あらすじ
悪の秘密基地に最適な立地はどこ? 永遠の命を手に入れるためには? タイムトラベルは実現可能か? 恐竜のクローンを作るにはどうすればいい? ……映画の悪役の野望から生まれた奇想天外な疑問を、科学的に&真面目に検証する傑作ポピュラーサイエンス!
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Posted by ブクログ
スーパーヴィランとなりリアルで世界征服をするためにはどうすればいいかを“真面目に”考えたノンフィクション。
ユーモア溢れる文章に惑わされそうになるが、ガチの科学ノンフィクション→
秘密基地→建国→乗り物づくり(恐竜クローン)→気候コントロール→地球のコアを人質に→時間を操る→ネット環境を破壊→不死身→墓碑銘を残す……
と、かなり幅広いレクチャーにただただ脱帽する(笑)この本すごい!
どの項目もガチで考えてるのがすごいし、アメリカ人のガチ、凄すぎる。
横書き&脱線が多くて読むのに時間がかかったけど、知らないことを知れる楽しさが優って無事に最後まで読み切る。
まさか宇宙に墓碑銘を送り出すとは……まぁ、確かにスーパーヴィラン的には最後にはそれを望むんだろうなぁ(笑)
とにかく楽しかった!!たくさんの雑学に触れられて満足。
Posted by ブクログ
読むのにかなり手こずったけれども、とても魅力的で面白い本だった。
前半部はなじみのない話だったので、読むのに時間がかかったものの、後半はかなりテンポ良く読めた。何故かといえば、読書を趣味にしていて、時にはキーボードを叩くこともある人間には、とてもなじみのある内容だったからだ。
選挙というものの前時代的な手間は、おそらく今後そのままであろうという事実の理由に、ネットの脆弱さが指摘されている。
その脆弱さは、情報というもののはかなさを物語っていて、少なくとも自分が生存している間、その時間だけでも確実に『ナニカ』を残そうと考えるならば、本を作るというのか確実性のある手段だとわかって、心強く感じた。
電子図書は便利ではあるが、やはり紙の本はそれを上回る。
大事にしたい文化だと、しみじみ思った。