藤本ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回はチームKZのメンバーに加え、彩と同じ部活の仲間 悠飛が関わる事件だった。本気の告白なら必ず結ばれるという伝説の橋『水姫橋』、チームリーダー若武のもとに届いた数字の手紙、工事中の病院前の空き地。これらが全て結びついた時に初めて真相が見えてくる。読み応え抜群で、大学生でも余裕で楽しめる!
今回得た知識としては、
①不便と安全は比例する。便利と危険も比例する。『便利 is directly proportional to 危険。』。
②クマゼミの羽の表面は、ブラックシリコン状態。5000分の1ミリ以下と言われる細かなトンガリがならんでいる。この表面に最近の1種である緑膿菌を置くと死滅する。動 -
購入済み
面白かった
青い鳥文庫の方を読んでいて今回このシリーズにも手を出しましたが、とても面白かったです。
男の子同士のやり取りや、青い鳥文庫の方には書かれていない心情などもあって、とても新鮮でした。
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Posted by ブクログ
初出の記載なく、書き下ろしか。
KZ’Deep Fileシリーズ 第1作
スーパー中学生3人の大活躍物語。
3人共に学校で問題を抱え、伊勢志摩海洋研究所で夏休みを過ごしに来たのだが、頭を使い、体を張って20年前の海女失踪事件を解決してしまう。
ネット情報を活用して、当時この地域であったリゾート開発計画に絡む利害関係をあぶり出し、証拠を集め、失われた青い真珠のありかを推測して、遺骨とともに見つけ出すという名探偵ぶりを発揮するのだが、場面場面で自分たちの至らなさを自覚し、大人になっていこうとする。アニメ化されたらしいが、中学生に読んでほしい物語。 -
Posted by ブクログ
ネタバレもっとスマートに生きたいのに。
上杉のところに小塚からかかってきた電話が、若武の修道院入りを教える。訝しがる小塚の頼みを聞いて、上杉は黒木とともに北海道へ向かった。桜が見事な修道院で上杉が出会ったのは――。
青い鳥文庫のシリーズでは、憧れのように書かれているステータスが、こちらのDeep Fileでは枷のよう。母親の束縛を嫌い、数学の世界に自分を置きたい上杉は、人間の感情の割り切れなさを厭う。一方で、その人間関係をさらっとこなす黒木に劣等感を抱いたり、自分を捨てても他人を助けたいと動く若武に敗北感を覚えたり。ガツンとくる話でした。上杉先生、大人に一歩踏み出す、というところかな。
咲蘭の矛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ書き下ろし
星を見るために長野県下伊那郡赤石村に出かけた中学生が途中で行方不明になり、落ち合うはずの和彦は警察に相談するが折から起きたヘリコプター墜落事故のため相手にされず、東京から応援に来た友人と3人だけで植物学の知識を駆使し、麻薬栽培をしていた暴力団関係者に拉致されたという状況を推測し救出に向かうが、豪雨による山津波にもあうという一大スペクタクル。
最後にヘリ墜落の真相も明らかに
映画にできそう。
それにしても鳥の糞に含まれる物質からケシの栽培地点を特定したり、森林組合の決算報告書から補助金の不正受給を疑ったり、古い金属片から戦時中B29が墜落事故がケシ畑の起源だと推測したりと、プロ顔 -
Posted by ブクログ
愛川さくら名義も、住滝良名義も、もちろん藤本ひとみ名義も、すべて同一著者とお聞きしたのだけど、こんなけ書き分けてたら名義なんてどうでもええんちゃう!?
(しかしなんで名義を分ける必要があるのか・・・?)
こちらのシリーズも大概藤本節が強いなと思ってたけど、「シュークリーム王子」を、読むと、全然抑えてるよと思ってしまった。笑
彩ちゃん、マジメマジメ。
マジメなんやけど、ええ加減KZのメンバーと一緒におるところを見られたら陰口を叩かれたりするから困るっていう自分本位な理由だけで、あからさまにKZを避けるという行動はやめにしていただきたい・・・(笑)。
これが、「シュークリーム王子」のシリーズ