藤本ひとみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「テレジア」なんて入っているから、オーストリア=ハプスブルクのマリア・テレージアかと思ったら、別人でした。
フランス革命の時代を生きた、スペイン女性を描いたラブロマンス小説でした。
この物語には、3つの楽しみ方があると思います。
1つは、歴史小説として。
フランス革命、その怒涛の時代を、1人の女性の人生をなぞるように辿ってゆきます。
世界史の授業でかじった人名や地名、事件名が出ると思わず「あっ」と声をあげてしまいます。
人々の生を翻弄してゆく革命の荒波を、感じることが出来ます。
もう1つは、喜劇小説として。
己の幸せのために貪欲で、自身の欲に正直に生きた女性・テレジア。
強い意志を持ち、 -
Posted by ブクログ
宝塚かベルバラの世界です(←
なんてキラキラしてるんだ・・・これが第一印象。
登場人物のどなたも素敵です。
一番はやっぱり肩まで伸ばした漆黒の髪に陶器のような肌を持つ、
策略家のアドリアン・モーリスです! 文句なくかっこいい。
ちょっと逆ハー気味ですが、主人公の女の子に少しも腹がたちません。
それはきっと、貴族の華やかな暮らしにあこがれながらも、
自分の本来過ごしてきた素朴な田舎の島での生活の思いでも大切にし、フランスの王に愛されながらも貧民たちに目をむけ自分でなんとか助けようとする意志が彼女にあるからだと思います。
私だったらそう思うなー、とか、私だったらそうする、
とかいうことをとこ -
Posted by ブクログ
革命の匂いがしてる漂ってる、フランス北部の町アラス市。
ここで、幼女が連続して殺されていた。
細い首を絞められて殺されその後下腹部をメッタ刺しにされていた。
刑事ジョルジュは、この事件を捜査してるのだが、貧困層の住民の協力を得られない。
そこで少年の囚人ヴィドックの協力を得るように勧められた。
ヴィドックの条件を飲み二人はコンビを組んで捜査をする。
革命に突き進むフランスの古都で起きた連続殺人。
連続幼女殺人魔の正体とは?
彼らは真相に近づいていく・・・。
藤本ひとみが送る歴史サイコ・ミステリーです。
まず凄いのが、その当時の雰囲気を見事に書いてる事ですね
この人の作品