霜島ケイのレビュー一覧

  • 封殺鬼シリーズ 19 追儺幻抄(小学館キャンバス文庫)
    ようやく長野編というか紅葉編が終了。
    こんなことならさっさと紅葉ちゃんが目覚めてしまえばすべてすんなりおさまったんじゃーん!!と言いたくなるけど、まぁそれはさておき。
    前回の三吾に引き続き、佐穂子もちょっとは成長したかな~?というトコで。
    まだまだ天狗との戦いは続きます。
  • 封殺鬼シリーズ 18 まほろばの守人(小学館キャンバス文庫)
    秋川が手をひこっかな~?としてるところに天狗の横槍が入ったんで、これまたそうそうひっこめなくなってしまいました~~~。
    そして佐穂子も次期当主として自分で決断するときがきたのでした!
  • 封殺鬼シリーズ 17 紅蓮天女(小学館キャンバス文庫)
    佐穂子もすこーしづつ手がかりをつかみ、聖たちは秋川の側近たちと合流し。
    天狗との接触もあり。
    天狗は秋川と柵を争わせてどうしたいのか?紅葉を復活させたいのかさせたくないのか?
    お万は何のためにりようされているのか?
    千冬が本家側の人質になり、佐穂子が柵の人質ということで、次回あたりようやく聖たちに会...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ 16 夢埋みの郷(小学館キャンバス文庫)
    天狗編スタートしました。
    まずは折衝にあたっていた秋川の次期当主佐穂子が長野へ。
    しかし行ってみると期待はずれ(?)にも用意されていたのは事件解決への依頼ではなくお見合い話。
    ラチがあかないと佐穂子は単身、鬼無里へ。
    そこで天狗に拉致されて・・・。
    今回は本当に佐穂子編って感じなので、鬼二人の出番も...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ 15 影喰らい(小学館キャンバス文庫)
    影喰らいはルルル文庫の方で読んだので。
    もう一作の『幻戯師』は明治の文明開化の時代。浅草十二階なんか出てきたりね。
    だんだん人間が妖怪を信じなくなった・・・そんな時代のお話。
    ほかのお話でも出てきた蒼という妖怪との出会い編でもあり。
  • 封殺鬼シリーズ 14 マヨイガ (下)(小学館キャンバス文庫)
    マヨイガ(上)(中)(下)まとめての感想ということで。
    御影の折衝役の術者が東北で「一伏」の集落に攻撃し、27人を殺した。事態を収めるため、御影の当主は三吾の兄を次期当主と偽り東北に送り、彼を人身御供にしようとした。
    三吾はそれを知り、東北へ向かい、弓生は神島の命で東北へ向かい、弓生が神隠しに遭い聖...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  8 修羅の降る刻(小学館キャンバス文庫)
    道満編の最後。長かった・・・。
    過去の清明の想いをなにげに一番理解していたのはやっぱり鬼たち・・・ではなく桐子だったのでは。というオチ。
    なぜ道反玉だけ「本家」に伝わっていたのか・・・。等々から桐子が導き出した結論。
    そして全てが収束する。
  • 封殺鬼シリーズ  9 鳴弦の月(小学館キャンバス文庫)
    ルルル文庫の「鳴弦の月」には入っていないお話が1つ。
    「蠱持ち」がなかなか面白かった。
    過去に二人の鬼が出会った蠱持ちの子孫が実は同じマンションにすんでいた・・・。どにも頼りない彼が放って置けなくて手助けすることに。
  • 封殺鬼シリーズ  6 紺青の怨鬼(小学館キャンバス文庫)
    遂に、平将門の怨霊が復活した。次第に破壊されていく東京―。その張本人は蘆屋道満。聖は、単身戦いを挑むが、将門の怨霊によって倒されてしまう。息絶え、心臓の鼓動も止まった聖を見て、絶望に沈む弓生。東京はますます破壊されていく―。聖は、弓生は。
    聖は本家結界からまんまと逃れて、道満の元へ行き、殺されてし...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  4 ぬばたまの呪歌(小学館キャンバス文庫)
    頻繁に出没する怨霊の封じに忙殺されている弓生と聖のもとに佐穂子が訪ねてきた。彼女は大学生となり、聖や弓生を心配してやって来たのだった。一方、“本家”の神島達彦は成樹と接触し、成樹の中に潜む“四性の鬼”を手放すよう勧める。歴史の謎を秘めつつ、聖と弓生の本格的な戦いが、今始まる―。
    成樹に本家のしたこ...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  7 闇常世(小学館キャンバス文庫)
