佐々木俊尚のレビュー一覧
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“電子書籍”が普及して紙の本がなくなるかと言えば、答えはNOでありYESである。。。
人間には手触りが必要である、移ろいやすい電子ではなくまとまったブツと思考が必要である、本屋での逍遙が必要である、あれどっかにあったよなと本棚を、あるいはページを繰って探し回る無駄な時間が必要である…
などと、私ら紙の本体験がある世代は思い、NOと答えるだろう。そして私らの目が黒い間、紙の本がなくなることはない。
だがしかし。
生まれた時からタブレットPCしか触ったことがなく、完全にその世界に最適化された“本”とその読み方しか知らない世代は、当然ながらYESと…いやそうとさえ言わないのではないか。紙の本 -
Posted by ブクログ
RPAは現代日本の働き方を大きく変える可能性を秘めている。AIのように高度な技術を必要とせず、一般事務作業者が手軽に開発運用できる。AIには開発コストがかかってしまう上に、一定のリスクを残してしまうという難点があるが、安定的に動作するRPAにはそれがない。FAX→入力や紙面→入力、データ収集→帳票作成などの典型的な事務作業をRPAは代替してくれる。誰でも気軽にできる点で普及可能性が高く、期待を抱いている。
ー以下、メモー
アナリストたちはRPAのような新たなパラダイムをどのように発見してくるのか。スタートアップが中心にこの手のテクノロジーを開発しているのは分かる。コミュニティに所属する、ある -
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ノマド・ワーカーというのはこの数年で出現した言葉で、オフィスに縛られず、働く環境を自由に選択する職業人の事。
以前は、この同種の言葉を「モバイラー」「ロード・ウォリアー」(ちょっと恥ずかしいw)と呼んでいた。
3Gネットワークも、wifiも、クラウドもない時代のモバイラーは、データを持ち、公衆電話、あるいはホテルのモジュラージャックを通信の生命線としていた。(当時の上司は、中近東のホテルで壁に埋め込まれた電話線を引き出す為に、ドライバーで大掛かりに壁を外し、警察沙汰になりかけたw)
その時代では、まず第一の目的は「ネットに接続すること」であり、書籍のほとんどは、そのノウハウだけだった
そ -
Posted by ブクログ
ケータイ小説は、コンテンツではなくコンテキストだという一行は考えさせられた。村上春樹の『アフターダーク』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『恋空』の一説を比較し、文学とオタクとヤンキーとコンパクトに述べたところも、納得。他にも、なぜ日本の出版界が再販制になったか、その歴史的経緯など、個々には興味深いところは散見された。が、ふだんから著者の言動をtwitter などで読んでいるためか全体としては新味が感じられなかったのが残念。麻野としては、前に読んだ、『マスコミは、もはや政治を語れない』の方が衝撃大きかった。しかし、あまり電子書籍のことに詳しくない人には適書だと思う。""
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Posted by ブクログ
RPAツールの販売元であるBizRobo! Japanの社長の本。
なのでRPA最高というポジショントーク前提だが、役立つことも書いてある。
日本は人ごとに業務がキレイに分担されていないので、はじめは虫食いのように導入されていく。
全自動化目指すと始まらない
金融は進みつつある、不動産は余地が多い、メーカーは後発
情シスは品質担保から懐疑的、現場推進のときに導入される
アビームでよくやってる。
成果報酬型の導入支援も多い。
技術者とロボのハイブリッド派遣
業務が定型化、集約化されたところに強い
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個人感想
現場のASPよりは手が掛かる、ERPよりは楽
ハイブリッド派遣はシステム