霜島ケイのレビュー一覧

  • のっぺら あやかし同心捕物控え

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    久しぶりの霜島ケイさん著書。南町奉行所定町廻り同心の柏木千太郎は、のっぺらぼう。冒頭から、江戸っ子はそんなこと気にしないって言われたら、そんなわけなかろうと突っ込みたくなる。なぜのっぺらぼうなのか、意思の疎通はどうしているのか、素朴な疑問を物語に絡ませてうまく説明してるのでストレス少なく読める。喜怒哀楽すべてを織り込んでいるので楽しく読めた。それにしてもモノノケ文庫とは随分とピンポイントで責めたもんです。

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    2014年07月14日
  • のっぺら あやかし同心捕物控え

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    ネタバレ

    時代ものでも霜島さんらしい、ボケツッコミが健在。
    一番笑ったのが、初さんが千太郎に「一目惚れ」した話(笑)。
    「お顔のさっぱりしたところ」
    うん、たしかにさっぱりしすぎてるわ!

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    2014年05月16日
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~

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    カラクリ荘2冊目。境界守の大家さんが眠ったまま起きなくて、みんながアタフタするという話なんだけど、主人公の心情が丁寧に描かれていて、やはり霜島ケイの本は面白いなぁと思った。読んでて疲れなくって、ちゃんと感動する場面もあるし、かなり好き。

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    2013年12月05日
  • 封殺鬼 数え唄うたうもの

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    おもしろかった~!
    が、現代編の登場人物たちを殆ど覚えてない~!
    三吾ちゃんって誰だっけ?
    あれ?精霊鬼ってなんだっけ~??
    うーん、ま、いっか~っと読み進める。
    まあ、2人の鬼が分かってるからおっけーってことで!

    いやーまっすぐに殺しにきてるなあ、めっちゃこわい。トイレは怖かったー。
    聖が絶対たすけたいと思ってるのはあの女の子のことなのは
    わかっていたんだが、祟り方面に関係してる子かと思いきや・・・・。
    ヒトガタふたつ渡された時点で気づけよ私・・・・・。
    高階さんが女の子をぎゅっとした時点でよーやく気付いたなんて、
    観察眼、つーか推察力なさすぎだー。

    そーいや2人とも本家の使役じゃなくな

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    2013年10月31日
  • 封殺鬼 数え唄うたうもの

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    現代編復活!面白かった。
    三吾と鬼二人の漫才も相変わらずで、そのほかの方々も健在で、本当に良かった、良かった。
    聖の傍若無人ぶりがさらにグレードアップしてて、振り回される三吾は貧乏くじ体質に拍車がかかっているような(笑)。
    今後も現代編が続いてくれるとうれしいです。

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    2013年10月27日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    妖怪たちの暮らすあちら側と、人の暮らすこちら側との話。キャラクターが魅力的。ちょっと切なくて、でも優しい雰囲気。
    2013/03/16

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    2013年03月16日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    かわいい~。ミギーさんのイラストが随所随所に散りばめられてるというだけでお値打ちものです(*´∀`*) 
    カラクリ荘の人たちもみんなかわいくてほのぼのしちゃいます。特にミヨシさんとレンさんと大家!
    続編にも手を出してみようかな…

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    2013年02月03日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    なんと桐子編ラストだそうで。残念。
    そのために。志郎と桐子のロマンスが最後にグイっと進展。事件はハッピーエンドとは行かなかったけど、この二人はある意味ハッピーエンドですかね。
    件のようで違和感のある妙子の正体がわかり、桐子は彼女を助けるために動き出す。塔から彼女を連れ出し、術を施す準備を進めていたが、そこには桐子が思いもよらないような誤算が潜んでいた。
    妙子が健気に兄を慕う気持ちが切ないです。
    鬼二人はあんまり出番ないですが、聖の三段重弁当はぜひにも食べたいところです。
    そしてなんだかんだ言っても京都の側近も桐子に甘いのではないかと思ってしまうのでした。

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    2013年01月30日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    命短し恋せよ乙女、朱き唇褪せぬ間に!

    封殺鬼シリーズとは思えぬ甘酸っぱさに床を転げ回る勢いで悶絶しました。いや、普通の少女小説に比べたら甘さかなり控えめな部類のはずなんだが……これがレーベル力ということか。普通の少女小説慣れしていない輩にはもうたまりませんでした桐子さま!

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    2013年01月06日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    怪異の根源である穂積関係の事情を探る桐子。やがて彼女は穂積妙子に「寄生」しているものの正体が祟り神であり、このままでは妙子の生命力が喰らい尽くされるということを知る。

    終わったー!
    妙子と中尉の最後には涙。切なすぎます。死に急ぐ中尉が心配です。

    桐子と志朗もまとまってよかったです。実にふたりらしい結末。

    清香ちゃんと朔さんの恋をひそかに応援しています。
    このふたりで本出たら即買いするほど好きでした。

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    2012年11月16日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    女学院に潜む闇、穂積妙子が、ついに桐子たちの前に姿を現した。自分がなぜ魔性と呼ばれるのかを知らないと言い……。

    女学院いい!
    迦具也が二十歳の兄ちゃんっぽいところが見られて、なんだかギャップに萌えました。でも清香との仲を応援しています!
    最後の桐子の男はろくでなし、あの状況では激しく同感してしまいました。

