カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

660円 (税込)

3pt

父の頼みで下宿することとなった賽河原町にある「空栗荘」。一見なんの変哲もない古いだけの建物だと思っていたら、そこは妖怪の住む「あちら側」の賽河原町との境目にある建物だったのだ。勝手に歩き回る市松人形に、喋るカラス、ろくろっ首……。不思議がしぜんとそこに「居る」世界が、扉の向こうに広がっていた。そんな不思議を「不思議」とは思わない、空栗荘の住人達も癖のある人ばかり。――太一のちょっとかわった下宿生活が始まった。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~
    660円 (税込)
    父の頼みで下宿することとなった賽河原町にある「空栗荘」。一見なんの変哲もない古いだけの建物だと思っていたら、そこは妖怪の住む「あちら側」の賽河原町との境目にある建物だったのだ。勝手に歩き回る市松人形に、喋るカラス、ろくろっ首……。不思議がしぜんとそこに「居る」世界が、扉の向こうに広がっていた。そんな不思議を「不思議」とは思わない、空栗荘の住人達も癖のある人ばかり。――太一のちょっとかわった下宿生活が始まった。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~
    660円 (税込)
    中秋の名月――十五夜の近い賽河原町。世間では月見団子に薄飾りと、月を愛でる用意も万端な中、太一のクラスメイト采菜が、弟が薄売りに連れ去られたので助けて欲しいと、空栗荘の大家を頼ってやって来た。しかし、肝心の大家は寝入ったままで起きてこない。住人達はなんとか大家を起こそうと、あれこれ手を尽くすが一向に効果はなく――。果たして、大家は無事に起きるのか? その原因は? あやかしご近所奇譚・第2弾登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • カラクリ荘の異人たち3 ~帰り花と忘れ音の時~
    671円 (税込)
    捜し物を見つけて欲しいと頼みにくる不思議な紳士や、身体が溶けてしまって、おもわず太一に取り憑いてしまった雪女。あいかわらず、色々なことが巻き起こるカラクリ荘だったが、太一には別に悩みがあった。それは、正月休みに自宅へ帰るべきかどうか――である。自宅には、義母・鈴子がいて、会えばまたギクシャクすると思うと、どうも乗り気になれない。カラクリ荘の面々はそのまま年末年始を過ごすと知った太一は、それならば自分も――と考えた。しかし意外にもレンからの反発にあってしまうのだった。「君は家に帰るべき」だと、そう強く太一を諭すレン。その言葉に、珍しく大きく動揺しおもわず怒りをレンにぶつけてしまった太一だったが……。ご町内妖怪奇譚第3巻登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~
    693円 (税込)
    「幽霊を見たことがある?」と、クラスの、それほど親しくもない男子に問われた太一は「ある」と答えた。なにしろカラクリ荘に来てからというもの、幽霊どころか妖したちの絡む色々な事件に巻き込まれてきたのである――が、そこがうまく説明できない。そもそも人との距離がうまく掴めない太一にとって、彼がなぜそんな話を自分にしてきたのか皆目見当もつかないのだった。だが、理由を訊けぬままに別れた後、自分でも不思議に思うほど、その事が気にかかってしまう。以前の自分であればそんな事はなかった。なのに――なぜ!? 賽河原町に春風が吹き、少年の心にも、小さな春が訪れる……。ハートフルご町内妖怪奇談第4巻!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年06月19日

    全4巻完結。第3巻のあとがきで番外短編があると言っているが、これは未読。
    和泉がんばれっ!六花(第3巻登場)雪女でツンデレなんて素敵だ。

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    Posted by ブクログ 2011年08月05日

    ジャケ買いと、妖怪モノだったので興味を持ち。
    しかしいい話だった。

    幼少の頃のトラウマで、他人に接することが苦手になってしまった主人公太一。
    父親の勧めで、父の友人が営む下宿にしばらく世話になることになった太一が
    目的の町のバス停で降りるとそこは
    魚人や喋るカラスが闊歩する、妖怪の町だったーー!
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    0

    Posted by ブクログ 2009年11月16日

    ミギーさんのイラストに惹かれて買った所、おもしろい作品に出会いました・・・!
    続刊はまだ読めていませんが、時間があればこの巻だけでももう一回読もうかな・・・と考え中

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月07日

    『封殺鬼』はライトノベルで楽しみどころが良くわからなかったが
    こちらはやはり良くある形式ではあるにせよ読みどころがわかりやすい
    きれいすぎて作者の味があまりない感じではあるけれど

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    Posted by ブクログ 2013年03月16日

    妖怪たちの暮らすあちら側と、人の暮らすこちら側との話。キャラクターが魅力的。ちょっと切なくて、でも優しい雰囲気。
    2013/03/16

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    Posted by ブクログ 2013年02月03日

    かわいい~。ミギーさんのイラストが随所随所に散りばめられてるというだけでお値打ちものです(*´∀`*) 
    カラクリ荘の人たちもみんなかわいくてほのぼのしちゃいます。特にミヨシさんとレンさんと大家!
    続編にも手を出してみようかな…

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    Posted by ブクログ 2011年04月24日

    何か、大事なものをすとんと忘れてきたよな主人公。
    父親は再婚するし、主人公はそんなで家の中はぎすぎす。
    親としては、妥協案も出したくなるもの、です。

    感情がすっぽりどこかに抜け去っているおかげで
    妖怪に会おうが何が起ころうが動じない。
    ある意味いい事だとは思いますが、ないと困る場合も。

    来た時は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月06日

    妖怪に話しかけられても、淡々と受け答えする主人公がイイ。ありがちなトラウマ話や人情(?)話はつい読み飛ばしてしまうけど、カラクリ荘の癖のある住人や懐こい妖怪たちが魅力的。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月31日

    幼い頃のトラウマから、大切な感情まで忘れてしまうほどに頑なに冷え切った主人公の心。廻りの人たちとの関わりやいろいろな体験によって、自分には見えていなかった本当のことがたくさんあると気付き、頑なな心も少しずつ溶かされていきます。主人公の心の声が物語を途切れさせることなくスムーズに運んでいきます。複雑な...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月11日

    優しくてレトロな雰囲気が好きです。けっこう淡々とした語り口。ライトで読みやすい。異界とつながるカラクリ荘に下宿することになった少年が、過去のトラウマで心から失った何かを、妖怪たちとの交流を通して少しずつ取り戻していく。
    続き、読みます。

    0

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