藤本ひとみのレビュー一覧

  • 人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学

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    ネタバレ

     面白い! ミュラ、フーシェ、マルモン、ベルティエ辺りは通り一遍の知識はあって「こいつらめー」とか思っていたわけですが、彼らの側から考察したりした文など見たことなく、「な……なるほどなぁ……」と非常に得心がいきました。というかですね、カロリーヌやばすぎですね! カロリーヌがあんなじゃなかったら、実はナポレオン帝国ってもっと安泰だったんじゃ!?
     警視総監パスキエというのは知らなかったのですが、深く感銘を受けました。一方、タレイラン。おまえ……なんもいいとこないよ(^_^;)

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    2011年05月22日
  • 侯爵サド

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    フランス革命期に生きたサドには誤解があるようだ~サド家は麻と布の商人で豊かになり,13世紀に伯爵位を授けられ祖父の代にアヴィニョンで侯爵となったが,爵位継承の費用が嵩み,1763年10月妊娠している淫売を相手に金貨2枚で肛門性交を望み聖体を汚したが,むちを使えなかったため金貨1枚に値切って告発されたが,新婚間もない義母の根回しにより15日の拘留で済んだ。1768年4月復活祭の日,パリ郊外のアルクイユで鞭打ちでなければ刺激を感じないサドは鞭を打つたびに軟膏を塗ってやるが,逃げ出して訴え,2400リーブルで示談となった。1772年6月年貢の手形を換金しよとマルセイユに出たサドと下男は,女三人を呼ん

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    2010年08月29日
  • 離婚まで

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    区役所勤めで二人の子持ち、育児にも家事にも手伝わず家の同居人でしかない夫。それでも常に理想の妻、理想の母、理想の嫁までこなしてきた。
    私って何だったの?
    結婚以来、家を留守にしたことはない。いつも駆け抜けて暮らしてきた。中学の同窓会を名目に帰郷し、自分の子ども時代を回想する。
    いつも優等生だった自分は母の傀儡だったことをようやく突き止めるのだ。
    内省する意味は重い。

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    2010年04月27日
  • 華麗なるオデパン

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    美貌と知識と経験を活かしに活かし、勝負する。
    少々恐ろしいですが、綺麗、可愛いだけではない、強かな女性にあこがれました。
    読後感は爽快!なんだかちょっと元気になります。

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    2009年12月09日
  • 恋愛王国オデパン

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    オデパン大好きです!
    つまらない日常をいろんな手をつくして楽しいものにする。
    これを読むと、前向きになれます。

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    2009年12月09日
  • ノストラダムスと王妃 下

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    王妃の一人の母親としての立場をとるか王国の母親としての立場をとるか、苦悩する様子がいたたまれません。忠実な部下達の活躍ぶりとノストラダムスの困難な局面を打破していく小気味良さに最後までハラハラし通しです。

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    2009年10月04日
  • ノストラダムスと王妃 上

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    全体的に重厚感のある作品ですが、その中で王から愛情を注いでもらえない王妃と老化に怯える寵妃の、かけ引きや上っ面だけ仲良いフリをしてるのが笑えます。

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    2009年10月04日
  • 聖戦ヴァンデ(上)

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    藤本ひとみほど、フランスの歴史物をわかりやすく、ロマン溢れる書き方ができる作家はいないと思う。

    もう五回くらい読んでいるけど、何度読んでも色褪せない。

    フランス革命時に活躍した恐怖政治で有名なジャコバン派のリーダーロベスピエール。

    ロベスピエールに心酔し、その思想を純粋に実行しようとするジュリアン。

    貴族に生まれながら、ヴァンデ地方の蜂起に加担することになったアンリ。

    思想の違いによりアンリと対立する革命軍陣営に身をおかざるを得なかったニコラ。

    以上の魅力的な主要人物たちがそれぞれの思惑を持ちながらも、フランス革命という激動の時代を生き抜く。

    必死になればなるほど、民衆の求めるも

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    2009年10月04日
  • 快楽の伏流 鑑定医シャルル(鑑定医シャルル・シリーズ)

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    快楽には伏流がある。

    読み終わって本の題のつけ方が上手だなって
    思っちゃいました。


    読んでて事件の進み方がわかっていたのだけど
    最後の夫のマイケルまで犯罪に絡んでるとは
    最後のあたり来るまで気付かなかった。


    親が子を押しつぶす関係。
    すごく理解できる関係なので
    それが開放してくれる相手は子供にとって神。
    だけど神だと思っていた相手は悪魔だったっていう今回のお話。


    人間は人によって色んな性癖を持ち
    その欲求を満たすのは人それぞれで。
    そんな欲求を人として道が外れてしまった時点で
    犯罪になっちゃうんだなって。


    そして、今回もシャルルはかっこよかった。

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    2009年10月04日
  • ジャンヌ・ダルク暗殺

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    15世紀フランスの神の使いを名乗って散っていった有名なジャンヌ・ダルクのお話。
    ジャンヌ・ダルクの一生や足跡を追うと言う形ではなく、彼女と同じ名前の娼婦ジャンヌを主人公にして、権謀術数が渦巻く宮廷や、信仰心の厚いジャンヌ・ダルクや、フランス王太子・シャルルの即位に関わる人々の活躍などが描かれている。
    まず、主人公がずばりジャンヌ・ダルク、じゃないところが良かった。しかも、神の世界からは汚れた罪人として扱われている娼婦っていう設定が、物語をただの正義の為の戦いの聖戦的な色あいから遠ざけ、物語に幅と深みが加わって読み応えのある作品に仕上がっていると感じた。
    彼女の作品を読むたびに、細かい部分までし

