吉田三知世のレビュー一覧

  • 叡知の海・宇宙―物質・生命・意識の統合理論をもとめて

    Posted by ブクログ

    難しくて、ほとんど理解できなかったけど、知りたい謎がいっぱいつまっている本。

    生命が死を迎えても、そのエネルギーはなくなるのではなく、宇宙の中に記憶される。
    そして正しくアクセスすると、その記録を取り出すことができる。
    「地球交響曲第5番」で、登場し、興味をもったアーヴィンラズロ氏。

    生命が死をむかえても、そのエネルギーはなくならずに保存され、そのエネルギーは発信されてもいるそうだ。(そのメッセージを、世界の違う場所で、同時に受け取る人が現れたりもする。)

    【転生について】(P228〜231より)私達の身体が完全に死んでしまい、「死んだ」物質のみが残ると、私達は永遠の宇宙意識だけと接触す

    0
    2012年09月06日
  • 叡知の海・宇宙―物質・生命・意識の統合理論をもとめて

    Posted by ブクログ

    5年くらいツンドクしていてようやく読んだ。
    ああ、もっと早く読んでおけばよかったと思うが、今読む事に何か意味があるんだろうと思う。

    「フィールド 響き合う生命・意識・宇宙」「懐かしい未来」「BORN TO RUN」につづいてマイバイブルに加わりました。

    量子真空の理解がさらに深まった。

    0
    2012年06月26日
  • 叡知の海・宇宙―物質・生命・意識の統合理論をもとめて

    Posted by ブクログ

    とんでもなく面白い本が、世の中にはあるものだと思った。こんな本が、千円そこそこで手に入ってしまっていいのかという戦慄すらおぼえる。訳が上手いために、語られている内容は込みいっているにもかかわらず、とても読みやすかった。
    量子力学によって、「観測によっては決して確定出来ないことがある」ということが明らかになって以降、数十年間の間、科学の発展は停滞していた。それが、ここ最近の研究で突然、飛躍的に進歩してきているのだという。

    この本には、びっくりするような話しがたくさん出てくるのだけれど、どれも、SFの中のフィクションではなく、多くの科学的な検証の積み重ねの末に明らかになってきたことばかりなのだ。

    0
    2020年07月15日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

    Posted by ブクログ

    とてもカロリーが高い本なので、咀嚼するのに随分と苦労した。本の体裁は面白く、前提としてはSFに近い。
    タイムトラベラーが過去に取り残された時、新たな文明を作るための基礎知識という感じだ。
    現代から見ると、過去の文明の発達は遠回りだったり無駄が多いように見えたりする。そのあたりをユーモアたっぷりに解説しているところなど、かなり面白い。
    カバーされている部分は広く、農学、工学、医学、薬学はもちろんのこと、音楽芸術や理論学なども網羅している。
    巻末の補遺も面白い。
    しかし、本当にカロリーが高いので、読むのはかなり大変だった。

    0
    2025年10月18日
  • もっとホワット・イフ? 地球の1日が1秒になったらどうなるか

    Posted by ブクログ

    昔読んだ本のPart2
    科学的な専門内容は少し難しいところがありますが
    総じて楽しい本です。
    息子が成人していますが、彼は昔からこの本の
    棒人間みたいなイラストが大好きで、この本を
    気に入ってます。読み終わったので、彼にこの本を
    あげようと思っています。

    0
    2025年04月02日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

    Posted by ブクログ

    ほとんどがぶっ飛んでて終始笑いながら読み切ってしまった…… コミカルな文と挿絵に絶妙なジョークがまた面白い!

    0
    2025年03月19日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

    Posted by ブクログ

    日常のあれこれを「もし〜だったら?」と仮定して、突き詰めた本がまさにこれ。
    全体的にイラストもあって分かりやすい構成。
    また、書かれている内容は割とヘビーなものの、ちょいちょい挟まれる筆者のジョークもまた面白く、軽く読めてしまう。
    とは言っても、各お題に対する証明方法が割と難しいことが多く、途中で置いていかれたため☆4とする。

    0
    2025年01月17日
  • 人類は宇宙のどこまで旅できるのか―これからの「遠い恒星への旅」の科学とテクノロジー

    Posted by ブクログ

    太陽系外の惑星の存在が証明されたのは1990年代になってから
    太陽まで8光分=1.5億km 海王星まで4光時 ケンタウルス座アルファ星4.35光年
    天の川銀河直径10万光年 光速1c=9兆4600億km/年
    太陽系の質量の99.8%が太陽 地球は隕石と塵で毎年2~4万トン重くなっている

