横道誠のレビュー一覧

  • なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか

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    ムーミン谷での出来事ならば、「そういうもんか」とすんなり受け入れちゃうな。私はヘムレンさんが好きだ。

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    2024年11月05日
  • アダルトチルドレンの教科書

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    機能不全家族で成長した子って定義や色んな創作物から提示される事例を読む限り、心の問題を抱えていれば誰でもアダルトチルドレンになってしまうように思えた。
    で、回復の方法にスピやマインドフルネスや『ハッピークラシー』で戦犯として名指しされているセリグマンが出てくるの…救われる人がいるなら良いんだけれども。それはともかくオープンダイアローグの有用性については良くわかった。

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    2024年09月26日
  • アダルトチルドレンの教科書

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    実験のようや形式で対話型。少し難しいという感想。
    機能不全家族、上げれば思い当たるところがない人はいないかも知れない。

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    2024年08月12日
  • 当事者対決! 心と体でケンカする

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    なかなか心と体はやはり切っても切れないものだし、それぞれの経験は深いから一冊にまとめるのは難しい気がした。
    横道さんの生い立ちも凄まじく、宗教二世の話もあり、心云々の前にそれに驚いてしまったし、性についての話は少し読んでて疲れた。

    頭木弘樹さんの本としては「食べることと出すこと」の方がおすすめ。

    横道さんの
    「大衆文学は難しい
    大衆文学は、定型発達者同士の情緒的な交流
    大衆文学は共感を求めてくるから非常に読みにくい
    純文学のほうがむしろ読みやすい
    純文学は一種の抽象性
    現代アート的、単純化
    それがある意味わかりやすい」

    という内容は、そういう見方もあるんだなと、印象に残った。

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    2024年07月03日
  • ケアする対話 この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

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    最近知った、当事者研究やオープンダイアローグ等に取り組んでいる方々の話を聞けました。

    イメージができなくて理解が難しくても、声を傾けることは大事だと思いました。

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    2024年06月26日
  • みんなの宗教2世問題

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    私も宗教2世、いや、正確には3世です。
    皆さんの体験談は、自分と重なるところも多く、改めて、自分もいろんなことを我慢してきたんだろうな、本当の自分を出すことができずに大人になったんだろうなと感じました。

    せっかくなので、私の記録も(長くなりますが)ここに残します。
    私は、父方の祖母、母方の祖父母が創価学会に入会し、父と母は子どもの頃から学会員で、学会活動の中で出会って結婚し、私が生まれました。
    父母は地元でちょっと有名な活動家だったので、その長女である私も期待されていると(勝手に)感じていました。
    小学生になる頃、母から勤行唱題を教わり、土日には未来部として会合や合唱団の活動に参加しました。

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    2024年06月21日
  • 発達障害者は〈擬態〉する――抑圧と生存戦略のカモフラージュ

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    ネタバレ

    発達障害者当事者が自分のことを語っている本はあまり読んだことがなかったので興味深かった。
    全体的に、勿論過去大変なことがあった人も多く今も様々な問題があるのには違わないが、現在問題なく生きられている人、有体に言えば学歴や職歴が問題ない人の話が多く、それぞれの話に何か得られたかと言われると少し難しいような気がする。
    著者によるそれぞれのインタビューについての注釈も、共感や理解が得られるようなものでもなく、引っ掛かりを覚える内容もあり、著者の感想でしかないなと感じた。

    発達障害者がどのような擬態を行うのか、どのような擬態が必要になるのか、その傾向・対策等の内容を求めていたところがあるので、自分の

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    2024年05月07日
  • みんなの宗教2世問題

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    安倍元総理大臣襲撃事件の容疑者山上氏の行動からクローズアップされた宗教2世 さまざまな宗教2世の生の声がつづられている。一時はマスコミも騒ぎ立てたが今では、冷めてしまったようだ。この本を読みもう一度宗教2世について考えることとなった。

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    2023年08月31日
  • 唯が行く! 当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記

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    「オープンダイアローグ」「当事者研究」「自助グループ」「ミーティング」という言葉に親近感を覚える方には頷く箇所がいくつもあるのではないか、と感じた一冊でした。

    この登場人物たちの中に自分も入って、みんなと一緒にお話してみたい、そんな気持ちが湧き上がってきました。
    リアルなミーティングに気軽に参加できて、初めましての方と出会う機会を、また気軽に持てる世の中が帰ってくることを改めて願いました。

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    2022年04月19日