霜島ケイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マヨイガ(上)(中)(下)まとめての感想ということで。
御影の折衝役の術者が東北で「一伏」の集落に攻撃し、27人を殺した。事態を収めるため、御影の当主は三吾の兄を次期当主と偽り東北に送り、彼を人身御供にしようとした。
三吾はそれを知り、東北へ向かい、弓生は神島の命で東北へ向かい、弓生が神隠しに遭い聖が東北へ向かい・・・。
そして見えない敵との戦いが始まる。
遠野で起こる御影の術者のしわざと思われる様々な事態に翻弄される三吾を今回は鬼達がけっこう助けてあげてます。最終的に聖に懐かれたっぽい壬達さん?が結構ウケるので好きだ。
一応この話はこれからの天狗との戦いの序章なのかな? -
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Posted by ブクログ
“「おい、兄さん」
手を放したら壊れる、と太一は思った。
何だって、壊れるのだ。誰かとの絆とか、関係だとか。そんなものはある日突然、簡単に狂って壊れて、失くしてしまえばもう戻らない。
確かなものなんて、何ひとつない。
どうせ失うのなら最初から、他者との関わりなんてなくていい。誰も何も自分には関係ないし、どうでもいい。誰かの気持ちなんてわからなくていい。わかりたくない。
――そう、思っていた。ずっと。
母親との絆すらあんなに呆気なく消えてしまうのなら、他の人間との関係なんてもっと脆いに違いない。だから、いつも心のどこかで信じてなんかいなかった。誰かが、自分のことを想ってくれるなどとは。
やっとわ