霜島ケイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんなに好きな小説にあとどのくらい出会えるだろうか、ってぐらい好きです。
陰陽師安倍清明に仕え、彼の死後もその流れを汲む「本家」に庇護される使役鬼として、 千年以上の時を生きる鬼、聖(酒呑童子)と弓生(雷電)を中心としたシリーズ。 歴史上の人物や今も残る言い伝えなど、古き日本と現代の微妙な人間関係が合わさって、抜け出せないほど引き込まれてしまいました。
聖の関西弁と、能天気なようで勘の良い性格が愛しいです。・・・なんでもないようで、なんだか救われるような・・・温かい気持ちと言葉でほっとする。どのキャラもきっちり書き分けられていて、そして皆成長しました。
シリーズ28をもって終了となり -
Posted by ブクログ
七人怪談は、7人の作家さんがテーマを与えられ、それにそった内容の怪談を書くという形式になっていた。
澤村伊智 霊能者怪談
加門七海 実話系怪談
名梁和泉 異界系怪談
菊地秀行 時代劇怪談
霜島ケイ 民俗学怪談
福澤徹三 会社系怪談
三津田信三 建物系怪談
それぞれ怖い作品であったが、どれも読みやすくあっという間に読み終えてしまった。
霜島ケイさんの話では、主人公の行動によって最悪とも思える結果になってしまう。その後のことは書かれていないが、これから何が起こるのか想像するだけで恐ろしい。
でも、自分が主人公の立場でも同じように考えるだろうし、対応すると思う。その当たり前の行動が取り返しのつ -
Posted by ブクログ
ネタバレ澤村伊智 霊能者怪談
投稿文から浮かび上がる霊能者。面白かった。さすが。
ヒトコワではないが、ダメだと思いながらもずるずる先延ばしたり、無視したりする心理がめちゃくちゃわかる。
加門七海 実話系怪談
実話かフィクションか。実際に足を運んで写真をとって、写真が変化する。怖かった。
名梁和泉 異界系怪談
燃頭はフィクションだったが、子供達の想像力や願いによって実在化するのが良いし、黄泉というのも良いが、戻ったところで、っていうラストも良い。
菊地秀行 時代劇怪談
淡々と場が映り話が進んでいく。まあまあ。
霜島ケイ 民俗学怪談
住もうとした家がおかしいのは嫌だなあ。猿かもという思い込み、思い -
Posted by ブクログ
三津田信三の元にホラー界屈指の作家6人が
集まり、各々、テーマ別の怪談を描く……(; ´⊙Д⊙)ゾワッ
バラエティーに飛んだ7作品でした!
個人的に面白かったのが、
『サヤさん』澤村伊智
新居に越してきた家族に起こる祟り
そしてあの!霊能者が現る!!
いや〜まさかねあの人が出るとわ笑笑
内容もぼきわんが来るみたいな感じで面白かった!!
『燃頭のいた町』名梁和泉
ひょろひょろな長身にフラフラな足取り
見たものを震え上がらせるという亡者
その名も……燃頭!
サイレントヒルの様な話だった
燃頭が追っかけてくるーーー!
いや〜中々面白かったぁ〜('▽')ヨカッタ
『