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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読むのにかなり手こずったけれども、とても魅力的で面白い本だった。
前半部はなじみのない話だったので、読むのに時間がかかったものの、後半はかなりテンポ良く読めた。何故かといえば、読書を趣味にしていて、時にはキーボードを叩くこともある人間には、とてもなじみのある内容だったからだ。
選挙というものの前時代的な手間は、おそらく今後そのままであろうという事実の理由に、ネットの脆弱さが指摘されている。
その脆弱さは、情報というもののはかなさを物語っていて、少なくとも自分が生存している間、その時間だけでも確実に『ナニカ』を残そうと考えるならば、本を作るというのか確実性のある手段だとわかって、心強く感じた。
電子図書は便利ではあるが、やはり紙の本はそれを上回る。
大事にしたい文化だと、しみじみ思った。