    ついに大物桐子ばーちゃん登場。聖が死んで自暴自棄になった弓生。呆然とする佐穂子・成樹・三吾。
    そんな中、佐穂子は京都の神島の当主の元へ向かい、現状を訴えることに。しかしそこで出会った桐子に圧倒されているうちにお株奪われる感じに・・・。桐子の協力が得られることによって事態が少しずつ変化しはじめ・・・。...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  5 邪神は嗤う(小学館キャンバス文庫)
    弓生を心配する聖。怨鬼にはなってはならぬとの清明の言葉と敵を殺したい衝動に悩む弓生。
    そんな中、三吾は弟が異形に憑かれたという女子高生の依頼で祓いをすることに。
    しかし彼らの家系はある特殊な家系でそれが理由で憑かれているらしく、弓生たちの事件と交わることに・・・
  • 封殺鬼シリーズ  3 朱の封印(小学館キャンバス文庫)
    鬼二人と成樹の再会。そして成樹はさらに鬼の力が表面に出てくるようになり、それを留めるのに必死だった。
    そんな折、宗教団体のCMが流れるようになり世間ではそれを見た後には「おまじない」を唱えるという風潮が一気に流行していた。
    そのCMの後に必ず成樹は鬼の力が噴出しそうになるのを感じ、苦しんでいたが、あ...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  1 鬼族狩り(小学館キャンバス文庫)
    ルルル文庫読んでから読むとふる~く感じるな。封殺鬼シリーズの一巻。
    最近身の回りにおかしなことばかりが起こる高校生の三沢成樹。
    ある日、千年以上生きる「鬼」という聖と弓生に出会う。
    彼らは安倍清明の流れを汲むある男を捜していて・・・。
    坂上田村麻呂&鈴鹿御前等々も関わってくるお話となっております。
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ2
    陰陽師「本家」の当主・神島桐子は東京に出て来た。自らを囮にして東京を震撼とさせている「人喰い」事件に迫ろうと。その途次で神島の遠縁という武見志郎という現世と異界を行き来する奇妙な青年に出会う。彼は桐子の放った術をあっさりとかわしたばかりか、異界からの情報を伝えてきた。興味を感じた桐子だが...?千年...続きを読む
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ3
    神島の屋敷で、突如桐子の前に現れた刺客。その者が気になる言葉を残したことから、桐子は敵の情報を探るべくある試みを思いつく。その為に必要な人物は武見勇太―。しかし、弟に代わり志郎が桐子の前に現れて...!?思わぬ展開ながら試みは成功し、明らかになる衝撃の事実と、青い目の魔人乙夜の存在。様々な断片が結び...続きを読む
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ4
    桐子は強そうに見えて宇和野さんの奥さんにすら敵わないのでは・・・?
    罰が乙女小説朗読ってのもなんかウケたわ~。
    大真面目なだけに余計うけるというね・・・
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ5
    鵺子ドリ鳴イタの完結編。
    なにげに結構なが~くひっぱりましたね。双子の悲しい過去。そして結末が。
    タダモノではないと思ってはいたけど、あの桜木先生の正体がちょっと意外だったかな?まー、すごいビックリではなかったけど。
    この時代を扱った小説ってあんまり見かけないから、もっとこの時代ならではの雰囲気をだ...続きを読む
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ1
    桐子14歳の物語。とは言え10歳のときと何もかわっとらんがな。相変わらずの桐子ちゃんです。
    なんかかなりシリーズ続いてきたものらしいけど、「花闇を抱きし者」で読み始めたばかりなのでよくわかってない。
    とにかく今回は神島に接触を図ってきた宗教団体と世間を騒がす「人喰い」の話。
    そして聖が異界で出会った...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ 20 陰月の冠者(小学館キャンバス文庫)
    12月・東京 神島の受難(笑)天狗方の正体?が見え始める。三吾に特攻した女子中学生はなんの前フリなんだろうか…。