あらすじ
千葉の美術館で開かれる「華麗なる姫君展」。そこに七鬼家所有の絵を貸し出すことになり、KZメンバーは一緒に房総へ。城跡に造られた美術館には、黒猫にまつわる伝説が伝わっていた。突然、姿を消した黒猫は、一体どこに行ったのか!? また翼が絵から嗅ぎ取った怪しい臭いの正体とは!? KZは調査を始めるも、まったく手がかりを掴めない。この先どうなる!?
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Posted by ブクログ
今回は千葉県での事件で、新鮮さがあった。また歴史や絵画についての知識が多かった。
新しく知った知識としては
①岩絵具は天然石を砕いてつくられたものであり、天然素材から作られるため量産も難しく、高価である。それに対して新岩絵具は着色ガラスを砕いてつくられたものであり、色数も多く安価である。
②格安クルーズとは、クルーズ参加者に免税店で異常に高い買い物をさせ、キックバックとして、その店から3-4割の謝礼金を貰っているため、儲けが出ている。
③死体は砂漠みたいに水の少ないところでは乾燥が進むからミイラ化する。対して泥炭地のような空気が不足しているところでは、微生物の分解作用が妨げられるため、数百年たってもそのままの形で残る。
④猫はコリネバクテリウム・ウルセランスという細菌を持っていて、人間に感染すると呼吸困難を引き起こす。
⑤半導体を英語にすると、semiconductor(セミコンダクター)。
Posted by ブクログ
今回は最初から波乱の展開です。なんと彩とあるメンバーの仲が決裂!?ハラハラしながら見ました。また、事件としてもとても面白く、戦国時代のとある絵についての事件です!今回もワクワクしながら読みました。
Posted by ブクログ
はじめてのKZシリーズ。半ばまであまり話が動かなかったので、KZメンバーを把握しながら読んだ。
後半、ほぼ小塚くんの一人活躍で贋作、埋蔵金、土壌汚染、企業の隠蔽、盛りだくさんの謎が次々浮上&解明-w-wおおっ!小塚すごい!と思っている間にバタバタ終わった。猫が大判をくわえて掘り出されたとこなんかは、ギョッとする展開でおもしろかったけど、武石社長と息子くんはどうなったとか結末もうちょっと書いて欲しかった。
いろんな子がいて、強烈!