横道誠のレビュー一覧
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面白いアプローチの本。
小確幸。しょうかっこう。村上春樹の造語。小さいけれど確かな幸せ。
発達障害の特性を人格と混同しないことにしている。私の発達特性を仮に悪魔の球根と呼ぶことにします。この名前に深い意味はありません。その悪魔の球根は私は嫌でも飼育せざるを得ない状況に置かれていて、悪魔の球根のせいで、私はほとほと困らされてしまっていると考えている。そのように、自分の人格と分けることで、問題の処理が簡単になる。問題の外在化と呼びます。
パニックのようになった時は、パソコンみたいに自分で一旦強制終了して改めて再起動している。例えば湯船と冷たいシャワーを交互に浴びるなど。自分用に最適化されたメソッ -
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ネタバレ「カルトの子」に衝撃を受け、何度も読んでいる身としては読まずにいられないテーマ。宗教と発達障害の関係については考えたこともなかったけど、人生がうまくいかずに宗教に助けを求めることを思えば、生きづらさを感じやすい人たちがはまってしまうのはなるほどと思う。当事者のインタビューは読みやすかったけど、専門家のところはちょっと読み飛ばすところも。信田さよ子さん、久しぶりに読んだけど、やっぱ分かりやすかった。斎藤環さんとの対談のとこも。こういう本を読むと、あの高校時代のエホバの子を思い出す。今どうしてるんだろうなぁ。エホバの個別訪問が辛い思いをさせて、コミュニティへの帰依を高めるためだという意見にはなるほ
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ネタバレ宗教者、精神科医、ジャーナリストなどこの問題に向き合っている様々な専門家との対談や取材と2世当事者の声を集めた章が秀逸。
むしろそこだけでも良かったのでは、と思うくらい。
最後の方の章は著者自身の著作や宗教関連の文学や映像作品の紹介と見解が多く、興味を惹かれるものもあったが映像に関してはほとんど見ることのできないものが多いこともありちょっとうるさく感じてしまった。蛇足感がある、と言ったら言い過ぎだろうか。
p253で著者が創価学会について、エホバの証人のように2世問題を唱えてる人や宗教被害を受けたと言っている人が実数からすると多いと思えない、ゆえにエホバが2世問題を生み出しやすい宗教と言える -
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次男が多動はなく、注意欠陥の方が強くでるADHDの診断を受けていて、彼がムーミンの本が大好きなので買ってみた。
音楽や小説、絵画など芸術系のことは大好きなのだけれど、学校であまり興味のない授業をずっと集中して聞くのはとても疲れるらしい。先生の言葉の何かがきっかけになって、蝶々がひらひらと舞うように、思考がいろんな方向に飛び回って、それを追いかけているうちに、先生の話が先に進んでしまうらしい。
こんなふうに説明できるだけでも大したもんだと思うけれど、どんな感覚なのか分かるかなと本書を買ってみた。
ムーミンは幼い頃アニメでもみていたし(確か、岸田今日子さんが声優として出ていた)、小説も何冊か読 -
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・京都出張の帰りに京都駅の本屋で見かけて、京都理解を深めたくて購入
・京都府立大学の准教授が、京都散歩しながら京都の人、町、歴史をユーモラスに読み解く
・架空のツアーガイドとの会話など面白おかしく伝える工夫、試み
・タイトルや「長安のコピー」などドキッとする言い回しはあれど、根底には京都に対する愛があるので笑って読める
・何も考えずに読める、旅行前後の移動で読むと良いのでは
・読んだ後には京都の見え方、思い出し方がより味わい深いものになるのでは
・挑発的なタイトルだけに、書店で購入する時の定員さんの何とも言えない目線が忘れられない
・京都の方はどんな気持ちになるのだろう -
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ネタバレ人が依存症になるのは快感のためではなく、苦痛の緩和のためであるという。なるほど、我が身を振り返ってみても納得できる説である。かなり長いこと私はワーカホリックであったのだが、そのおかげで当時苦しめられていた言いようのない不全感をやり過ごすことができていた。依存症は長期的には命を危険にさらすが、短期的には今を生き延びるのに役立つことがある…皮肉なものだ。
依存症当事者の支援について、著者のお二人が重視している「ハームリダクション」という考え方にもハッとさせられるものがあった。また、「ダメ。ゼッタイ。」という対処法がいかに当事者を孤立に追い込むかという話には、思わず背筋が寒くなった。 -
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京都の人のイメージといえば、いけず、京都中心主義、伝統文化など自らが貢献せずとも誇っている、、といったなんとなく付き合いづらいものがあります。ただ実際の京都は夏は暑く冬は寒い、地下鉄は2本しかなくてバスが混んでいる、何とか通り何条上がる下がる等の住所が分かりづらい、、結局自転車が一番便利なローカルだったりします。京都のイメージといえば宇治茶やおばんざいですが、実はコーヒーとパンの消費量が日本一だったりもします。
京都は洛内のことを指し、それは秀吉によって定められたと言われます。しかし天下人としての秀吉が居住したのは伏見で、洛外に当たります。歴史的にみても京都は度々荒廃し、公家や寺社と貧民が隣