藤本ひとみのレビュー一覧
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ネタバレう、え、す、ぎクーーーーン!!!
彼が失明するとかしないとか、その手術のために渡仏するとかしないとかいう展開はチョイチョイ耳にしてたけれど、ついにそのときがやってきたか・・・! ちゅう具合。
ボンヤリした景色は見えるけど、数字は見えないらしい。
よりによって「数の上杉」が、数字が見えなくなるっちゅう辛い設定がいかにも藤本設定。
しかも、数字が見えないということで首位から転落して、
「KZ、やめるわ」
と、言いだす上杉クンと、それを心配して追いかける黒木クン・・・。
残された三人で、若武先生がとばっちりをくった「ゴミ投棄事件」に乗り出すうちに、いろいろなことがつながってきて・・・、ちゅうこの展開は、最初から最後まで面白かった。
たぶん、原作3作の次に今回は面白かったんちゃうかな、と、思うので、元々このシリーズを考えたときに藤本氏はこの展開もウッスラ考えていたのかも・・・、と、思った。
あとがきで住滝氏が書いてはったとおり、このシリーズは1話完結でさほどつながりもないので、原作3作の次に読むなら、この本! って感じやな。
(なんか、住滝氏に失礼・・・? いやいや、決してそういう意味では・・・)
今回は、若武先生もええ味出ててん!
これも、藤本氏原作を感じるわ~。だってここ最近、ほんまに若武先生の扱いがひどいんやもの。
若武先生だけじゃなくて彩ちゃんが始終KZメンバーの誰彼に「キュン」と、してたのも、(逆ハーレム具合が)藤本氏設定ぽくていいけど、その中でも若武先生の
「アーヤ、おやすみって言ってもいい?」
は、悩殺でしょう!! これはキュン死にできる。
その後、さらっと「おやすみ」を、いうた黒木クンを彩ちゃんは評価してるみたいやけど、イヤイヤイヤイヤ! 敢えて聞く。
敢えて言うてもいいか聞くこの若武先生の焦らしプレイっていうんですか!? 私はそちらを評価したいね!! 必死
アーヤに「必殺口説き文句勝負」をしかけた黒木クンと若武先生もよかったわぁ・・・。
これでこそ、藤本設定。上杉クンがいないと案外やりたい放題の二人みたいやけど、たまにこういうサービスシーンも放り込んでくれると、大人の読者としては楽しい。
(小学校高学年にはこのキュン具合はわからんであろう)
(ちなみに、若武先生の必殺の口説き文句が某歌謡曲からの引用やったことに彩ちゃんはご立腹やったみたいやけど、そこで怒る理由はわからん・・・) ええやん、自作でも、引用でも・・・。大事なのは誰が誰にいうてるかっちゅうところちゃうの・・・?
ああ、でも、そこでオリジナリティを求める純粋さ(?)が10代の専売特許かな・・・(何いうてんの)。
欲を言えば、
「そこで割り込んでほしかった小塚クン!!」
と、(将来結婚するなら)小塚クン推しとしてはハンカチを噛みしめたいくらいやったけれども(笑)、まあまあ、浮ついていないのが小塚クンのウリですからネ!!
しかし、ダ・パンプて。思わず奥付けを見たわ。引き合いに出された「エグザ」って、エグザイルのことかしら?
あと、若武先生はご両親が弁護士さんなのはすでに出ている設定やけど、もしかして若武先生も将来は弁護士になるのかもな、と、思った。
国際弁護士なんてさらに向いてそう。派手やし。笑
若武先生は法律に詳しい、って黒木クンもいうてたし、実際法律関係のことを(若武先生が)しゃべるときはスラスラしゃべるのね。それがまたカッコイイ・・・。
・・・うん? でも、ストリート系のダンスで全国大会出場? 芸能人?? ・・・を、目指してたけど、やめた??
中学生にしてすごい経歴を持ってるな・・・。
でも、そっちには行ってほしくないわぁ。弁護士がいい、弁護士が!!
バレンタインデーのことを(彩ちゃんに)聞いたり、若武先生と彩ちゃんが自転車の二人乗りをしていたのを見た上杉クンがちょっとスネたり、そもそも彩ちゃんを自分の自転車に乗せたい若武先生と、なんかもうええ具合に彩ちゃんがモテモテで、わかりやすかった!
せっかくここまでモテてるんやから、もうちょっとだけ可愛いリアクションをしてくれよ~、と、彩ちゃんに思っちゃうのも、まあ、藤本氏設定らしいのかもしれへんな。(;^ω^)
私が中学生のころに原作が出ているせいか、とにかく「勉強して有名大学に入って有名企業に入る」ちゅうことがステータスになってると思う。
元々の設定がそうなので(そもそも進学塾の話やしな)、今更変えるのは難しいやろうけど、今読むと結構な違和感が。
ちゅうか、「有名企業に就職したら必ずしも人生バラ色ではないよ、彩ちゃん」と、思いつついつも読んでしまう。
今回は冒頭で彩ちゃん自身が
「いつまで競争をするのかな」
と、いうような疑問を持ち始めていたので、彩ちゃんの考え方も少しずつ変わってくれたらいいなー、と、思った。
成績は良いに越したことはない。勉強もできるならできたほうがいいし、大学にも行けるなら行ったほうがいい。
上場企業に勤められるなら勤めるほうが、そりゃあ、いい。
けれど、成績が悪いからダメ、勉強ができないから落ちこぼれ、大学に行けなかったら人生終わり、上場企業以外は企業じゃない、と、いうことではない、ちゅうこと。
敢えてそれを選ぶ人もいるやろうし、不本意ながら自分の理想とは違う世界に身を置くことになっても、そこで自分がどう振る舞うかで、自分の人生は簡単にバラ色になると思います。
ようは、自分がどうしたいかだよね。
彩ちゃんはまだそれを見つけていないだけやけど、中学生やもの、そんなのは当り前なんだよなあ。
(と、いう親目線)
続きもひじょうに気になります!
