霜島ケイのレビュー一覧
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購入済み
霜島ケイさんの別シリーズ読破してしばらく、なんか無性に癒されたくなって、こちらの一巻を買った。
読み終える毎に次巻を買って数日で読破。ゆっくり読むつもりが……。
十代の頃に読んで面白かったかどうかはわからない。
こんな素直な話が、十代の捻くれた心に入ったかどうか。
アラサーになって初めて読んで、アラサー女は、なんだかこれまでを振り返り「自分もいろいろあったなあ」としみじみした。
なにせアラサーなので、視点は太一くんを見守る側に回る。
太一くんの周りには愉快な面々がたくさんおり、でも太一くんに何かを押し付けることはなく、彼が自ら答えを掴むのを、見守っている。
読んで全く疲れない。
この本はわたしに、特に何も押し付けてこない。
妙な理想論とか。暑苦しすぎる友情やめんどくさすぎる恋愛や諸々、そういうゴリ押しやめてーと思うものが無かった。挿絵も含めて。
まったく押し付けがましくなかった。
太一くんはカラクリ荘に逃げ込んで助かった。
わたしも逃げ出して、逃げ込んだ先で救われたクチだから「自分もいろいろあったなあ」としみじみしたり時には涙したり、楽しく読んだ。
霜島ケイさんは色んな話が書ける人なんだなと思った。
続きがあれば読んでみたい。
とりあえず紙の本で買って本棚に並べたいと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ神島桐子編完結・・・。
不器用な穂積中尉と妙子の恋がせつない。
兄は妹の幸せを心から願っていたのに(涙)
下巻は、予想していたとおり中味ぎっしりで駆け足だったような気がします。
弓生や聖の活躍や朔と清香の色々とかもう少し読みたかった(笑)
最後はこちらも予想したとおり桐子からの逆プロポーズという形になりました。
桐子が先に決心して公にすると思っていました。
志郎、タッチの差で敗れる(笑)
「こいつが、私の結婚相手だ!!」
「結婚の約束をしようか」
ふたりらしい婚約の誓いでした。
神島桐子の人生は凄惨で辛くてやりきれない想いも多々あったとは思うけれど決して不幸ではなかった。
このふたりは、またいづれ辛い別れが待っているのですが・・・欲を言えばもう少し読みたかった。
弓生と聖の小姑ぶりをもっともっと読みたかった(特に弓生・笑)
またひよっこり続編とか外伝がでることを期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1年2ヶ月ぶり、シリーズ最新刊です。
もう待つことにも慣れました・・・でも、もう少し早く読みたいな~(笑)
さてさて、封殺鬼・神島桐子さまシリーズも3作目(1作目が全5巻・2作目は全1巻)
神島桐子さまは、16歳になりました。
神島本家は、京都ですが、このシリーズの舞台は帝都東京。
桐子さま、東京の別宅がお気に入りです。
今回、桐子さまは、女学校に入学?致します。
初めての学校生活、このシリーズ初の女の子らしい展開。
初めて女の子の友達ができて、別宅にも招待したりして・・・別宅の家人や使役の鬼ふたりに支えられて桐子さまも肩肘張らずにずいぶんと女の子らしくなってきました。
そして、武見志郎。彼との関係も少しずつ進んでいるような気がします。
お互いに何も言わないけど、そろそろお互い自分の気持ちに気づいている。そんな感じです。
封殺鬼ですから、そんな日常のお話だけではなく、今回も事件は起きそうです。
タイトルにもある「クダンノ如シ」
この件(くだん)ですが、漢字をみるとわかりますが、人と牛。
半人半牛の姿をした怪物(妖怪)として知られています。
生まれてから数日で亡くなりますが、その間に予言をするそうです。
またその予言がしたことが現実になったときに亡くなるとも言われています。
帝都の護り竹取の一族の長 迦具也(朔)
次代の迦具也 筒木清香
帝華女学院に封じられている魔性 穂積妙子
今のところ、女学院の中の出来事なので、そこから出てこなければ、男性陣は蚊帳の外ですよね。
弓生、聖、志郎、どう係わっていくのかも楽しみのひとつ?
全3巻(予定じゃないかな~・笑) 封殺鬼 クダンノ如シ 中 は、4月下旬の発売です。
上巻、中巻の連続刊行は、嬉しいですが最終巻は、それから何ヶ月後なの~~ちょっと心配です。 -
Posted by ブクログ
1巻出たのって93年だったんですねぇ。
シリーズ読破。
不老であり1000年以上生き続ける鬼二人が主人公のお話。
安倍晴明に仕え、以降その家系に仕え続けている鬼。
雷電こと志島弓生と酒呑童子こと戸倉聖。
何事も深く重く考え、いつも影を背負っているような弓生。
ばりばり関西弁で一見能天気な聖。
不老で生き続けるってどんなんなんやろ?
知りあった人達が、どんどん年を取って亡くなって行くのを見続けるのはとても孤独感を味わうと思います。
この本、少女小説のところにあるんですよねぇ・・・30超えたおっさんが、その棚を探すのはちと勇気が要ります。
キャンパス文庫でも大抵キツかったのに、今はルルル文庫でしょ?
読み始めた頃はまだギリギリ10代やったのに・・・。
スピンオフじゃないけど、この小説のあとがきから興味を持ち、加門七海の『東京魔方陣』等ドキュメント本にハマリました♪