霜島ケイのレビュー一覧

  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~
    “「おい、兄さん」
    手を放したら壊れる、と太一は思った。
    何だって、壊れるのだ。誰かとの絆とか、関係だとか。そんなものはある日突然、簡単に狂って壊れて、失くしてしまえばもう戻らない。
    確かなものなんて、何ひとつない。
    どうせ失うのなら最初から、他者との関わりなんてなくていい。誰も何も自分には関係ない...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ 15 影喰らい(小学館キャンバス文庫)
    『影喰らい』表題作。平安時代、阿部泰親に仕える高遠と鬼道丸。
    泰親≠晴明であることにイラつく高遠。
    『幻戯師(めくらましし)』明治時代、人は妖怪の存在を否定する風潮が流行るのをみて聖は己の存在を危ぶみはじめる。

    泰親いーね。好きだ。ちょっと影があっておバカなフリもお手のもの。なのにやるときはやっち...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ 14 マヨイガ (下)(小学館キャンバス文庫)
    ノーマークだった眞巳に不覚にももえた。。。おにいちゃんかっこよいな。
    聖がいるととたんにユルくなるな、と思ってしまった。華やぎって大事ですよね:-9
  • 封殺鬼シリーズ 12 マヨイガ (上)(小学館キャンバス文庫)
    遠野で御景の交渉役が一伏を殺戮。御景が生け贄に三吾の兄の眞巳を差し出したことを知り、三吾は遠野に向かう。
    諏訪神社の異変、三吾と弓生の接触まで。
  • 封殺鬼選集1 鬼族狩り
    華月がすずにはまったきっかけです(笑)
     封殺鬼シリーズのドラマCDを聞いて、ころっところんで本を大人買いしました(^^ゞ
  • カラクリ荘の異人たち3 ~帰り花と忘れ音の時~
    “―――君は他の人のことなんか、何も見てないよ。
    自分が何を見ていなかったのか、もう一度考えたらわかるだろうか。
    ずっと先延ばしにしていた、その答を見つけられるだろうか。
    (家に……)
    太一は唇を噛んだ。
    (家に帰ろうか)
    父とその再婚相手に、家に帰ってもう一度会ってみよう。
    空栗荘に来てから初めて...続きを読む
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~
    イラストと話の内容がマッチしているなぁと思った。

    霜島作品は初めて読むし、ミステリーのイメージがあったが今回はファンタジーだった。

    作品の世界観となる賽河原町は、その名の通り面白い所だし、主人公が下宿する空栗荘の住人も不思議な人ばかり。

    知っているだけでも、後二巻はあるはずだから今後が楽しみ。...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  1 鬼族狩り(小学館キャンバス文庫)
    20巻ぐらいで断念してたけど、(長いの苦手)30巻弱ぐらいで完結したっぽいので再読検討中。
    二人の使役鬼のお話。
  • 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ2
    続きがこんなに早く読めるとは思わなんだ…嬉しい誤算。本編(と、言っていいのかな)では煮ても焼いても食えなかった桐子さまもティーンのときは可愛かったのだなあ…。感慨深いよ。どうでもいいですが挿絵の人の同人誌を持っていることにいまさら気付いて驚き。やはり二次創作とオリジナルだとイメージが違いますね!
  • 封殺鬼シリーズ  1 鬼族狩り(小学館キャンバス文庫)
    これを読んで陰陽師とか平安時代とかに興味を持ちました。気になりすぎて本気で酒呑童子伝説を調べて妄想したりしてね!(まじのおたくだ…)
  • 封殺鬼選集1 鬼族狩り
    そこそこおもしろかったけれど、かなり文章が稚拙…。まぁ、あとがきでも書かれていたからこれからだんだんと読みやすくなっていくのだろうけど。
    終わりのほうはリズムがよくなって、そこはおもしろかった。
    …てか少年陰陽師読んだあとに読んだから真言の違いが笑えた…。
  • 封殺鬼シリーズ 28 終の神話・人祇の章(小学館キャンバス文庫)
    読んでなかった分をやっと読みました。とりあえず、聖&弓生おつかれさん。・・・・・・・・・いや佐穂子も三吾もな。とくに三吾か。
  • 封殺鬼選集1 鬼族狩り
    面白かったです。封殺鬼の文庫版は、今までホモっぽく見えてたので手を出しあぐねていたのですが。男ばっかりですが、それっぽくもなく、普通に読めました。ただ、やっぱり少女向けなので、伝奇系に期待してしまうおどろおどろしさがイマイチ少なかったです。読みきりとして綺麗に完結してると思うので、続編があるというの...続きを読む
  • 封殺鬼シリーズ  1 鬼族狩り(小学館キャンバス文庫)
    何気に手にとってみたら、20巻以上続くシリーズものだったのね。時間があるときにでも制覇してみるか。(2004.12.4)