大前研一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本の国際競争力とは何かを考える上で、大前 研一さんの世界視野で語られる主張はとても参考になります。
日本が国際競争力をもつために実施するべきこととして、大前さんのオーガナイズ・スモール思想が前提になっています。
・道州連邦制
日本の一つ一つの道州を1国家とみなす。その国家はクオリティ国家であるべき↓
・クオリティ国家
経済規模は小さく、人口が300万人〜1000万人、1人当たりGDPが400万円以上で、世界の繁栄を取り込むのが非常にうまい
▼これから求められる人材
ゴジラ企業をつくれる人=エコシステムをデザインできる人、プラットフォームをつくれる人
※ゴジラ企業の条件
見えない大陸のも -
Posted by ブクログ
ネタバレちきりんの日記で紹介されてたから、つい買って読んでしまった。
日本の数ある論点の内で一つに絞り込むとすると、1000兆円を越える国家債務をどうするか、これが日本の一番の問題だと筆者は指摘する。
最近だと集団的自衛権が政治でフォーカスされてるけど、ぶっちゃけ俺としてはどうでもいいんだよね。
まぁ、俺に関係ないしなぁと思ってたけど、最近自民党の誰かさんが「若者は戦争に行く覚悟がない」とかわけわかんないことツィッターで呟いて、そんな奴らが政治やってるんだったら反対だわ。頭おかしすぎる。
程度にしか思ってない。
そんなことより、1000兆円の借金をどうするんだよ!?という問題 -
Posted by ブクログ
大前研一氏による日本の行うべき戦略を25の観点からまとめた最新版(2014.11時点)です。ビジネスマンとして理解しておくべき常識、という帯に書かれている様に、彼の意見に同意するかは別としても、一つの考え方として知っておくべきものだと思います。
彼の戦略を踏まえた上で、他の考え方も理解することで、自分の考え方を確立していきたいと思います。戦略というより、ビジネスマンが肝に銘じておくべき内容も多く書かれています。
印象に残ったのは、胃に入れる食費と頭に入れる情報の金額を同じにしろ(p127)でした。私の場合は、夜に飲み歩く量を減らして、その代りに昼間に酒抜きで美味しいものを食べつつ、5年後に -
Posted by ブクログ
ネタバレ震災後に書かれたリーダー論
やはり震災まもなく書かれてるので、ある種の熱を感じる。それはそれで大切なのだが、やはり違和感を感じる。今読むには、もう少し冷静、かつ情報も出てきているからだろう
ただ、リーダーを育てる仕組みがない、作ろうとしていないことへの問題提議は同感する
メモ)
リーダーは万能ではない。自分より優れた人材を選び、チームとして機能させることが求められる
一流にはファインプレーは少ない。あらかじめ準備しているから
今の日本にリーダーを育てる仕組みが無い
海外一流企業はリーダーの人材育成に売上1%をかけている
会社と組織の利益を一致させるシステムを創り、それを常にゆらぎを与える。イ