吉田三知世のレビュー一覧

  • 数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠

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    筆者が物理学の現状に疑義を感じ、いろんな人にインタビューしながら科学とはなんぞやと考えていく話。

    「本書は、美意識に頼った判断がいかに現代の物理学の研究を推し進めているかという物語だ」と序文にある通り、いろいろな人が理論の優劣を考えるとき美しいかどうかを気にしてて、けして客観的でない”美”意識に客観的であれと考えている科学者の多くが惹かれている様が、時々挟まるとても皮肉が利いた文章で紹介されててとても面白い。基本的には実験の結果検証をすることで理論を洗練させてきたのだけれど、近年は実験するにも金も手間も時間もかかるモノばかりになり新たに生まれた理論全てを検証することなど実質的に不可能な状況な

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    2022年07月13日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

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    ネタバレ

    有史以来どころか先史、言語の発生前からの文明の歴史について網羅的に学べる本。体感としてはゲーム「civilization」内にある「civilopedia」に近いかもしれないが、本著ではより現代からの後方視的な視点からちょくちょく「fallout」チックな皮肉が織り交ぜられていて大変好みであった。

    が、本著の本題は科学技術そのものにあるわけではないと思う。歴史の中で人間が無駄なことばかりして過ごしており、無駄の山から這いずりつつ進歩してきたのかに主題があるように感じる。

    冒頭の「簡単に持てたはずなのに、この技術なしに人類が過ごした歳月」がそれを端的に示している。簡単な発想による発明でも如何

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    2022年03月01日
  • ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

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    この本は、非常に面白い一冊です。
    引っ越すには、川を渡るには、に対して家ごと引っ越す方法やたくさんの電子ポットで川の水を沸騰させその間渡るなど答えも面白い上に為になる
    しかも方程式で電子ポットの必要量や家ごと引っ越すのにどれぐらいの力がいるのかが書いてる

    面白さ共有の為にも手に取っていただきたい

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    2022年02月25日
  • ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

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    サイエンスと雑学の中間に位置する本。空想科学読本ほどでもないし、エスプリが効いていて、個人的には前著に引き続き好みでした。
    本当にどうでもいいし、バカバカしいことが中心ですが、ほっこりする挿絵とともに、まったりした時間を過ごすのにいいでしょう。巣ごもりにも打ってつけ。

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    2021年01月27日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

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    ネタバレ

    いわゆるサイエンス雑学の本。
    タイムマシーンが汎用になっており、そのタイムマシーンにのった人が、大昔に取り残され、ゼロから文明を構築するにはどうしたらよいかを解説しているガイドブックが本書である、という設定。
    文明を築くためのノウハウというか、発展に寄与してきた技術を独断的はあるものの体系としてまとめているので、うんちく好きな人や雑学好きなの人には面白く読めると思います。
    文明を作ると謳っているだけあって、技術的な側面以外の基礎的な化学、生物学、医学その他もろもろが詰め込み過ぎ、長いなーとも感じました。
    ホワット・イフ?(ランドール・マンロー著)の系統が好きな人には楽しめると思います。

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    2021年01月01日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

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    化合物の作成の仕方だけでなく、アボカドやピンクグレープフルーツの誕生の経緯や、リャマの排卵の仕組みなど、多くの知識を得られ、とても面白かった。

    ある発明に必要な要素は揃っているのに、発明まで長い時間がかかっているものがある。著者は「恥ずかしい」と書いているが、実際はなかなか難しいし、現在でもそういうことがあるのだろうと思う。チャンスは転がっている。

    発明・発見は何度も失われて再発見されるものがあり、記録とその伝承はとても大切であることを再認識した。失われたらしばらく恩恵も失われる。

    中国は多くのことを早い段階で発明している。そして他者にしられないよう厳重に情報を管理していた。昔から情報の

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    2020年12月16日
  • ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド

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    借りましたが、おもしろいし、終わらないので買います。買ったら書き直す

    買ったけど全然読み終わらない。情報量多い!

    大体読み終わった。終わりの方はちょっと力尽きた感あるけど、注釈も結構お役立ちだし、めちゃくちゃ頑張ってる。むしろその尻すぼみ感が石の中から出てきた本としてリアリティあるんじゃない?(本当につかれちゃったのだとはおもいますが)
    もしこれをサバイバル本として役立てようと思っても多分役には立たない、未来人がマニュアル作成として書いたんだよ?役に立つわけないじゃん?ってところが意図的だと思うんで、好きなところなんですよ

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    2022年12月11日
  • ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    学生の頃に、この本と出会いたかった!この本は未来の科学者を生み出してくれるだろう。

    子供の頃、誰もが一度は、親が答えづらい質問をするだろう。私も小さい頃に、「地球上の生き物が一斉にジャンプしたらどうなるんだろう」と真剣に悩んだことがある。
    子供の疑問には、夢と未来が詰まっていると思う。「なんで?なんで?」とキラキラした子供たちの未来を潰してしまっているのは、大人たちの心ない一言だろう。

    <<それ、考える意味ある?>>

    大人が発してしまうかもしれないこの言葉は、子供達の未来と夢、そして人類の科学の発展を潰してしまっているのかもしれないと思った。

    この本には素晴らしい疑問が、夢いっぱいに詰

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    2020年07月24日
  • ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学

