桃野雑派のレビュー一覧

  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    ついに、ミステリーの舞台はここまできたか!と感心させられました。
    舞台は宇宙ステーション。そこで起きた首吊り殺人

    いや宇宙でどうやって首吊り!?

    からの怒涛の勢いで引き込まれました。宇宙という未知の空間だから、想像力凄く刺激されました。
    個人的に、ラスト最後の一行が完璧でした。

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    2026年03月28日
  • 蝋燭は燃えているか

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    「星くずの殺人」の続編。

    最後に宇宙から歌の生配信を行った真田周は、そのせいでネット炎上していた。高校に通う道にも、アンチが生配信で張り込んでいるくらい。生活にも困るくらいだった。

    周は生配信によって、行方不明になっている瞳子ちゃんと連絡をとりたかったのだが、その連絡は全然なく、ある日コメント欄に「金閣が燃える」と書き込まれ、実際に焼け落ちた。次は銀閣寺の予告が行われて、やはり焼けてしまう。

    周のコメント欄に書き込んだ男は捕まったが、その後次々と重要文化財や国宝が燃やされ、どうやらこの男は実行犯ではない。瞳子ちゃんのお父さんは京都タワーで焼死した。瞳子ちゃんはなにか関わっているのか?

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    2026年02月03日
  • 星くずの殺人

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    【三行感想】
    SFという世界観を用いて、why,how,whoの要素が素敵に(丁寧な説明で)散りばめられており、推理が楽しい一冊。
    思わず、主人公以外にも感情移入してしまうくらい、各登場人物の背景や人柄が良く描かれている。
    宇宙ホテルでのトラブルの連発が予測不可能で、テンポが良い。

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    2026年01月22日
  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    宇宙を舞台にしたクローズドサークル作品。
    途中みんな怪しく見えて犯人が誰なんだとワクワクしながら読むことができた。
    さらに一癖も二癖もあるようなキャラの濃い登場人物も多かった。

    中でも地球平面説を信じる人が面白かった。

    政府やNASAが知られたくなくて隠しているんだ!って言ってたけど知られたら何がまずいんか分からなさ過ぎてツボってしまった。

    自転も公転もスピードが速すぎて立ってられないともあったが、それやったら車で時速100㎞で走った時点で飛ばされてるやろって思った。

    ほんとうに面白いキャラでめちゃくちゃいい人なのも良い。
    最後に丸いのが分かって良かったね。

    トリックも宇宙ならではと

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    2026年01月18日
  • 蝋燭は燃えているか

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    前作の『星くずの殺人』から帰ってきた女子高生にスポットを当てたストーリー。今回は金閣寺を皮切りに京都が大大大炎上し、周(あまね)がその事件を追いかけていく。

    本作のスポットライト…テーマも重めだった。
    マイノリティを叩くマジョリティという構図。マジョリティはマイノリティを助けるべきだという構図。マイノリティはマジョリティに迷惑をかけないようにすべきだという構図。
    この世界は多数派に合わせて成り立っている。

    読んでいて、痛いほど感情移入ができたし、有数の観光地でもある京都が炎上する場面は応仁の乱さながらだった。

    次回作が出るとしたら周が大学生になった後になるのかな?楽しみ!

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    2025年12月07日
  • 老虎残夢

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    面白かった。舞台設定が中国の南宋時代と斬新。時代にあった情景描写や人物描写ができている。そこで本格ミステリが成立しているのがすごい。

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    2025年11月28日
  • 星くずの殺人

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    宇宙旅行が3000万円でできる時代。滞在するのは「星くずホテル」。和歌山の打上場からスペースシャトルを発射して、星くずホテルまで5時間くらい。6人のお客さんと、スペースシャトル機長2人。ホテルスタッフ10人の旅だが、ホテル到着すぐに機長が殺されてしまう。その後wifiが使えなくなり、衛星電話も通信不能になり、帰ればいいのだが客たちの意見がまとまらない。曰く3000万円が無駄になってしまうなどなど。次々起こる殺人事件未遂と殺人事件。結末はいかに。

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    2025年11月12日
  • 蝋燭は燃えているか

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    次々と燃えていく京都に
    あ、こんなに行けるんだーって清々しさ待て感じていたら
    どんどんと重たい内容に考えさせられるものが多かった。
    被害者にも加害者にも簡単になってしまう世の中、
    自分はどういたいか、そういう人が近くにいた時どうするか。当事者になってしまった場合などを考える。
    あまねの反論は、よく内部分ももちろんありつつ、気持ちの良いものもあった。
    結末は寂しいけど、読後感は良い

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    2025年11月12日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 星くずの殺人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    宇宙空間で起こった究極のクローズドサークル。無重力での首吊り死体や火器のない中での発火など興味を引かれる内容が続き、最後まで飽きずに読了。大変面白かったです。

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    2025年03月26日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 老虎残夢

