桃野雑派のレビュー一覧

  • 蝋燭は燃えているか

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    ネタバレ

    前作から話続いているので、まずはそちらを読んだ方がわかりやすいかと。
    前作でした配信内容が炎上してしまい、コメントが荒れる中、京都の街がどんどんと燃えていく。
    誹謗中傷、被害者と加害者。そんな問題をうまく結んだと思います。
    個人的には前作より内容はこっちが好き。トリックは前作が好き。

    前作の最後の一行も最高だったけど、今作の最後の一行も最高だった。読んだ瞬間、エンディング流れた(ないです)

    後琵琶湖の水を止めるの正しい使い方を知りました。

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    2026年05月24日
  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    ついに、ミステリーの舞台はここまできたか!と感心させられました。
    舞台は宇宙ステーション。そこで起きた首吊り殺人

    いや宇宙でどうやって首吊り!?

    からの怒涛の勢いで引き込まれました。宇宙という未知の空間だから、想像力凄く刺激されました。
    個人的に、ラスト最後の一行が完璧でした。

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    2026年03月28日
  • 蝋燭は燃えているか

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    「星くずの殺人」の続編。

    最後に宇宙から歌の生配信を行った真田周は、そのせいでネット炎上していた。高校に通う道にも、アンチが生配信で張り込んでいるくらい。生活にも困るくらいだった。

    周は生配信によって、行方不明になっている瞳子ちゃんと連絡をとりたかったのだが、その連絡は全然なく、ある日コメント欄に「金閣が燃える」と書き込まれ、実際に焼け落ちた。次は銀閣寺の予告が行われて、やはり焼けてしまう。

    周のコメント欄に書き込んだ男は捕まったが、その後次々と重要文化財や国宝が燃やされ、どうやらこの男は実行犯ではない。瞳子ちゃんのお父さんは京都タワーで焼死した。瞳子ちゃんはなにか関わっているのか?

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    2026年02月03日
  • 星くずの殺人

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    【三行感想】
    SFという世界観を用いて、why,how,whoの要素が素敵に(丁寧な説明で)散りばめられており、推理が楽しい一冊。
    思わず、主人公以外にも感情移入してしまうくらい、各登場人物の背景や人柄が良く描かれている。
    宇宙ホテルでのトラブルの連発が予測不可能で、テンポが良い。

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    2026年01月22日
  • 星くずの殺人

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    ネタバレ

    宇宙を舞台にしたクローズドサークル作品。
    途中みんな怪しく見えて犯人が誰なんだとワクワクしながら読むことができた。
    さらに一癖も二癖もあるようなキャラの濃い登場人物も多かった。

    中でも地球平面説を信じる人が面白かった。

    政府やNASAが知られたくなくて隠しているんだ!って言ってたけど知られたら何がまずいんか分からなさ過ぎてツボってしまった。

    自転も公転もスピードが速すぎて立ってられないともあったが、それやったら車で時速100㎞で走った時点で飛ばされてるやろって思った。

    ほんとうに面白いキャラでめちゃくちゃいい人なのも良い。
    最後に丸いのが分かって良かったね。

    トリックも宇宙ならではと

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    2026年01月18日
  • 蝋燭は燃えているか

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    前作の『星くずの殺人』から帰ってきた女子高生にスポットを当てたストーリー。今回は金閣寺を皮切りに京都が大大大炎上し、周(あまね)がその事件を追いかけていく。

    本作のスポットライト…テーマも重めだった。
    マイノリティを叩くマジョリティという構図。マジョリティはマイノリティを助けるべきだという構図。マイノリティはマジョリティに迷惑をかけないようにすべきだという構図。
    この世界は多数派に合わせて成り立っている。

    読んでいて、痛いほど感情移入ができたし、有数の観光地でもある京都が炎上する場面は応仁の乱さながらだった。

    次回作が出るとしたら周が大学生になった後になるのかな?楽しみ!

