あらすじ
オデパンは某大手企業の役員子弟だけが集まる、超リッチで知的な秘密結社。気の利いた会話と恋愛ゲームにうつつを抜かし、語学も音楽も堪能、世界を股にかけて飛び回る彼らにとって、怖いのは退屈することだけ。叩き上げの男との結婚を機に、オデパンから遠ざかっていた高宮真織は、ある事件をきっかけに、その美しさと知力、財力で、みごとオデパンのリーダーに返り咲く。上流社会の男女のかけひきを、きらびやかに痛快に描く傑作シリーズ第一弾。
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Posted by ブクログ
随分前に読んだのだけど、ふと思い出して再読。
有閑倶楽部の大人版みたいで、ファンタジーとして読んでる。
こういった華やかななかにグロテスクを感じるものも藤本ひとみが書くと下品になりすぎないエンターテイメントになるのがいいなと思う。
Posted by ブクログ
藤本ひとみの本読んだのって何年ぶりだろうか。。。中学生のときにすっごくはまってみんなで読んでたな(笑)
そんなときの気持ちがよみがえったこの本。
たまたま、こんな本があることを検索して知って、購入して読んでみたら、
すっかりはまった。
読みやすいし、若いころ、コバルト文庫で藤本ひとみの本読んでた人は、
楽しく読めるのでは。
33歳になった美馬くんがでてきて、きゃーっと思った私。
主人公がどーやって、社交クラブに入り込んだ意に沿わない相手を、
追い詰めていくか、どきどきしながら、爽快に読めます。
続きも買ったので、読むのが楽しみ。
これからどーなっていくのか、なんか序章になりそうな終わり方だったし。
Posted by ブクログ
美貌と知識と経験を活かしに活かし、勝負する。
少々恐ろしいですが、綺麗、可愛いだけではない、強かな女性にあこがれました。
読後感は爽快!なんだかちょっと元気になります。
Posted by ブクログ
天神橋筋商店街の古本屋さんで思いつきで購入。得した気分。
知らない世界を本で知る。理想通りの時間を得た。
全く知らない、全く縁のないセレブの世界。
単純に面白かった。
残念なのは、爽快感、すっきり感が半端になって終わったこと…
シリーズを今度は電子書籍で購入した。
Posted by ブクログ
もうね、いいんです、やまなしおちなしいみなしでも。
これ本気なの?ギャグでしょ?でもいいの。
何もなくとも萌えがあるのが藤本ひとみ作品だもの。
いいの、33歳の美馬さんが出てきてれば、もうそれで。
Posted by ブクログ
「オデパン」とは「親のすねかじり」をフランス語で表した頭文字から。
大手企業の役員子弟だけが集まるハイソなサロン。
結婚を機に会から遠ざかっていた高宮真織は、ある事件をきっかけにオデパンの女王としてリーダーに返り咲く。
上流社会の男と女の駆け引き、きらびやでよそ者には底意地の悪い世界。
ブランド、ジュエリー、食器類など登場する品々は楽しく読んだが、趣向を凝らしたバーティの余興は何が面白いのかわからなかった。
ストーリーとしても普通。