林真理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本作は介護のお話。
たしか年末の紅白の審査員挨拶の時、今年母を亡くした的な事をおっしゃっていたので、実生活で経験した苦労や悲しみを盛り込まれたお話だと思われます。
とはいっても、マリコさんは超高級ホームに入れる財力をお持ちなのでね、そのあたりの苦労はしていないのでしょうけど、やっぱり親を看取るのは悲しい・・・
前半は、親の病気や介護によって追い詰められてゆく描写がとてもリアルで全く他人事とは思えず、痴呆が進行した親に戸惑う様、末期がんを宣告された父のために有り金を注ぎ込む娘の気持ちなどを思って涙しました。
兄嫁に対して憤ったり、シビアにお金の大切さを考えたり、登場人物になりきって本気で思い悩 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんか壇蜜の話し方って鼻につくんだよなぁ。
でも林真理子との対談なので読んでみた。
壇蜜って葬儀関係の仕事をしていたのは知っていたけど、”エンバーミング(遺体衛生保全)”の資格もとってその仕事までしていたとは、医者の指示に従って臓器を取り出したりしていたんだとか…。
銀座のクラブで働いた経験もあったりとすごい多種多様な経験を積んでいることがあの独特な感性を育てたんだろうか。
ミトリストの話しの時、仲代達也の名前が出たのには驚いた。(林真理子)いいのそこ言っちゃって。
まぁ、高倉健はもう亡くなっているからいいとしても…。
まっ、この率直さが好きなんだけどね。 -
Posted by ブクログ
○食べ物、思い出とともににおいそそり立つ
思い出の食べ物を語るとき、自分はどんな風に語るだろうか。
わたしの思い出に残る食べ物と言えば、豚汁だ。
わたしの出身の学校で3週間の海外研修に行ったとき、研修が終わろうとする頃にホームステイ先から電話をかけて、何を食べたい?と聞かれて豚汁、とリクエストしたのをよく覚えている。コレクトコールにしていたので「そんなに頻繁に電話してくるな」と言われ悔しかった覚えもあるが、それでも久しぶりの日本食として食べた豚汁は思い出深い。解散した学校まで迎えに来てもらって、そこからの道中も楽しみだったし、むろん飛行機の中でも楽しみだった。機内食は平らげたのだが。
豚汁が -
Posted by ブクログ
不遇の結婚生活を送っていた柳原白蓮が年下の大学生と駆け落ちしてしまう白蓮事件を題材にした話。たしかに思い描いていた生活ができなかったことには同情するけど、自分の気持ちを和歌にこめて歌集を出したり豪華な暮らしをしたり、別にそこまで不幸じゃないんじゃないかなあと思ったり。今よりぜんぜん不倫とかに対して厳しい時代に愛を貫いたことには素直にすごいと思ったけど、もっとうまくいかないことがあってもよかったんじゃないかと感じてしまった。なによりも対照的にラストでは、初枝の悲惨な末路が描かれていてかわいそうになった。白蓮は「私は決して諦めなかった」と言っていたけれどあんまり共感できなかったなあ。まあ事実ならし
-
Posted by ブクログ
ネタバレ3林真理子の自伝的小説らしい。陰気でいじめられたり貧しい生活だったりから、コピーライター、エッセイスト、作家と立身出世していく様が描かれる。さくっと成功した感じなので、なぜよかったのかとかどういうことをしたかとかはよく分からないが、ザフェイスに入る時のようなライターについて50本コピーを書く的な研鑽を積んでたのだろうか。自己中、陰気、妬み、嫉妬、男への媚び、優越感とかいったキリコの感情がちょこちょこ出てきてあまり好きになれないが、正直で人間くさい部分もある。一貫してない気もするが実は野心的なよう。色んなところに飛び込む勇気ややる気がある。 二万回の炎の料金、百円です 松任谷由実のコピー、遊民
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。