藤本ひとみのレビュー一覧

  • ダ・ヴィンチの愛人

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    ネタバレ

    ルネサンス期の時代背景がよくわかった。
    美術の勉強している私にはもってこいの作品でしたし
    思ったよりかなり読みやすかった。
    出てくる人物達が1人1人濃く書かれていた
    そこもまた読みやすい要素の一つかも


    でも最後が切なすぎる・・・
    昔の恋ってホント切ない

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    2011年09月21日
  • 令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

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    女性セブンで連載している「令嬢テレジア」の原作です。

    単なるヤリ○ンなだけでなく、革命に立ち向かう女闘なだけでもない。自分の美貌と頭の回転の速さをフルに活かし、「女」であることを100%楽しみながらしたたかに激動の時代を生きる様は読んでて潔い。

    「フ○ンス書院かっ!!」と思うほどエロいです。ムフフ。

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    2011年08月08日
  • ジャンヌ・ダルク暗殺

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    二人のジャンヌを効果的に書き並べていますが
    時代背景が上手く描いてあって、何気ない
    エピソードも上手に理屈がついて、くすりと
    楽しめます

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    2011年05月04日
  • 見知らぬ遊戯 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    シャルルシリーズが好きで、なぜか2作目→1作目と読みました。

    犯人は前半で分かりましたが面白かった。

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    2011年03月04日
  • 皇帝ナポレオン (上)

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     幽閉されていたナポレオンがエルバ島を脱出。そんな中、若き新聞記者のモンデールがマダム・タリアンの協力を得て、ナポレオンの真実を暴くために取材を開始する。協力者マダム・タリアンの目的はどこにあるのか、彼女の思案通の記事が新聞に連載されモンデールがナポレオンに逮捕されようとするところまでが上巻の内容だ。

     ナポレオンがどのようにして皇帝まで上り詰めるのか、常人離れしたその行動の裏に妻ジョセフィーヌへの思いをクローズアップし過ぎの感はたしかにある。たしかにあるのだが、読み手が飽きずに歴史を学べる方法としては成功している。

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    2015年05月11日
  • 恋愛王国オデパン

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    いちばん美馬さんっぽい美馬さん。
    「あっぷる神話」ほど大人じゃない、「ばら物語」くらいの美馬さんかなあ。

    知り合いでいいから、名前だけでいいから、冷泉寺家とか芹沢家とかミカエリス家とかアルディ家とか出して欲しい。

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    2010年09月15日
  • 華麗なるオデパン

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    もうね、いいんです、やまなしおちなしいみなしでも。
    これ本気なの?ギャグでしょ?でもいいの。
    何もなくとも萌えがあるのが藤本ひとみ作品だもの。

    いいの、33歳の美馬さんが出てきてれば、もうそれで。

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    2010年09月14日
  • 快楽革命オデパン

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    やっと、やっと、ひとみセンセが戻ってきてくれて嬉しいよ~ということで、★4つ(笑)
    美馬さんが出てるし!いや、それだけじゃないけど!
    このありえんだろーなゴージャス感がひとみセンセだよ!とわくわくするの。

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    2010年08月20日
  • ジャンヌ・ダルクの生涯

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    ジャンヌ・ダルクを伝説としてではなく、実在の人物として、取っ付きやすく分かりやすく紹介した本。舞台となっている土地の地理的関係や現在の街の様子なども、描かれており、知識が全くない状態からでも、イメージを膨らませやすい作品です。とりあえず、「ジャンヌ・ダルクの生涯はどんなものだったのだろう」とざっくりと知りたい人に、おすすめです。

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    2010年07月21日
  • 侯爵サド

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    有名すぎるマルキ・ド・サド氏ですが、私は彼の著書も伝記も読んだことがないので、その上で語ります。

    表現が表象的で耽美です。(言ってる中身はえげつないので美しくはないのですが。)女性ならではという感じ。こんな文章書く男は三島っちしか知りません。
    あとは、几帳面な構成の仕方をされるかただなと。この作品には合っているし、何よりこういう書き方は私は生理的に好みです。(小説の出来としてではなく、あくまで生理的に)
    終盤に起こる爆発の鮮やかさが際立っていて、これが読後カタルシスか!
    ただの伝記でなく、物語として面白い作品でした。