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    二つ名を持った江湖の住人達が飲み食いしたり気を放ったりする南宋武侠百合サスペンスだった。とても充実した。
    エピローグで国破れて百合あり、ってなる展開になるはずが南宋が豊か過ぎるせいでなかなか滅ばないのが面白かった

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    2024年04月27日
  • 老虎残夢

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    桃野雑派『老虎残夢』講談社文庫。

    第67回江戸川乱歩賞受賞作。

    南宋時代の中国を舞台にした一種のクローズドサークル・ミステリーであるが、個人的には苦手な同性愛で味付けされているのが気に食わないなと思ったのだが、同性愛には重要な意味があったのだ。

    まさかの壮大な展開に驚愕の結末。練りに練られた素晴らしいミステリーだ。


    八仙島の湖に浮かぶ孤島で八仙楼という名の道場を開く『碧眼飛虎』と呼ばれる武術の達人・梁泰隆は23歳の蒼紫苑を一番弟子に取り、家族を惨殺された17歳になる恋華を養女にして暮らしていた。紫苑と恋華と女性同士ながら互いに惹かれ合い、師父の娘と弟子との禁断の恋と知りながら、泰隆に

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    2024年02月29日
  • 星くずの殺人

    購入済み

    映画のような疾走感

    宇宙のクローズドサークル!その手があったか!
    事件が起こり、募る不安、続くトラブル、怒涛の展開!
    キャラ立ちも良く、犯人が判明してからも面白い!
    読み応え抜群です。

    #ドキドキハラハラ

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    2026年04月23日
  • 星くずの殺人

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    宇宙だからこその設備やギミックがたくさん。
    わたし自身宇宙や化学について疎いので、難しくて所々混乱したところもあったが、最後までとても楽しく読むことができた。

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    2026年04月15日
  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    宇宙という極限状態で起きた宇宙船機長の死亡事件。無重力で首を吊るという不可解な事件を期に起きる、電気系統の異常や通信機器の故障。宇宙空間の中で、逃げられない状態の中、殺人犯から無事に生き延びれるか‥そして、何故宇宙空間で殺人を起こしたのかその動機は。

    この作品は、クローズド・サークルもので、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせるものがあった。

    亡くなった機長や他に殺されたツアー参加者や生き残った者、犯人全員が宇宙で何かを成し遂げようとしていた。
    言ってしまえば、1人の強烈な策略・思いによって何人もの犠牲者が出てしまった。

    『どのような願いがあっても、これからのあった

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    2026年04月12日
  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    周のキャラクターが良かった。京都人でレスバが強いのに根が優しいのが魅力的。
    一方で犯人には共感も同情も全く覚えられなかった。むしろ嫌悪感を抱くレベル。人は人を殺しすぎたと口では言いながら因縁も何もない居合わせただけの同乗者を次々と手にかける様は矛盾も甚だしい。大体企みが成功したとしてその後はどうするつもりだったのだろう。そもそも重火器や核兵器なんかが出来る前の剣や弓矢の時代から人間は戦争をして来た訳で、そんな時代にも蹂躙される弱者は存在していた。包丁が道具になるか凶器になるかは使う人次第であることと同じで、結局は人間の問題でしかない。
    宇宙ホテルという舞台にはワクワクした。旅行メンバーが見せる

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    2026年04月09日
  • 星くずの殺人

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    娘から借り、普段手に取らない本を読むことは読書の幅が開けて刺激になる。

    内容は、宇宙空間を舞台としたミステリー。
    民間企業がはじめた宇宙旅行で、無重力の宇宙で首つり死体が発見されたことを発端に殺人が連続で起きるという展開で、地上とは異なる条件でのミステリーが魅力的な作品だ。
    旅行客やスタッフのキャラクター個性にも魅力を持たせつつ、宇宙という想像でしかイメージできない環境での緊迫した状況に引き込まれる。
    宇宙特有の条件を殺人が殺人のトリックになっており、宇宙への興味や想像も深まり、より没入感のある作品で面白かった。

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    2026年04月03日
  • 星くずの殺人

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    宇宙で殺人という斬新な組み合わせに惹かれて買いました!

    宇宙に関してなんにも知らない自分にとっては、少し難しい内容もありましたが、丁寧に説明してくださっているので基本的に置いてきぼりになることはなく、他の部分より少し時間をかければ理解し想像することのできる範囲でした!

    みんなが疑心暗鬼になっている中、次々と問題が起こっていく様子にハラハラドキドキしながらページをめくっていました!

    未来では宇宙旅行も実現されるかもしれないと思うと、なんだか他人事ではないような気もして背筋が冷たくなるのを感じました

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    2026年03月25日
  • 星くずの殺人

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    宇宙をテーマにしたクローズドサークルものでとても楽しく読むことが出来た。文体も軽くて読み進みやすく、現場に相応しい科学的な説明もあって話がスッと入ってきて良かった。思いの隔たりの溝を埋めていくことが人間は必要なのだと感じた。

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    2026年03月13日