【感想・ネタバレ】数学者の夏のレビュー

あらすじ

事件も恋も因数分解!

天才高校生・上杉和典が夏休みのステイ先で遭遇した
村を揺るがす事件とは?

伝説の探偵チームKZ復活!?

リーマン予想の証明で壁にぶつかっていた上杉和典は、夏休みに伊那谷の学生村を訪れる。羨むほどの数学的センスを持つ元京大生と知り合い、数学に没頭するはずが、村では不穏な事件が頻発。中学時代に付き合った立花彩と再会した和典は事件の解決を試みるが、やがてそれは過去の殺人事件にまで繋がってゆく。

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Posted by ブクログ

ハードカバーでも持っていますが、持ち運びできる文庫本が欲しかったので購入。今回のお話も藤本ひとみ先生の好みがよく理解できるお話となっています。藤本ひとみ先生が書いているこのシリーズやKZ'Dシリーズは、高校や大学の入試に使われているらしいです。藤本ひとみ先生、とてもすごい方ですもんね。入試に使われるのも納得です。気になった方は、ぜひ購入を!KZシリーズは青い鳥文庫で連載中です!今からでも充分すぎるくらい間に合いますので!この機会にぜひ!

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2025年03月09日

匿名

購入済み

Deepfileのシリーズより少し文章が難しく、活字初心者の私には少し難しかった。しかし、楽しく読めました。ほかの本も読もうと思います。

#タメになる #じれったい

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2024年12月18日

Posted by ブクログ

数学は中学まで好きでしたが高校でつまづき、文中に出てくる数学用語の意味が分からないのが悔しいです。でもなんとなく想像して読みました。
藤本さんの文章が好きで、読んでいると今の時期がちょうど作品と同じ夏であることもあり、作品の中に佇んでいるかのように感じられます。
主人公と共に謎に立ち向かい、解決していくような気分で読みました。
一気に読んでしまったので少し期間を置いて読み返そうと思います。

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2023年07月12日

Posted by ブクログ

上杉くん、有能すぎる!!なんというデキる男!!

「博士の愛した数式」的な話かと半ば鼻白みながら読み始めたけど、おもしろい!
満州開拓団の悲劇や引きこもりの親子関係、50年前の殺人事件も絡めて、どうしようもない人間の運命を描いて、最後はちゃんと救いがあった。

名古屋工業の隠蔽話は、ちょっといらんかったかな、と思ったけど、物語に膨らみを持たせるのに必要だったのかな。上杉くんがそこまで必死になる動機がちょっと薄かった気がする。翠さん親子への介入の動機は必然だったけど。

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2024年06月05日

Posted by ブクログ

 「探偵チームKZって、つくってた」「犯人探ししようか」「昔みたいに、また一緒に」・・・上杉和典くんシリーズがジュブナイルで30冊も出てるなんて知らなかった。ずっと読んできた人は、ここの部分、切ないだろうな・・・

 高校生の上杉和典くんの行動原理は「人の役に立ちたい」。で、ストーリーとしては、能力があるのに不遇な人の救済が共通項かな。
 ただ、やりすぎの面がある。和典くんは、男女問わず、この人と生きていこうと簡単に決断しすぎる。その背後には、数学好きの高校生としての将来の不透明感があるのかも。数学では将来の職業に限定があるから、他人の人生に依存しているのではないか?

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

彩!!!!
青い鳥の方は彩目線だったからか、彩の様子を客観的に描写されてるの見るとなんだか不思議な気分になるな、上杉くんからこんな風に見えてるんだみたいな
上杉も数学オタクコミュニケーション不足を拗らせたらああいう風に全然なりそうだもんな、肥大した自尊心を飼い殺したまま、過去の栄光に縋って生きるって本当に辛そう

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

素数がわからん。わたし自身は全然わくわくしないけど、わくわく感じてる主人公の素直な感じは好きでした。

ただ、人の事情にがつがつ踏み込んでいく厚顔無恥さがゆるせん。いくら人付き合いが苦手、若くてコミュニケーション不足からくる人の機微の疎さを鑑みても、いくらなんでも図々しすぎるだろうと思いました。

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2023年08月07日

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