霜島ケイのレビュー一覧
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珍しい名前だから憶えていたクラスメイトに話しかけられた内容が
「幽霊を見た事あるか?」というもの。
それに真面目に答えるのは、ずれているからなのか
素直だからなのか、咄嗟だったからなのか…。
自分に傷がある事に気がついた所。
それが何なのか、どうして『傷』なのかも、気がついた所。
なので、正直、いきなりこうなるとは…。
3話分の、人を思いやる気持ち。
想う心、は偉大ですw
いやでも、そのまま気がつかずにいたら
それはそれで面白かったかと。
感情がようやく開封されたわけですし
今度はそれをどこまで使えるか、です。
しかし、母親とは別段会わなくても大丈夫な気も…? -
Posted by ブクログ
内容とか事件とかいう前に、一番の驚きは
守銭奴の夢が…夢が!!
それで扉絵があれですか、と納得いたしました。
何だかもう、お人好し度が上がっているというか
他の人の性格も非常に浮き彫りしまくっているというか。
基本的には前回同様それほど…いや、前回の方がすごい?
今回は『帰宅』する時が危険なだけで。
しかし『後ろを振り向いてはいけない』は、振り返ると
パニックを起こして帰れなくなるから、という意味だった、んですよね?
昔話みたいに、振り返ったらもうそこで終了、というわけではなかったようで。
…あれは、奥さん連れて帰れない、という落ちだから違いますか。
で、地味に気になるのはクラスメイト。 -
Posted by ブクログ
終わったー!長かった!!
ついに決着の時!ってことで、みんなズタボロになってがんばったよ。という感じ。結局成樹は最後はハブでしたが~。そして三吾は最後の最後におにいちゃんに気持ちをぶつけて間に合い、鬼は夜刀さんとかまぁいろんなモノに守られたかな?という感じ。
途中ナナメ読みで、そもそもなんでマサミにーちゃんがよりましやんなきゃなんないのかとかよくわかってなかったけど。仲麻呂がどういう意味を持ったのかとか。まぁ、いいよ。人(キャラ)それぞれの葛藤の物語としては十分理解できたので。
最終的に一番達彦がかっこよくなったんじゃないかと。まぁ、理解されない部分が多かっただけで信念の人よね。元から。
最後 -
Posted by ブクログ
マヨイガ(上)(中)(下)まとめての感想ということで。
御影の折衝役の術者が東北で「一伏」の集落に攻撃し、27人を殺した。事態を収めるため、御影の当主は三吾の兄を次期当主と偽り東北に送り、彼を人身御供にしようとした。
三吾はそれを知り、東北へ向かい、弓生は神島の命で東北へ向かい、弓生が神隠しに遭い聖が東北へ向かい・・・。
そして見えない敵との戦いが始まる。
遠野で起こる御影の術者のしわざと思われる様々な事態に翻弄される三吾を今回は鬼達がけっこう助けてあげてます。最終的に聖に懐かれたっぽい壬達さん?が結構ウケるので好きだ。
一応この話はこれからの天狗との戦いの序章なのかな?