桃野雑派のレビュー一覧
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ネタバレ宇宙を舞台にしたクローズドサークル作品。
途中みんな怪しく見えて犯人が誰なんだとワクワクしながら読むことができた。
さらに一癖も二癖もあるようなキャラの濃い登場人物も多かった。
中でも地球平面説を信じる人が面白かった。
政府やNASAが知られたくなくて隠しているんだ!って言ってたけど知られたら何がまずいんか分からなさ過ぎてツボってしまった。
自転も公転もスピードが速すぎて立ってられないともあったが、それやったら車で時速100㎞で走った時点で飛ばされてるやろって思った。
ほんとうに面白いキャラでめちゃくちゃいい人なのも良い。
最後に丸いのが分かって良かったね。
トリックも宇宙ならではと -
Posted by ブクログ
前作の『星くずの殺人』から帰ってきた女子高生にスポットを当てたストーリー。今回は金閣寺を皮切りに京都が大大大炎上し、周(あまね)がその事件を追いかけていく。
本作のスポットライト…テーマも重めだった。
マイノリティを叩くマジョリティという構図。マジョリティはマイノリティを助けるべきだという構図。マイノリティはマジョリティに迷惑をかけないようにすべきだという構図。
この世界は多数派に合わせて成り立っている。
読んでいて、痛いほど感情移入ができたし、有数の観光地でもある京都が炎上する場面は応仁の乱さながらだった。
次回作が出るとしたら周が大学生になった後になるのかな?楽しみ! -
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Posted by ブクログ
桃野雑派『老虎残夢』講談社文庫。
第67回江戸川乱歩賞受賞作。
南宋時代の中国を舞台にした一種のクローズドサークル・ミステリーであるが、個人的には苦手な同性愛で味付けされているのが気に食わないなと思ったのだが、同性愛には重要な意味があったのだ。
まさかの壮大な展開に驚愕の結末。練りに練られた素晴らしいミステリーだ。
八仙島の湖に浮かぶ孤島で八仙楼という名の道場を開く『碧眼飛虎』と呼ばれる武術の達人・梁泰隆は23歳の蒼紫苑を一番弟子に取り、家族を惨殺された17歳になる恋華を養女にして暮らしていた。紫苑と恋華と女性同士ながら互いに惹かれ合い、師父の娘と弟子との禁断の恋と知りながら、泰隆に -
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ネタバレ『星くずの殺人』の続編であり、前作に登場した女子高生が主人公。
『星くずの殺人』では宇宙ステーションで起こった事件だったが、
本作では打って変わって日本の京都が舞台。
スケールが小さくなったのでは?と思いながら読んでいたが、
京都の名所の数々が巻き込まれる大変大規模な事件が展開されていく。事件の規模なら前作以上だ。
不謹慎かもしれないが読んだ後は京都旅行に行きたくなること間違いなし。
主軸となるテーマは炎上や加害者家族に対する誹謗中傷だろう。
おそらく今現在もなんらかの出来事で起こっている現象であると思うし、こういったトラブルなんかは枚挙にいとまがない。
家族だから、友人だから、果ては同じ -
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作品紹介・あらすじ
最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。
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24編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第3弾とのこと。第6弾の「それはそれはよく燃えた」をまず読んだので、次はこれということで -
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ネタバレもしかして入り込めない世界かもしれない…と思いながら、購入。
正直怖いもの見たさ。読破。結果。
めっっっちゃ、ちゃんっっっとしてた!!
偏見抱いてごめんなさい。
なんかもう…宇宙だからできた、最高やなコレと思った。
そして読んでる途中からちょいちょいゲームっぽいなと思ってたんだけど、作者さん情報見て、あーそういうことだったかーと思った。
当方ゲームも、するのも実況見るのも好きなもんで(*‘ω‘ *)
けど、如何にも主人公って感じの女の子。表紙の子。
別に探偵じゃなかった。
なら……そう言ってよ!!
かわいい女の子が、犯人はお前だ!していくのかと!
この子は次作の探偵役らしいです。
はい。