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    what if 続編みたいな感じだがバカバカしさはwhat ifの方が上。これはなんか普通なことを普通に解説してる文章量が多く、出だしの問いかけからして頭おかしかった前作から比べるとちょっとエンタメ性は劣るように思える。

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    2020年07月03日
  • ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    誰もが一度は考えたことがある、まさにWhat if?な質問に科学で答えている本。
    ちょっと笑えて、息抜きに読むのにちょうどいい。
    中でもステーキを空から落として焼く話が興味深かった。

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    2020年06月28日
  • あなたのなかの宇宙 生物の体に記された宇宙全史

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    「生物の体に記された宇宙全史」との副題が付けられているが、正に読み終わるとそれを実感する。ビッグバンから始まり、まず水素が、そしてヘリウムが生まれ、物質・反物質の不均衡から物質が生じ、超新星の爆発から周期律表の鉄以降の元素が出来て、それが幾多の銀河を形成して、我々の身体ですらそれら超新星爆発由来であるという、まことわかりやすい説明で、正に蒙を啓いたというのが実感である。その後は地球に話は集中するが、太陽系内の絶妙な位置関係、46億年前からの水、炭素の働きよる氷河期の繰り返し、大陸移動説の検証、などなど興味が尽きない。合間には関係する科学者のエピソードが散りばめられていて、単なる科学書の様な固さ

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    2020年05月17日
  • ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    現実にはあり得ない状況を仮定し極めて科学的に考察する。知的好奇心を刺激する科学読み物。

    「光速の90%の早さでなげられた野球のボールを打とうとしたら、どんなことが起こりますか?」
    「地球にいる人間全員が一斉にレーザーポインターを月に向けたら、月の色は変わるでしょうか?」
    「ステーキを高いところから落として、ちじょうに到達したときにちょうど食べごろにやけているようにするには、どれぐらいの高さから落としたらいいですか?」
    「地球で普通に飛んでいる飛行機を、太陽系の他の天体の上空で飛ばそうとしたらどうなりますか?」

    これらのようなトンデモ質問に質問にたっぷりのユーモアと科学知識で回答する笑える科

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    2020年04月19日
  • ホワット・イフ? Q1 野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    かつてNASAのロボット技術者だったインターネットマンガ家の著者が、現実にはあり得ない、正にWhat if ?な疑問に真っ正面から科学的アプローチで論理的に答えを導き出す、とても知的好奇心を刺激する1冊。

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    2020年03月31日
  • ホワット・イズ・ディス? むずかしいことをシンプルに言ってみた

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    書店で見かけて、後々忘れられず購入。もはや絵本ではないレベルの細かさで文章と絵が隙間なく書き込まれている感じがたまらない。眺めてるだけ、持ってるだけで満足。

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    2019年12月07日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    斜め上の疑問について、まじめに答えるだけでなく、さらに斜め上に向かって一気に突き進んでいくのが笑える。

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    2019年09月19日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下

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    ・西洋が世界の勝利者になったのは、西洋の思想、価値観、宗教が優れていたからではなく、
    むしろ組織的な暴力をふるうことに優れていたからである。
    ・我が国の歴史の中で日本人ほど忌み嫌われた敵はいないだろう(ピュリッツァー賞受賞歴史学者アラン・ネヴィンス)
    ・原爆被爆者、峠三吉の詩「八月六日」 ”あの閃光が忘れえようか”
    ・原子爆弾の投下に「これは史上最大の出来事だ!」と喝采を叫んだトルーマンに対してある民主党党員が大統領宛に打った電報
     「無辜(むこ)の人を死に至らしめる兵器に歓喜するなど、かりそめにもアメリカ合衆国の大統領たるもののなすべきことではない。
      喜んだ理由が破壊ではなく、破壊に終止

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    2018年12月09日
  • 世界でもっとも美しい10の物理方程式

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    有名な物理方程式が作られた背景や歴史や影響を述べる。方程式自体の説明は簡単にしか書かれていないことの方が多い。ちょっと予想と違っていた。ピタゴラスの定理、運動の第二法則、万有引力の法則、熱力学第二法則、電磁気の法則、一般相対性理論、量子論の基本方程式、不確定性原理。

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    2018年10月19日
  • チューリングの大聖堂 コンピュータの創造とデジタル世界の到来

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    コンピュータの創成期に活躍したフォン・ノイマンやアラン・チューリング、そしてその周りの人々を取り上げ。アメリカのプリンストン高等研究所の成り立ちと在籍した人々の話題を述べる。表題にチューリングとあるが、フォン・ノイマンの記述の方が多そうだった。

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    2018年10月19日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    奇想天外な質問、馬鹿馬鹿しい質問、とっても素直な質問、などなどに理系の論理で回答する。「野球のボールを光速で投げたらどうなるか?」など。論文にあたったり、計算したり、専門家に問い合わせたりして回答する。回答には、皮肉がきいていたり、クスッと笑わせるユーモアがあったりする。単に理詰めで答えているだけではないところがいい。

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    2018年10月20日
  • ホワット・イフ?――野球のボールを光速で投げたらどうなるか

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    空想科学読本的な内容

    子供の自由な発想からくる質問と,筆者の広い科学知識を駆使したわかりやすい回答が面白い

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    2017年10月24日