわかりやすかった。

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    2012年06月12日
  • 電子書籍の衝撃

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    ネタバレ

    電子書籍の本なのに、音楽配信の話がやたらと出てくる。(あと、最後にはケータイ小説の話も。)

    音楽の分野で進んだデジタル化・アンビエント化・マイクロ化・フラット化・プラットフォーム戦争…etc.というものが、電子書籍の分野でもあとを追っかけるように出てきますよ、という論旨だからだ。すごく分かりやすいし、納得がいく。

    音楽配信をチェックしとけば、電子書籍の将来が分かる、という視座を与えてくれるので、今後もそういう見方をしていけばいいわけだ、な、と。

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    2012年04月16日
  • 電子書籍の衝撃

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    電子書籍のこれまでを楽曲配信の歴史と絡めて考察し、これからの電子書籍がどうなっていくのかが書かれた本。『本はコンテンツとしてでなく、コンテキストとして読まれる』『書き手と読み手がインタラクティブとなり、ソーシャルメディアをコンテキストとしてコアなファンに読まれる』というような、従来のマスな書店販売とは異なった配信・読み方がなされていく(すでにそうなっている)、と書かれている。活字中毒者のわたしとしても、これから電子書籍のプラットフォームがどうなっていくかは関心事であり、日本の出版社もこうした流れに感情的に抵抗するのではなく、先んじて流れを作っていくくらいの意気込みが欲しいと思った。

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    2012年02月26日
  • 電子書籍の衝撃

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    コンテンツをとりまく状況が変わってきている。
    出版もそれは例外ではない。

    時代の潮流が、出版業界にも、すぐそこまでせまってきている。
    そのなかで、出版ビジネスは、コンテンツのありかたはどう変わっていくのか?
    この本は、その指標となる一つになると思う。

    また、今まで積み上げてきた出版の歴史もふまえて紹介されていたのがよかった。

    でも、一方で、紙の本は永遠になくならないと思う。
    やっぱり紙の重みは、物質の重みは重要だと思うから。

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    2011年12月28日
  • 電子書籍の衝撃

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    電子書籍に関するトップジャーナリストだと思う。情報収集が広く、今後についての洞察が深い。確かに文章を読むという経験自体がかなり変わりつつありますが、今後はどこに向かうのかという描写に説得力があり、大変面白かったです。

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    2018年12月03日
  • 仕事するのにオフィスはいらない:ノマドワーキングのすすめ

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    クラウドサービスの活用法が主な内容と思いきや、アメリカのフリーランスマーケットプレイスの紹介や、サードプレイスなどの社会の動き、アテンションコントロールなどの話も読みごたえがあった。

    クラウドサービスについては、RSSリーダー、Gメール、オンラインストレージ、Firefoxのアドオン、メディアマーカーなどを紹介。

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    2018年10月31日
  • ヒルズな人たち IT業界ビックリ紳士録

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    未来へのまなざし、本当の戦い
    六本木ヒルズに集う人たちは戦っている。知性と動物的な勘を頼りに、本当の戦いを勝ち抜き続けている。これは、六本木ヒルズに集まる人々の人生や人間関係を、単に賞賛の目を持って称えるという内容の本ではない。彼らが如何に人生を勝ち抜いてきたか、如何にしてヒルズという場所に集まってきたかという物語を語っている。確かに、著者の言うようにヒルズに集まる人々は似たようなにおいがある。彼らの前には以前、そこへ至る道筋はなかったのだ。彼らは例外なく戦い、勝ち、または破れ、さまざまな戦いを経験してきている。苦難とは書かない。「苦難」という言葉は21世紀には滅びる言葉かもしれない。彼ら

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    2009年10月04日
  • AIの未来からビジネス活用術まで ChatGPTについて佐々木俊尚先生に聞いてみた

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    ChatGPTなど生成AIについて、基本的な仕組みや用語を解説している。今、ちまたで話題の生成AIについて知識を得られる。生成AIを活用した具体例なテクニックというより、解説向け。

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    2025年12月06日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    なるほど、富士山を五号目から降るルートは面白いかも。

    登らないトレイル、フラット登山のネーミングセンスが素晴らしき。

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    2025年11月23日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    観光地のつまんないところは観光客が多いところだと思っている自分には合う一冊だった

    登山で頂上を目指す人が多いのはルートを定めるのが簡単だからかなと思った
    著者のように楽しむって観点だけでルートを決めるのは労力を使いそう

    富士下山おもしろそう

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    2025年11月15日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    あくまでも行程そのものを最大限に楽しむことを目的とした、ピークを目指さない「フラット登山」という提案が非常に新鮮だし、良い意味で今の時代っぽい。