    あと封殺鬼も一冊しかないなんて!
    読みたいような読みたくないような気分です。

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    2012年11月13日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    昭和初期、見合いから逃げる口実を探せと命を受けた聖が東京へやってくる。そこで耳にしたのは、神職の娘ばかりを集めた女学院に軍部が関わっているという話。早速、上京してきた桐子らだが…。

    あの桐子に友達が出来た!(押しかけっぽいけど/笑)
    赤飯炊いてケーキ焼いてお祝いしたい衝動に駆られました。
    過保護な鬼たち、桐子に仕える家人の存在がやさしくて、それだけで胸がいっぱいになる。

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    2012年11月12日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(上)

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    昭和初期、陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。

    桐子、女学校に行くの巻。
    女学校ライフが楽しくて、かわいくて好きです。
    穂積さんがわりといい人?妹の手紙に困惑するさまは普通のお兄さんでした。
    相変わらず昭和初期の薄暗い雰囲気がいいです。

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    2012年11月11日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    ネタバレ

    志朗~~~~!!!
    よしっ、よく言った!!
    誰にも渡さない宣言にかーなーりにやりとしてしまった。
    もうっ、ほんっと桐子ちゃんがかわいすぎて。
    志朗じゃなくても抱きしめたくなるわー。
    当主モードのときとのギャップがまたいいんですよねー。
    これがいわゆるツンデレっというやつなのだろうか?
    桐子のお話はとりあえずこれで終りとゆーことらしいですが、
    是非是非続きもかいて欲しいもんです。
    つーか、本編で桐子がでてきたのってほんっとどシリアスな時だったような
    気がするんだが、うーんイマイチ覚えてないなあ。
    あんとき志朗いたっけ?

    妙子ちゃんと中尉は切なかったなあ。
    赤い繭のなかでのシーンはほろほろ涙です

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    2012年10月04日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    桐子編終了。
    封殺鬼シリーズにしては恋愛要素高めでしたが、内容はシビア。時代背景も今後の不安を煽ります。
    鬼たちの活躍がなくて残念でしたが、そのうちぜひ鬼たちが暴れ回る話を読みたいものです。
    封殺鬼シリーズはやはり聖と弓生が活躍してこそですもんね。

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    2012年09月03日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(下)

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    文庫のレーベルに合わせてか、シリーズ中、最も『恋愛もの』になっているお話でした。
    まさか悲恋で終わらない話をこのシリーズで読めることになるとは思っていなかったので、嬉しい誤算。
    まあ、今回の主人公が相手と結ばれなきゃシリーズの整合性が合わなくなると言われればそれまでですが、それでも予想以上にちゃんと乙女乙女していたので…。
    その分、鬼達が割を食ってるのは否めませんが…まあ、今回は主人公じゃないから仕方がないか。

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    2012年09月03日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    文庫帯に「少女たちの恋心が交差する」という煽り文句があり、「ああ、そういうレーベルだったよね・・・」と、すみません、笑ってしまいました。
    ま、確かに恋愛ものです。封殺鬼シリーズにしては。
    桐子さんはかわいいですが、もっと鬼たちの活躍場面がみたーい!!と思って下巻に期待します。

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    2012年05月28日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    ネタバレ

    魔性、穂積妙子の正体に迫ろうとする桐子。
    その前に桐子と清香+妙子の女学生ライフは恋愛祈願の呪具(笑)を作ったり楽しそうです。
    事件とは別に頭の痛い問題も起きます。
    お見合い写真を持って京都より側近(片桐)現る。
    その中には桐子がよ~く知っている人物がいたりして大変です。
    志郎は志郎で弓生に尻を叩かれてもはっきりしません(爆)
    桐子を怒らせタマに呆れられ柳にまでぶたれる始末。
    桐子、清香、妙子の恋の行方。
    妙子の正体と陸軍将校である妙子の兄、穂積逸人の思惑とそれらが明らかになったときの桐子の判断は・・・。
    最終巻が待ち遠しいです

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    2012年05月17日
  • 封殺鬼 クダンノ如シ(中)

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    ネタバレ

    はい、きましたっ、中巻!!
    早かった~、嬉しい♪

    そして今回の衝撃はやっぱカグヤさんですなー。
    いやーまさかまさか、でした。
    志朗に会いにいくまで全く気づかなかったぜ・・・・・。
    桐子ちゃんに惚れちゃったかあ。
    なかなか楽しい展開です。
    まったくもってそーゆー感情に理解がついていってない桐子ちゃんでしたが、さすがに清香ちゃんの気持ちには気づいたようで。
    やっぱ経験がなによりものをいうってことなのかしら。
    にしてもほんっとかわいいわあ。
    今回はなんだか恋する乙女だらけでしたな。
    お守りと称して渡す恋のおまじない。なかなかにくい小道具だわ
    しかし、三人とも前途多難な気が・・・・・。
    志朗さん、理

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    2012年04月30日
  • 封殺鬼シリーズ  8 修羅の降る刻(小学館キャンバス文庫)

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    あまりメディアミックス推奨派ではないけど、これはアニメになったら燃えるだろうなと思った……特に次期当主たちが結界・調伏で頑張るところ。
    何やかやで桐子さまは伊達に十で当主に就いていない、怖い人だなとも感じたけど、当主を退く時云々のくだりを読んで、どれほどのものを十の少女の頃から抱え続けてきたんだろうと思うと……。切なくなった。せめて志郎さんの存在が和みになったろうか。

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    2012年04月25日