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    2009年10月04日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    装丁とタイトルに惹かれて手に取った本。

    初っ端からハイスペック主人公の行動力に驚き、特に説明がなく登場する個性的なキャラクターにも驚いたけど、話が面白くてそんなものかなと読んでいた……が!あとがきと、ここの感想を見て納得。

    シリーズ物だったのねー
    知らなかった笑

    でもでも、これだけを読んでもとても面白かったです。母はどこに? 聖骸布は? 騎士団の秘密は? など、気になる謎がたくさんで、冒険小説のようでもあり楽しめました。

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    2026年01月29日
  • ウィ-ンの密使

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    やっぱり藤本ひとみの歴史ものは面白い。フランス革命ものっていうのはそれこそ星の数ほどあるかと思うんだけれど、なるほどこういう切り取り方もありか。王妃マリーアントワネットの幼なじみでオーストリアの士官である青年の視点で書いてある、ということはこれって政治的にはオーストリアの視点で描いてあるわけだ。西洋史を見るときによく混乱するのが王室の関係なんだけれど、そこのところがすっきりと説明されていてたいへんわかりやすい。けっきょくのところヨーロッパの各王家ってのは婚姻によってかくも密接に結びついているものなのだなあ、と改めて感心。アントワネットがあんまり身勝手な行動ばかりとると、その出自である国まで危う

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    2026年01月26日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    178ページ、4行目の「ビエン」は「ブルーノ」のまちがいだろう。ビエンの骸を収めた棺をあらために来たのに、死人が「息を吞んで」ものを言ったりしたらミステリでなくホラーだ。おそらく作者のミスだろうが、編集や校閲は何をしているのか。大事なシリーズ完結作であるのに、可惜という思いが湧いた。

    作品自体は、イエスの死体を蔽った布にその顔が写し取られたと言い伝えられる、カトリックの聖遺物「聖骸布」の存在をめぐるハラハラドキドキのストーリー。ミステリというよりは冒険活劇か。

    エーコの『薔薇の名前』に寄せるオマージュなのか、大学受験を目前にした日本人高校生が、頭頂部を剃ってアルプスの麓にある周囲と隔絶した

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    2026年01月23日
  • 数学者と聖骸布騎士団

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    小学生の時からkzのメンバーの将来などを知れたのはとても嬉しく、胸熱でした。シリーズ完結してしまうのが、寂しいような… ぜひまた、kzの人たちの将来を描いて欲しい。
    改めてkzの人たち、頭良すぎだろって思いました笑笑 藤本先生の本を読むと毎回、もっと勉強しようという気になります。

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    2026年01月09日
  • KZ’ Deep File 桜坂は罪をかかえる

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    青い鳥文庫のKZとはまた違う面白さがあります。今回のKZD は上杉と黒木が中心の物語です。上杉目線の物語は青い鳥文庫でもあったのですが黒木は初!!今まで謎に包まれていた黒木は心の中でこんなことを考えていたんだ!と読んでいてとても面白かったです。物語性もすごくよくて面白すぎました。上杉がとにかくかっこいい。

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    2025年09月09日
  • 探偵チームKZ事件ノート かがやきの黒アゲハは知っている

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    金沢いいね。個人的に敦賀気比って感じと読み方面白くて好きやから、なんか嬉しかった笑
    現実離れした内容ではあるけど、ファンタジーとして楽しむようになってきたな。面白い。

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    2025年09月07日
  • 探偵チームKZ事件ノート つぶやく死霊は知っている

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    最初はまたKZ存続の危機!?という感じでドキドキしたけどみんなが彩を大切に思っている証拠なんだろうなと思った。それにKZを読んでいくと知識が増えていく。KZ教養会議では「なるほど!」という知識を沢山知る事ができます。

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    2025年09月05日
  • 探偵チームKZ事件ノート モテる男女ランキングは知っている

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    みんな大好きな砂原がまたまた登場!!今回も彩への気持ちをストレートに伝えるところとか本当にかっこよすぎた!!今回は若武がモテる男女ランキングにはいろうと頑張っているところがなんだか可愛い。また他のメンバーも彩に対しての想いを募らせているのかな?と感じる描写があってドキドキします。

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    2025年09月05日
  • 探偵チームKZ事件ノート イケメン深海魚は知っている

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    ネタバレ

    KZらしい!赤い自転車みたいな安定感のある物語!ある程度予測できる部分もありつつ、思春期特有の感情の揺れが今までにない感じでおもしろい!
    深海魚っていう受験用語初めて聞いた面白い。統合失調症っていう聞くけど馴染みのない病気について、少し考える機会になった。

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    2025年09月05日
  • 探偵チームKZ事件ノート 地獄の金星ボスママは知っている

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    地獄の金星ボスママは知っているという強烈なタイトルに惹かれて手に取りました。相変わらずKZ面白い。なんと若武が倒れる!?翼が臨時リーダーに。もしかしたらKZセブンに戻れる日も近いかもしれないと思った1冊です。ところどころ翼は彩が好きなのかな?という描写があって思わずきゅん(*´oωo`*)

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    2025年09月04日