    安全面に配慮しつつも、山歩きへのハードルを出来るだけ下げようとする著者の姿勢に共感。具体的なノウハウやコースガイドも親切設計。

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    2025年11月09日
  • AIの未来からビジネス活用術まで ChatGPTについて佐々木俊尚先生に聞いてみた

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    使ってるけど、なぜ出てきたのか基本がわからない私にとっては全体像が分かりやすい本でした。使いこなすテクニックを知りたい方にはおすすめではないと思います。

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    2025年11月03日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    風景を、歩くことを楽しむフラット登山。

    前から気になっていたが、やっと読んだ。
    本書は山頂を目指さない登山であるフラット登山を提唱し、具体的な準備から、著者が実際にやったコースも披露してくれる太っ腹な仕様。 かつてボーイスカウトで山に登っていたが、個人的に日本の自然の良さを体感でき、フラット登山も大変面白そう。 しばらく離れていることもあり、最新のアウトドアギアの話題やデジタル機器の扱いも参考になった。紹介されてるコースも、幾つか近場からでも歩いてみたいと思えた。

    アウトドア関係の本を読むのは久々だが、非常に楽しかった。

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    2025年10月31日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    ネタバレ

    いわゆる一般的なイメージの登山とは違う楽しみ方もあるということを作者の体験ベースで書かれています。

    個人的にはロングトレイル、ハイキング、登山、フラット登山など分類で考えなくても色々と楽しめばいいぐらいの感覚でしたがこの本を読むと初心者の人とかには気軽に誘いやすくて状況に応じて楽しみたいと思いました。

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    2025年10月12日
  • ビッグテックはなぜSF作家をコンサルにするのか SFプロトタイピングの実践

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    タイトルだけ見て、大企業が自社アピールのために突拍子もないことをやっているのかと思ったが、読み始めてすぐ納得がいった。
    会社が未来像を描くためには、現在の社会や技術を延長して考えるのではなく、一度突拍子もないような未来を考えてから、逆算でそこまでの道程を模索する。そのためにSFは非常に有効らしい。
    帯の「未来は現在の延長線上にはない」という一言が印象的だった。
    「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」とは、SF作家のジュール・ヴェルヌの名言だが、妄想・理想を実際の事業に落とし込んで実現していこうとするSFプロトダイビングの試みは、物語が社会に可能性をもたらすという意味でとても示唆的だと

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    2025年09月19日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    もっと自由に、もっと気軽にという課題認識から、アウトドアのあり方を提案しています。
    自身の経験を踏まえて、登山の魅力のエッセンスを合理的に抽出した上で、具体的に解説し、服装、持ち物や歩き方などのノウハウの紹介のほか、実際に体験したコースまで惜しみなく披露。力の入った本です。(趣味を起点に、このレベルの作品を生み出せるのですから、さすがです。)
    自然を楽しむことの魅力、効用が文書の至る所から伝わってきて、じっと家にいることがもったいなくなってくる、
    キャンプ、サウナなどと同様、アウトドアの裾野を広げる可能性を感じました。例えば、アウトドア経験はないけど、電車、料理、街ブラ、温泉、パワースポット巡

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    2025年08月16日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    近ごろ、百低山などと、高みを目指すだけではない登山が人気です。
    本書は低山も登らない、頂上は目指さなくても楽しいよ、と言っている。
    ひぃひぃ言いながら高い山に登って、そしてガンガン下るを繰り返していると、膝がもたないよ、と。
    百名山をいくつ登った、どこそこの冬山に行った、みたいな自慢話はもういらない、
    「とにかく気軽に、気持ちよく、楽しく歩きたい。登山なんてそれで十分じゃないか」
    著者はそれをフラット登山と呼ぶ。
    フラット(平坦)フラット(平等)
    主に、2000m前後の山域を歩くコースが紹介されていたり、装備や、便利な小物の紹介もある。
    著者が関東在住ということもあり、コースは大体関東圏なのが

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    2025年08月14日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    ジャーナリスト・佐々木俊尚さんのご著書。山のピークを目指すのではなく、フラット(平坦)な道を、みながフラット(平等)に、ふらっと気軽に登山を楽しもうという提案の一冊。コース設定や装備などすぐ使える実践的な内容です。やってみたい!

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    2025年08月12日
  • 歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

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    ロングトレイルほど求道的ではなく、かといって山頂を目指す登山でもなく、かといって散歩ほどゆるく短い歩行ではない。都会の散歩よりももっと深く濃い自然に浸り、とはいえつらくならない程度に、ただ歩く喜びを満たす旅。まったく、新しい歩く旅「フラット登山」へようこそ!

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    2025年06月11日