藤本ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史って教科書で読むと、無味無臭って感じで人の動きが消えてしまってると思うんです。(教科書はそれでいいのですが)
それがこの『ダ・ヴィンチの愛人』では、人が、その人の感情が歴史的事件を起こし、悪戦苦闘し、お喋りして笑ってる!血生臭かったりもする!これが歴史。
ダ・ヴィンチの死期が迫る中、彼は今まで語ろうとしなかったフィレンツェでの思い出を口にする。
当時フィレンツェはメディチ家の支配下にあった。その当主ロレンツォの弟・ジュリアーノに魅せられたアンジェラ。だが、ロレンツォ、ジュリアーノ、アンジェラを中心に個人的な復讐心が彼らとフィレンツェを襲う。
面白かったです。有名な画家なんかも共演してい -
Posted by ブクログ
もう二度と誇り高く笑えない。どこか卑屈な笑い方をするだろう。それを隠そうとして力を込めて笑うに違いない。
代償を払った愛は、元の愛ではない。傷がつき、影を含んでいる。
夜の中をくぐって、クルマはカンヌに向かった。
だが裏切りがなんだろう。永遠に失ってしまうことに比べたら、どんな形でも生きていてくれる方がずっとましだった。なぜ、そう思えなかったのだろう。
泣きなくなったら前を向いて背を伸ばす。
怨み嫉みを言いたくなったら自分の価値を上げることだけに集中する。
誰かを憎みたくなったらその人の幸せなんて祈らなくて良い。受け入れて前を向く。いつか許せる時がくる。
そんな綺麗事だけじゃ -
Posted by ブクログ
藤本ひとみさんの作品を読むのは2作目。初めて読んだ作品が、読みやすく、引き込まれたので今回も期待しながら読みました。
今年の大河ドラマの主人公の小説を探していて知った作品でした。この巻では、会津藩が降伏するまでのお話し。京都と会津、二元で進行していくので、八重さんのお兄さんの覚馬さんのこともよく描かれています。銃のこと、大砲の設置についてなど、ことに戊辰戦争に突入して、会津藩が白旗を上げるまでの流れは、臨場感があふれ、自然、読む速度があがりました。
この小説の中で描かれている「山本八重」という人のことが好きかどうか、と問われると、素直にうなずくことはできないけれど、あの時代に誕生すべくして登場 -
Posted by ブクログ
ネタバレ引き続きボルドーでの話ですが、タリアンを妬んであることないことをパリに報告していたガクソット。テレジアの過去の遍歴を暴露しただけでは飽きたらず、テレジアの息子の出生まで暴露したことで、テレジアを怒らしてしまいました。逆鱗に触れちゃいました。
おかげで、逆にテレジアに嵌められてしまったガクソットですが、まあ、このおじさん、かわいげがなかったから、いいかなっと。
で、そのあとは、とうとうロベスピエールに対抗するようにタリアンを変えてしまったテレジア。しかも、タリアンが留守の間に、タリアンの同僚のイザボーと軍事委員のラコンブもたらしこんで、やりたい放題です。毎日代わる代わる大変ですけどね。
さ