【感想・ネタバレ】封殺鬼シリーズ 15 影喰らい(小学館キャンバス文庫)のレビュー

あらすじ

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時は平安。人の影を喰らい、食われた人間は3日もたたずに死ぬという「影喰らい」が世を騒がせていた。安倍家の使役鬼、鬼同丸と雷電は、影喰らい退治に乗り出すが、その正体は、いったい何者か?意外な事実が…!?

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Posted by ブクログ

蒼さんの初出(……初出?)はこの巻だったのか……。何度でも言うけどルルルから入った読者なので、この巻の登場人物紹介に蒼さんを見つけたときはびっくりした。どっちの短篇も好きだけど、幻戯師のほっこり加減はたまらない。鬼さえもふわっとだまくらかして、闇でけらけら笑っている、でもそれは嘲笑でなくて、充分に人間と共存していけるはずの、笑み。そのあたたかさ、あやかしの愛嬌がが素敵。更にここからルルルへ繋がってゆくと思うと、また何ともいえない味わいがある。

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2012年04月25日

Posted by ブクログ

影喰らいはルルル文庫の方で読んだので。
もう一作の『幻戯師』は明治の文明開化の時代。浅草十二階なんか出てきたりね。
だんだん人間が妖怪を信じなくなった・・・そんな時代のお話。
ほかのお話でも出てきた蒼という妖怪との出会い編でもあり。

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2011年02月22日

Posted by ブクログ

『影喰らい』表題作。平安時代、阿部泰親に仕える高遠と鬼道丸。
泰親≠晴明であることにイラつく高遠。
『幻戯師(めくらましし)』明治時代、人は妖怪の存在を否定する風潮が流行るのをみて聖は己の存在を危ぶみはじめる。

泰親いーね。好きだ。ちょっと影があっておバカなフリもお手のもの。なのにやるときはやっちゃうよーみたいな。時折見せる弱い顔もよいです。またでてこないかなー。むりだろーなー。

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2010年04月21日

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