あらすじ
陰陽師の系譜を継ぐ「鬼使い」桐子の運命!
人気の封殺鬼シリーズが、イラストレーターを変更して装いも新たに復活! 舞台は昭和初期。妖しいまでに美しい、陰陽師の系譜を継ぐ「鬼使い」神島桐子の運命を描く新章開始。東京と京都の本家同士の対立いかに?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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千年もの時を生きてきた鬼、鬼同丸(戸倉聖)と雷電(志島弓生)が陰陽師にして鬼使いの少女、神島桐子と信頼関係を築きながらさまざまな敵と対峙し、事件を解決していく人気シリーズ。現代では老女である神島桐子の少女時代の話で、のちに伴侶となる武見志郎との不器用な恋も見所。
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ま、まさか封殺鬼シリーズが復活していたとは……!
大好きなんですこのシリーズ!
いったい何年読み続けていたことかっ!
これは買うしかないと思って買いました。
畜生、財布が軽いぜ……。
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2年近く続いた鵺子もとうとう完結しました。乙夜の悲願とそれを叶えるための不器用な手段、哀れな最期に思わず涙が出そうになりました。でも何百年と目玉だけで生きてきて今やっと生から解き放たれたのは不幸中の幸いだったのかな。今度生まれ変わったときには幸せな、両親の愛に包まれた人生を送って欲しい。桐子と志郎の今後が気になります。使役鬼はあのまんまでこれから先も支えあっていってほしいですね(笑) 1〜5巻完結。
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前シリーズのときも『花闇〜』がとても好きだったので、昭和初期の東京という桐子の時代での新シリーズはとても嬉しいです! かなり気になるところで終わっているので、早くも2巻が待ち遠しくてたまりません。
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うおっとこんな本が出てるなんて露知らず!てっきりシリーズ終わったとばかり思ってました。お若い桐子さまのお話はなかなか嬉しい。久しぶりのキャラになにやら心弾みました。続きが楽しみ!
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闇を纏った14歳の美少女は、冷酷苛烈の若き神島家当主、桐子―。時代は昭和のはじめ、桐子と二人の鬼は、近代化と軍事化に狂い始めた東京の闇に挑む。ルルル文庫で復活の封殺鬼、強力な昼行灯の武見志郎が加わって絶好調です。バカなケダモノ、略してバケモノ、う〜ん、そういう意味だったのか。…ってちがーう(笑)
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、昭和初頭の東京。裏の陰陽師にして十四歳の神島家当主、神島桐子は真術会から手荒い招待を受ける。
雰囲気が大変好みな物語でした。
甘くなく、しっかりとした構成や時代考察で読みごたえがありました。
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本編は発売されるとすぐに購入して読んだものですが、この過去編は今になってやっと読み始めました。
登場人物達が相変わらずで嬉しい!
桐子が楽しそうなのも嬉しいです。
初登場の人物では、挿絵付き場面の宇和野さんがかっこよかった。
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平安時代から生き続けてきた二人の鬼と人の紡ぐ物語である封殺鬼シリーズの新章。
昭和初頭の東京が舞台の、先だって完結したシリーズに登場していた陰陽師の神島桐子さんが中学生だった頃の物語…中学校、本当に通ってるのかが非常に謎です。でも、彼女が怒鳴ったり笑ったり可愛く髪を整えられたりするような時間があってよかったなぁと思いました。
各所で炸裂する霧島さんっぷりの素敵さや「昼行灯」と称され続けていたあの方の登場などを鑑みるに、今後の展開がとても楽しみです。現と異界の、繋がりながら隔たれている在り様を描き出す文章に息をのむことがしばしば。「浅草十二階」のように節々に登場する文物やそこに存在する言葉に漂う空気が昭和な感じ。鬼たちや魑魅魍魎や人たちはどのように関わっていくのでしょうか。
81ページの絵のアングルがサイコーだと思ったり。
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以前から気になっていたシリーズ。文庫になったのを機会に購入。時代も人物もなにもかも好みでどうしようかと思った作品。前の作品は本屋で見かけることが少なくなったので、新装版ででも出して欲しいと思う。
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前にシリーズがあったとは知らず、初読み。時代は昭和初期で驚いたけど、雰囲気に呑まれた。登場人物全員が魅力的ですごく惹きこまれた。続きが気になるッ!
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ストーリー作りも文章も予想外にしっかりしていた。アイテムとしては王道なものばかりだけど、それがきっちりした破綻しない文章でまとめあげられているから読んでいて安心する。前シリーズを読んでいないと楽しめないかなと不安だったけれど、分からないことが多くて不快になるような書き方はされていないので大丈夫だった。むしろ、前シリーズで何があったのか読みたくなってくる。上手な作者さんだと思います。次回に続く! という終わり方なので、続刊早く手に入れて読みたい。