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    2011年04月16日
  • 快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    三冊の中では一番グロイのかも。
    にしても、シリーズを通して思うのは、シャルルが意外と惚れっぽいということ。

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    2010年05月27日
  • 新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈少年編〉

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    原作は読んだことなくて、アニメも中途半端にしか見てなくて、ほぼこれが初三銃士。
    西洋史専門の藤本さんらしい描写が雰囲気出してます。読みやすいけど、時代背景を勉強してから読んだ方が楽しめるかも。

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    2010年05月26日
  • シャネル

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    子どもの頃、素直になれない自分に対しての葛藤の描き方が素晴らしい。

    藤本ひとみ風シャネルになっていることは否めないけど
    読みやすく、入り込めた作品。

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    2010年05月12日
  • 令嬢テレジアと華麗なる愛人たち

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    「テレジア」なんて入っているから、オーストリア=ハプスブルクのマリア・テレージアかと思ったら、別人でした。
    フランス革命の時代を生きた、スペイン女性を描いたラブロマンス小説でした。

    この物語には、3つの楽しみ方があると思います。

    1つは、歴史小説として。
    フランス革命、その怒涛の時代を、1人の女性の人生をなぞるように辿ってゆきます。
    世界史の授業でかじった人名や地名、事件名が出ると思わず「あっ」と声をあげてしまいます。
    人々の生を翻弄してゆく革命の荒波を、感じることが出来ます。

    もう1つは、喜劇小説として。
    己の幸せのために貪欲で、自身の欲に正直に生きた女性・テレジア。
    強い意志を持ち、

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    2010年03月20日
  • ブルボンの封印 上

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    宝塚かベルバラの世界です(←
    なんてキラキラしてるんだ・・・これが第一印象。

    登場人物のどなたも素敵です。
    一番はやっぱり肩まで伸ばした漆黒の髪に陶器のような肌を持つ、
    策略家のアドリアン・モーリスです! 文句なくかっこいい。

    ちょっと逆ハー気味ですが、主人公の女の子に少しも腹がたちません。 
    それはきっと、貴族の華やかな暮らしにあこがれながらも、
    自分の本来過ごしてきた素朴な田舎の島での生活の思いでも大切にし、フランスの王に愛されながらも貧民たちに目をむけ自分でなんとか助けようとする意志が彼女にあるからだと思います。
    私だったらそう思うなー、とか、私だったらそうする、
    とかいうことをとこ

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    2010年03月11日
  • シャネル

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    面白くて1日で読んでしまいました。

    妥協を許さず仕事で成功することが生きがいだった彼女は
    パワフルで情熱的でとても素敵です。

    でも私は彼女とは正反対の性格なんだなと思いました。

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    2010年02月20日
  • 新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈青年編〉

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    ミレディ視点での物語りの進行。
    藤本ひとみ作品は、女性が自分の美貌と知恵や経験などを活かして成り上がり、転落し、それでもまだ這い上がる。という作品が多いと思うのですが、これもそのひとつ。
    一味ちがった三銃士、おすすめです。

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    2009年12月09日
  • 新・三銃士 ダルタニャンとミラディ〈少年編〉

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    三銃士ものが大好きで、その名のつくものならば片っ端から見ています。
    ミレディの視点で描かれているので新鮮で面白かったです。
    勢いのある猪突猛進なダルタニャンがかわいい。

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    2009年12月09日
  • アンジェリク 緋色の旗

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    2009.11
    フランス革命時、元貧乏貴族の少女のお話。パリの下町で生きていこうとする彼女は必至で、たくましい。でもラストはちょっとびっくり…え、これで終わり、え、この後どうなるの…。

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    2009年11月19日
  • ジャンヌ・ダルク暗殺

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    二人のジャンヌの物語。
    神を信じない売春婦のジャンヌと、神を信じるラ・ピュセルのジャンヌの相対的な関係がよかったです。

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    2009年10月12日