小川洋子のレビュー一覧

  • 沈黙博物館

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    タイトル借りした本。静かで薄暗い作品。形見を集めた博物館とは…小川洋子の脳内は一体どうなっているのだろう。これを読んでいる最中、村上春樹の『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』とダブった。冬になると死ぬ獣。僕と助手の女の子。抜け出せない世界。2011/397

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    2013年10月07日
  • カラーひよことコーヒー豆

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    日常にそっと暖かみをくれる、そんなエッセイ。悪口も言ったりするようなことも書いてありましたが、悪ぶってもそんなの可愛いものです。著者のふんわりしたあったかいイメージは変わりません。微笑ましいだけではなく新しい視点を与えてくれるのは、やはり人生の先輩。思わずうなってしまうお話もあり、味わい深いエッセイでした。

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    2013年10月05日
  • 科学の扉をノックする

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    野球好きなんで第7章はひとまず置くとして、第6章が秀逸。
    作家の小説世界と見事にクロスしていて、かつ内容も凄く興味を抱かせる。
    他は興味があるので覗いてみました、といった印象かな。
    対談(インタビュー)集になると、この作家特有の研ぎ澄まされた静謐感が失われていると感じるのは気のせいかな?

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    2013年09月22日
  • 刺繍する少女

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    ネタバレ

    ちょっと怖い内容。それでも美しい。
    - 森の奥で燃えもの
    - キリンの解剖
    - ハウス・クリーニングの世界
    この三話が特に気に入っている

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    2013年09月21日
  • 妖精が舞い下りる夜

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    少し前に読んだので、内容をあまり覚えていないが、駆け出しの頃から誠実な人間関係と仕事を続けてきて、華やかな文壇の世界にはあまり興味のなさそうな普通さのある小川さんの人間性に改めて惹かれた。失礼かもしれないが、個性的な作風とのギャップが素敵。また、編集者さんかだれかに、小川さんの作品はラヴェルに似てる、と言われたと書いてあり、わかる!と思った。ころころと変化する旋律の絡み合い、楽器の入れ替わり、それでいて哀しかったり、風変りな主題が出てきたり。んーほんとだ。

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    2013年07月13日
  • 博士の本棚

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    自分が読んだ本を、ひとはどう読んだのだろう、と知るのは楽しい。自分が読んだことのない本を、こんな風に読めるものがあるよ、と教えてもらうのも楽しい。
    物語を静かに愛している文章が、本を読む幸せを耳打ちしてくれる。

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    2013年05月07日
  • とにかく散歩いたしましょう

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    洗練された文体。校閲者に関する章はうっとりと読みました。

    紹介されているたくさんの書籍の中には新刊も多く、読まなきゃいけない本もたくさんあるんだろうな~などと楽しく邪推しつつ。

    ラブラドールのラブくんとの暮らしと、散歩について、たくさんシェアさせていただいた。生や死やあれこれに付き合う勇気がなくて、動物を飼ったことはないけれど、いつか、と思わせてくれる。

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    2013年04月20日
  • アンネ・フランクの記憶

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    アンネの家を観光する機会ができたので、そのために読んだ一冊。アンネについての本は昔読んだきりだったので、それを思い出すきっかけになった。また本書にも登場するアンネを支えていた人たちのインタビューが実際にアンネの家でも流れていたので、その簡単な予習のためにもアンネ関連の国へ観光する場合は飛行機の中に持ち込むことをおすすめしたい一冊。

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    2013年03月22日
  • 心と響き合う読書案内

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    読書幅が広くて、できれば見習いたいと思う。

    読んだことのある本、だいたい実家にある本で実家に帰りたくなった。
    とりあえず手元にある「風の歌を聴け」を読み返そうかな。

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    2013年03月01日
  • とにかく散歩いたしましょう

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    ネタバレ

    さらっと読めるエッセイ集.殆どのエッセイで著者の印象に残っている本の引用や紹介がされる.「フィレンツェの赤い手袋」で,フィレンツェの手袋屋での出来事を新美南吉のごんきつねと関連させて話をすすめるところなんかは,かわいい.題名は失念したが刺繍の教則本がいかに難文かというのを書き手の見方で書いたエッセイも好き.ハッとするようなものの見方は無いかも.