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■谺
( 名 ) スル
〔室町時代までは「こたま」〕
①
樹木に宿っている霊。木精。
②
〔古くは木の霊の仕業と考えていたことから〕 山・谷などで起こる音の反響。また,音・声が山・壁などに当たってはね返って来ること。やまびこ。 「靴音がビルに-する」
③
歌舞伎の下座音楽の一。山や谷の場で,小鼓二丁を舞台の上手と下手で打ち合い音の反響を表す。
(こんな漢字があるのも知らんかった。「木霊」しか知らんかった・・・。
ほんで、室町時代までは「こたま」なのか・・・! それもなんか、神様っぽい意味合いが強くて、いいね)
(2016.09.25) -
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ついに、20年近い時を経て、銀バラ、完結。
感慨深い。
コバルトで当時活躍していた彼らとは違うけれど、完結して良かった。
以下、ネタバレ
以下ネタバレ
グノームを読む前に(旧)緋のチェイカーを読み返したので、読後の感想としては、チェイカーでほぼ完結みたいなものだったのだな、というところ。
緋のチェイカーの流れのままつながったハッピーエンドで、そうかーと思った。
ただ旧作と違うのは、ドイツ方面への広がりがあるって言うところ。このままミカエリス家が続いていく感じが想像できてちょっと楽しみ。
ダァムになった夢美が騎士団のみなさまを振り回すさまが目に浮かぶわぁ~!!サッカー部の男子くらいな扱いでねw古い戒律を重んじている頭の固い人たちもきっとユメミに影響されて色々気が付いていくんでしょう。 -
Posted by ブクログ
長い夢だった銀バラの完結。
新しく銀の薔薇騎士団となって、昔の話を
継承しつつも、新しい時代に組み合わせ
その夢を完結させてくれたことに
ファンとして感謝と感激でいっぱいの終章。
冷泉寺さんの純粋で一途な想いから
真っ直ぐに人を愛することを知り、打算的な愛に
身を委ねるべきじゃないことに夢美ちゃんが
気づいてくれることがまたうれしい。
任務と誇りを大切にがんばってきた
レオンの想いが報われ、昔の銀バラでは見れなかった
騎士団内部でのレオンの友情が見れたのもすごくうれしかった。
グノームの聖剣を巡るアルディ家との話は
今の銀薔薇で照らし合わせるといろいろと
変化がありそうなので、マリナシリーズの
完結という別の角度からも見れる日がくるといいな♡
ラストは幸せな扉の先であると信じたい。
最終巻は絶対にあるだろうと思ったひとみ先生の
あとがき。あったのはうれしかったけれど、
どうぞお元気でさようなら。は寂しすぎる!
さよならは言わない、マリナなひとみ先生でいてほしい。 -
Posted by ブクログ
マリナシリーズから切り離された世界に
なってしまいそうで怖くて、
ずっと積んだまだった鑑定医シリーズ。
空気感も事件の陰惨さも違うけれど、
やっぱりシャルルはシャルルでよかった。
マリナちゃんとの恋の傷を引きずりつつも、
色気も経験値も上がったシャルルはますます蠱惑的!
くり抜かれた林檎の燭台と蠟燭。
焼いた胡桃と霧。
パリで起きる連続殺人の謎と心の闇。
愛情の腐敗が憎悪を生み、憎悪は復讐を生む。
マリナシリーズとは切り口の違った
心理的側面からの事件の展開が新鮮で面白く、
名前だけだったけれど、カークが出てくるのも
ファンとしてはうれしかった♡ -
Posted by ブクログ
なんとか最終巻発売前ギリギリに
マリナシリーズ再読の旅も終わって、
やっとやっとのグノーム突入っ。
緋のチェイカーからいろんな変更点や
マリナシリーズとの繋がりもより濃くなって
この先が楽しみすぎるっ♡
昔の銀バラではこれ以上なく自分に厳しく、
使命のために自分の想いも封印し、
悲壮なまでのストイックさで生きていた鈴影さんが
新しい銀薔薇では、人間らしい感情や
年齢相応の想いや行動を見れるのもうれしい。
崇高な鈴影さんが大好きだったけど、
そんなものかなぐり捨てていいから
みんなに包まれて幸せになってほしい。
切ないシャルルの恋も、マリナシリーズのシーンそのままに、
普通の恋人同士のように登場してるのもうれしい。
復刊の願いが叶うのかなぁ…と期待してしまうほど
マリナシリーズが鮮やかに今に息づいていて、
いろんな期待でぱっつぱつ!!! -
Posted by ブクログ
ひとみWorldなどに収録されていた短編のリライトたち。
大好きな古い短編たちに新しい情報を
組み込ませているので、今後の騎士団の動きの
ある程度の予想がつく部分もあってドキドキ。
どのお話もモチーフや設定がすごく素敵なので
再発・リライトシリーズでは1つ1つを単独の1巻として
話を膨らませてくれないかなぁ…と淡い期待を
抱いていたので少し残念だけど、
どのお話もやっぱり大好きだなぁ♡
冷泉寺さんの恋は切なすぎて苦しい。
マリナシリーズの薫とキャラもかぶって
薫の苦しい恋も相まってますます苦しい;;
みんなが幸せになることができないから
恋はほんとに苦しい。
ご都合主義突然展開でもいいから
冷泉寺さんが誰かと幸せな恋をしてる姿が見たい。
でも、やっぱり鈴影さんを想う冷泉寺さんが好き…。
う、冷泉寺さん、ごめんなさい。