    推進 太陽フライバイ 年速15auが限界=22.5億km/年 =0.0002ⅽ 
    電力 RTG プルトニウム崩壊熱で発電(有限)ボイジャー 2025~30年に送信不可 
       マイクロ波やレーザーで送り 変換する
    通信 発信出力 送信受信アンテナ大型化 ノイズや干渉のない帯域 

    ボイジャー720㎏を0.1c

    0
    2024年10月05日
  • ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「川を渡る」「穴を掘る」「ジャンプする」「溶岩の堀を作る」「スキーをする」といった物事の様々な突拍子もないやり方を通して科学の楽しさを伝える本。
    例えばスキーでは人工雪の話から目の前に人工雪を降らし続ける装置にうつり、その装置をどんどん効率化していくと足を中心に縦に回転する雪の円ができる。結局これはローラーの再発明になる、などオチが素晴らしい。
    前作ホワット・イフよりも面白さはだいぶ落ちている。あちらは問題設定自体に興味深いところがあったがこちらは問題を本人が考えていてそこから面白い解決策を出している仕組み上、解決策が無理やりな感がある。

    0
    2024年04月02日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    空想科学読本みたいな感じで、あり得ないシチュエーション・ばかばかしい質問に科学で答える。昔2chであった「光速でうんこしたらどうなるの?」の回答に非常に似ている。
    「自分自身で受精したらどうなるの?」の回答の遺伝子の話がわかりやすかった。遺伝子をD&Dのパラメータに置き換えていたあたりアメリカのD&D普及率がかなり高いのだろう。

    0
    2024年04月02日
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(下)

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ
    宇宙で最も華々しく死ぬ方法は、ブラックホールに落ちること――
    恐ろしく強い重力が人間の体に及ぼす想像を絶する影響とは?
    人間が発した電波は宇宙のどこまで届いている?
    地球外生命体が発見される可能性とは?
    映画『タイタニック』と『コンタクト』の科学的な誤りとは?
    『ナチュラル・ヒストリー』誌に掲載された、
    人気天体物理学者タイソン博士による宇宙エッセーを厳選して収録。
    壮大な宇宙が身近に感じられる一冊。

    感想は上巻を読んだ時とほぼ同じ。
    宇宙の謎について理解できたかは疑問だけれど、ユーモラスでシニカルで時に本気で怒りをぶつけて来る様は物理学云々を度外視しても読み物として面白

    0
    2024年04月01日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    全然理系じゃないので、ふーんって読み飛ばしたり、理解するのに時間がかかったりしたけども、数式で求められちゃうんだなとか、よくこんなに調べたり検討したりするなとか、自分とは違う発想・興味の持ち方を見つけたり、当たり前だけど科学っていう方法だからこそわかる世界のことがたくさんあるなと思ったりした。
    加えて、作者のユーモアのおかげで読み切れた感もある。面白いなとは思いつつ、なんだかそれが悔しいところ。本文だけじゃなくて注でも面白くて、こんなにふざけていいんだろうかと思うけど、それぐらい面白いべきだよなとも思う。詳しく調べて考えた上でのおふさげって感じはとても好き。

    0
    2024年03月06日
  • 科学でかなえる世界征服

    Posted by ブクログ

    読むのにかなり手こずったけれども、とても魅力的で面白い本だった。
    前半部はなじみのない話だったので、読むのに時間がかかったものの、後半はかなりテンポ良く読めた。何故かといえば、読書を趣味にしていて、時にはキーボードを叩くこともある人間には、とてもなじみのある内容だったからだ。
    選挙というものの前時代的な手間は、おそらく今後そのままであろうという事実の理由に、ネットの脆弱さが指摘されている。
    その脆弱さは、情報というもののはかなさを物語っていて、少なくとも自分が生存している間、その時間だけでも確実に『ナニカ』を残そうと考えるならば、本を作るというのか確実性のある手段だとわかって、心強く感じた。

    0
    2024年01月20日
  • ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論(上)

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ
    ブラックホールに落ちたら人間の体はどうなる? 惑星の色、宇宙全体の本当の色とは?天文学・宇宙科学の面白さと奥深さを綴る