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    2013年02月17日
  • とにかく散歩いたしましょう

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     とにかくとことん、どこまでも沈んでみようか、と私は思う。絶望から、というのではなしに、溺れて窒息しないための唯一の方向として、自分の足元のずっと更に下の方を見定める。
     するとある瞬間、ふっと小さな手掛かりが目の前に浮かび上がってくる。それは誰にも看取られずひっそりと死んだ魚の死骸かもしれない。腐った木の実かもしれない。それを手に取り、またしばらく目を凝らしているうち、うっすら何かの風景が見えてくる。
    (P.17)

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    2013年02月04日
  • 妖精が舞い下りる夜

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    小川さんは昔から、慎ましやかで可憐な、それでいて「書くこと」「言葉」に静かながらも温度の高い情熱を注いでいるひとだったんだな、とわかる一冊だった。
    特に、佐野元春さんに会えて良かったね! と、なんだか手を取って喜びあいたくなるような気分になった。

    私が野球に全く詳しくないせいで、そういう意味でよくわからん(共感しきれない)部分が多かったので☆は少なめ。

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    2013年02月01日
  • アンネ・フランクの記憶

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    「アンネの日記」を読む前にこちらの本を読んでしまった。
    順序が逆かなと思いながらも、
    流れは把握できたので良かった。

    アンネのことを調べるきっかけにもなった。

    アンネ本人よりも、それを支える人たちが中心に書かれていた。
    悲惨な時代の中にいながら、
    とても素敵な人たちばかりでほんわかした。

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    2013年01月30日
  • カラーひよことコーヒー豆

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    初、小川洋子作品。
    エッセイで小川洋子さんの世界が垣間見れたような感じ。
    ほのぼのしていて、ところどころ「そうそう!」と共感することができる。
    小川さんの小説が読みたくなった。

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    2012年11月16日
  • 博士の本棚

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    書評だと知らずに読み始めた。

    読んだことのある本がいくつかあったので良かった。
    けど、全て読み終えてから、再読するのも良いかもしれない。

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    2012年11月12日
  • やさしい訴え

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    瑠璃子 という女性の 物語。
    家族で行った別荘。
    そこに8年ぶりに 行く。
    なんとはなしに、家出を したかったから・・・・

    そこで、チェンバロ 製作者 新田氏と
    恋人を失った経験を持つ 薫さん にあう。

    森と湖の中で、物語は進んでいくが・・
    何という 軽い ストーリーなのだろう。
    いまの人たちは こういうのが好きなのだろうか?

    チェンバロという楽器のもつもろさ、せつなさ、・・・
    ピアノのように ハンマーで 弦をたたくのではなく
    鳥の羽根で 引っかいて 音を出す。

    ちょうど、そんな風な
    鳥の羽根で 引っかくような 感じの物語。
    人々は みなやさしく、
    すべてをいわないで・・・ベールの中に

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    2012年11月04日
  • カラーひよことコーヒー豆

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    最近激しいエッセイが続いたので、最初物足りなさを感じたのに、読み進めるうちにうなずいたり・笑ったり・・・

    作品と似通ったところも探すと楽しかった。

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    2012年10月21日
  • 博士の本棚

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    小さいころからの読書体験を中心に据えたエッセイ。書評がメインとなるが、書評と言いながらも小川洋子氏の思想と内奥がしっかり横糸となって織り込まれている。単なる書評だけに終わっていない。氏の横顔を追いながら行を進めた。

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    2012年10月05日
  • カラーひよことコーヒー豆

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    スッと心に染み入る29編のエッセイです。言われてみれば最近カラーひよこ見ませんね。どこかでまだ売られているのかしら?

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    2012年09月08日
  • 最果てアーケード(1)

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    小川さんは柔らかいところを痛くつつく気がして苦手だと思ってたけど、漫画だからかな?うるっとしながら読んだ。

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    2012年09月07日