佐々木俊尚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本の読み方のコツが知りたくて手にした本。
以前は速読にも興味もってたけど、高速読書を読んで本を複数回目を通すというやり方を学んだ。
この本ではどちらかというとアプリの使い方、テクノロジーの活用方法、ハック的なことが前半は多かった。
高速読書の進めてる方法とは真逆なことを書いてあったものの、本を読む意味とか、目的が大切ということには共通点あり。
「集中力を高めよう」と必死になるのではなく、集中力のなさを受け入れ、「最低限の努力」だけで集中できるインターバルを少しずつ確保すること。
ワークライフインテグレーションという考え方は自分の考え方として一番求めてる生き方に近いような気がした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『時間とテクノロジー』を読んで
ABEMAプライムで準レギュラーとして出演している佐々木氏に以前から興味があり、番組のテロップでこの本が紹介されていたのをきっかけに手に取りました。
本書では、最新テクノロジー(AIなど)と「時間」という概念の関係について多角的に論じられており、非常に示唆に富んでいました。特に第2章で紹介されていた、「過去・現在・未来」という時間概念を持たない少数民族アモンダワ族 の話は大変興味深く、時間というものが文化的に構築された概念であることを強く実感しました。
また、佐々木氏が幅広い分野を横断して議論を展開する博識ぶりにも感嘆しました。
一方で、終章で提示される「因果の物語」から「共時の物語」への転換というテーマについては、「因果の物語」が今後通用しにくくなるという主張は理解できたものの、「共時の物語」という新たな枠組みの理解には少し難しさが残りました。
それでも、本書を通じて佐々木氏の思考の幅広さと洞察の深さに強く惹かれ、今後も彼の著作を積極的に読んでいきたいと思い -
Posted by ブクログ
やたらと長いタイトルだが、太字だけを読めば、『読む力 最新スキル大全』になる。何を読むかといえば、ネット上の情報と書籍である。
同じ、東洋経済新報社から出版されている『僕らが毎日やっている最強の読み方』 (池上彰、佐藤優/著)とコンセプトは同じだが、内容はまったく異なっている。あちらの本では、池上・佐藤の両氏が10紙以上の新聞に目を通しているのに驚かされた。一方、本書では紙の新聞を買う必要はないとしている。(p102)
本書はオンライン上の情報の集め方がメイン。本の読み方は全8章のうち、1章だけである。したがって、本の読み方について知りたい人には、あまり向いていない。
著者の佐々木俊尚氏は、毎日1000本ほどの見出しに目を通す。玉石混交の記事の中から、「玉の記事」をSNSで毎日シェアしている。そのやり方を紹介している。
書かれているのは、ネット上の記事やSNSなど、オンライン情報のとり方、保存法など。紙では一切保管せず、すべてをアプリで管理しているのが特徴だ。主なアプリは、RSSサービスの「feedly(フィードリー)」、後で読む「Pocket(ポケット)」、メモアプリ「Bear(ベア)」である。
著者のやり方を惜しげもなく紹介しているのには好感が持てる。
著者のように、ネット上の記事をシェアしている人や、ネット上の記事をよく読むに人は参考になることが多いだろう。
読むことの最終目的は、読むことで得た「知識」、「視点」を「知肉※」にすることであるとしている。
※「知肉」は「血肉」の誤変換ではなく、著書の造語である。
1. さまざまなものを読む
2. 知識や視点を獲得する
3. そこから概念をつかむ
4. 概念を集めて、世界観をスケッチする
5. 世界観から、自分のための知肉を育てる
(p49-50) -
Posted by ブクログ
筆者がどのように膨大な情報収集を行い、それを自分のものにしているかというノウハウをまとめた本。タイトルに「読む力」とあるが、読書に限らず新聞やネット記事などの情報も含めている。この本の評価できるポイントは、とにかく具体性があること。ネット記事の処理に関して「フィードリー」「イノリーダー」というRSS(リッチ・サイト・サマリー)のツール名を挙げたり、読書をどのように行って自分のものにするかをドストエフスキーの『罪と罰』を例に説明したりして、筆者の取り組みをなぞることができるようになっている。ノウハウの内容に関しては賛否両論あるだろうが、情報収集の1つの工夫としては参考になると思う。
この本の印象に残った主張
- FacebookやInstagram、LINEは人間関係用、Twitterは情報収集用とSNSを使い分けると良い。Twitterでは、信頼できる専門家リストを自分で作っておけば、専門家同士の評価が見え、発言の信頼性を確かめることができる。
- スマホなどの誘惑が溢れる現代において、高い集中力を発揮するのは難しい。集中力のなさ(=散漫力)を受け入れ、最低限の努力だけで集中できるインターバルを形成すれば良い。