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ここは、生と死が行き交う奇跡のアーケード。ここは“人生の終わりのはじまり”。世界で一番密やかなアーケードには、ひと癖ある店主たちが軒を連ねる。そして、彼らを見守る大家の「わたし」は、今日もお客様をお出迎え。でも、なぜだかお客様は皆、「死」のにおいが。その理由はアーケードに……!? ――世界の果てに希望があった! 小川洋子、初の漫画原作書き下ろし! 噂の新星・有永イネとのコンビで登場!
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Posted by ブクログ
小川洋子氏原作の漫画。小説も出ており、内容は概ね同じ。 ただ、漫画では小説でぼかしていた所をはっきりと描いているので、両方読むとしたら先に小説を読むのがお勧めです。
「この世界で一番多いものってなーんだ?」 純文学作家である小川洋子先生が原作を書き下ろしたコミック 「死んだ生き物のレース屋」「義眼屋」「輪っか屋」「紙屋」「軟膏屋」etc 変わった商品ばかりを扱う店が立ち並ぶ不思議なアーケード 主人公はそのアーケードの大家の少女。 数年前に大火事が近くであった...続きを読むこのアーケードには死の雰囲気が潜んでる。 大家の仕事はこのアーケードに関わったすべての人を見届けること。 何かを失った人たちがこのアーケードで失ったものと向き合っていく物語です。 小川洋子先生の独特の生と死の曖昧な世界観をうまくマンガ世界に縫い止めた良作でした。小説版も欲しい
なんかもういろいろ言葉にならなくて、一話読み終わるごとに胸の奥からドゥーって息が漏れて息以外も漏れて、本を閉じて目に入った表紙に全部持ってかれて思わず「これは卑怯だ」って言った。 もうね、半分泣きながら読んだよ。 感情の揺さぶられ方が半端ない。 ぐさっときたり、ほっとあたたかくなったり、すとんと落と...続きを読むされたりでもう、もう、もう!(拳を握りしめて) 結論、大好きである。 二巻目が本当に待ち遠しい…!
やっぱりこの物語が大好きだなぁ。 漫画になっても好きだ。 レース屋さんのイメージがかなり変わった。こんなに可愛い人だったのかぁ。 他の人達も小説を読んで想像していたイメージと比較すると、皆さん総じて若い印象。 小説の最果てアーケードに上書きしないで、もう一つの最果てアーケードとして楽しめた。
小川さんは柔らかいところを痛くつつく気がして苦手だと思ってたけど、漫画だからかな?うるっとしながら読んだ。
小川洋子さん原作ってのと表紙買いでした。けど思ったよりいい組み合わせではなかったような。。。話はもちろんいいし、絵もかわいいけど、漫画向きではなかった気がします。
7月26日は幽霊の日、ということでこの本を思い出しました もっかい読み直そうかな (2015-11-03L)(2015-12-27L)(2017-02-19)(2022-02-12)
最果てアーケード(1) とある街の古いアーケード商店街。中古レース屋、剥製用の義眼屋、紙屋・・・こだわりの品をそろえた商店が入っているアーケード。 そのアーケードの大家の女の子と店子、お客の物語の短編集です。徐々に大家さんの過去や明らかになっていくのですが、それはネタばらしになるので読んでみて下さ...続きを読むい。 原作が小川洋子氏ということで手に取りました。物語は小川さんなのですが、どうもしっくりこない。気づいたのは、竹蔵は小説を文体やリズムで好き嫌いの判断をしているようだということ。小川さんの独特の文体ではないのが違和感の正体かな? いづれにしても、登場人物や各エピソードの内容ほど全体的に面白く感じなかったのは私のせいかと思います。 時とは?思い出とは?大切なものとは?を考えさせられる物語ではありました。 竹蔵
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