    適度なユーモアをもって、宇宙の謎を解説してくれる本、ってところだろうか。
    面白くてスラスラと読めてしまうのだけれど、肝心の「宇宙の謎」について理解できたかどうかは、はなはだ疑問。
    ただし、これはこの本ではなくて僕の頭の悪さの問題なのだけれど(汗)。
    現在、下巻をチマチマと読んでいる最中。

    0
    2024年01月02日
  • ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか

    Posted by ブクログ

    海外版の「空想科学読本」ですが、煽る記載などは控えめで、かつユーモアが溢れているので読んでいて面白いです。
    仮定の置き方は人により異なると思うので、自分ならどう考えるかと思いを馳せるのも楽しいです。

    0
    2023年10月29日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下

    Posted by ブクログ

    ここに書いてあることの全てが真実かどうか、僕には分からない。
    けれど、これが事実であると考えた方が、対戦後のアメリカの振る舞いが、あるいはアメリカに対する他国との反発が、あるいはロシアの西側諸国に対する言動が、説明しやすくなるような気がする。

    そういう意味で興味深い本だと思う。
    翻訳本ならではというか、そもそもの歴史的共通理解がないが故の読みにくさがあり、星4つ。

    アメリカが、いや、列強諸国が、他国民や平和のために、(ひとりひとりの自国民のためにさえ)政治的決断をすることなど無いことを、改めて思い知らされる。
    それは、列強諸国になろうとして列強諸国のまねをした、かつての日本を見ても明らかで

    0
    2022年10月24日
  • 数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠

    Posted by ブクログ

    【自由研究】超ひも理論シリーズ(第三弾)
    超ひも理論の最大の弱点は「検証できない」ことだそうです。(検証するには太陽系ほどの装置が必要なのだとか…)
    検証できないのに「美しく」「自然」だから認められる理論が多数ある異常さに著者は警鐘を鳴らします。
    反証もあります。
    楕円軌道のケプラーVS円運動のガリレオ、「ビッグバン」のルメートルVS「忌まわしい」アインシュタインの例。美しくないものが勝利したことはあったのです!

    考えてみると「美しさ」は人間特有の主観なのですね。(猫にE=mc²という式を見せても無視されるように…)
    しかし現在の物理学界は、高度になるほど検証が不可能で、理論構築のみが先行し

    0
    2022年08月27日
  • 数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠

    Posted by ブクログ

    筆者が物理学の現状に疑義を感じ、いろんな人にインタビューしながら科学とはなんぞやと考えていく話。

    「本書は、美意識に頼った判断がいかに現代の物理学の研究を推し進めているかという物語だ」と序文にある通り、いろいろな人が理論の優劣を考えるとき美しいかどうかを気にしてて、けして客観的でない”美”意識に客観的であれと考えている科学者の多くが惹かれている様が、時々挟まるとても皮肉が利いた文章で紹介されててとても面白い。基本的には実験の結果検証をすることで理論を洗練させてきたのだけれど、近年は実験するにも金も手間も時間もかかるモノばかりになり新たに生まれた理論全てを検証することなど実質的に不可能な状況な

    0
    2022年07月13日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有史以来どころか先史、言語の発生前からの文明の歴史について網羅的に学べる本。体感としてはゲーム「civilization」内にある「civilopedia」に近いかもしれないが、本著ではより現代からの後方視的な視点からちょくちょく「fallout」チックな皮肉が織り交ぜられていて大変好みであった。

    が、本著の本題は科学技術そのものにあるわけではないと思う。歴史の中で人間が無駄なことばかりして過ごしており、無駄の山から這いずりつつ進歩してきたのかに主題があるように感じる。

    冒頭の「簡単に持てたはずなのに、この技術なしに人類が過ごした歳月」がそれを端的に示している。簡単な発想による発明でも如何

    1
    2022年03月01日
  • ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

    Posted by ブクログ

    この本は、非常に面白い一冊です。
    引っ越すには、川を渡るには、に対して家ごと引っ越す方法やたくさんの電子ポットで川の水を沸騰させその間渡るなど答えも面白い上に為になる
    しかも方程式で電子ポットの必要量や家ごと引っ越すのにどれぐらいの力がいるのかが書いてる

    面白さ共有の為にも手に取っていただきたい

    0
    2022年02月25日