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    2025年12月07日
  • 老虎残夢

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    面白かった。舞台設定が中国の南宋時代と斬新。時代にあった情景描写や人物描写ができている。そこで本格ミステリが成立しているのがすごい。

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    2025年11月28日
  • 蝋燭は燃えているか

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    次々と燃えていく京都に
    あ、こんなに行けるんだーって清々しさ待て感じていたら
    どんどんと重たい内容に考えさせられるものが多かった。
    被害者にも加害者にも簡単になってしまう世の中、
    自分はどういたいか、そういう人が近くにいた時どうするか。当事者になってしまった場合などを考える。
    あまねの反論は、よく内部分ももちろんありつつ、気持ちの良いものもあった。
    結末は寂しいけど、読後感は良い

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    2025年11月12日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 星くずの殺人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    宇宙空間で起こった究極のクローズドサークル。無重力での首吊り死体や火器のない中での発火など興味を引かれる内容が続き、最後まで飽きずに読了。大変面白かったです。

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    2025年03月26日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 老虎残夢

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    二つ名を持った江湖の住人達が飲み食いしたり気を放ったりする南宋武侠百合サスペンスだった。とても充実した。
    エピローグで国破れて百合あり、ってなる展開になるはずが南宋が豊か過ぎるせいでなかなか滅ばないのが面白かった

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    2024年04月27日
  • 老虎残夢

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    桃野雑派『老虎残夢』講談社文庫。

    第67回江戸川乱歩賞受賞作。

    南宋時代の中国を舞台にした一種のクローズドサークル・ミステリーであるが、個人的には苦手な同性愛で味付けされているのが気に食わないなと思ったのだが、同性愛には重要な意味があったのだ。

    まさかの壮大な展開に驚愕の結末。練りに練られた素晴らしいミステリーだ。


    八仙島の湖に浮かぶ孤島で八仙楼という名の道場を開く『碧眼飛虎』と呼ばれる武術の達人・梁泰隆は23歳の蒼紫苑を一番弟子に取り、家族を惨殺された17歳になる恋華を養女にして暮らしていた。紫苑と恋華と女性同士ながら互いに惹かれ合い、師父の娘と弟子との禁断の恋と知りながら、泰隆に

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    2024年02月29日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の一文で始まる24名の作家による短編集。
    おおむねひとさじの悪意が練り込まれていたが、いろんなテイストの話が読めて良かった。
    特に真梨幸子さんの話はやばかった。初真梨の洗礼を受けてしまった。

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    2026年07月10日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • 星くずの殺人

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    密室殺人。
    ミステリーにおいて確固たる地位を築いているこのジャンルは、文明の進化とともに、今やそのバリエーションは星の数ほど存在していると言える。
    そんな中でもひときわ読者を魅了する舞台が、今作の主戦場…
    そう、宇宙だ。

    物語は、格安民間宇宙旅行に来た6人の客と、その観光業者。
    宇宙の放つ現実離れした景色に見惚れる中、なんと宇宙船の機長が無重力空間の中首にロープが巻きつけられていた状態で死亡している。
    これは事故?自殺?それとも…他殺?
    という幕開けです。

    眼前に広がるような、宇宙空間の美しさが文章から想像を掻き立てられます。
    宇宙から地球を眺めるシーンで、
    「もっと平面的に見えるのかと思

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    2026年07月07日
  • 星くずの殺人

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    宇宙船「星くず」の登場によって宇宙旅行が身近になった時代を舞台に、無重力空間で首吊り自殺という不可解な事件が発生する。極限状態の中で人々が戸惑いながらも事件の真相を追い、無事に地球へ帰還できるのかが見どころであった。

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    2026年06月14日
  • 蝋燭は燃えているか

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    「星くずの殺人」から続く作品。本作では二重の意味での炎上と、犯罪加害者家族に対するバッシング、誹謗中傷などがテーマとして描かれます。京都のあちこちで火災が起こることで観光客が潮が引くようにいなくなる様子が描かれますが、これってどこか京都人の願望なのかも。
    しかしこういう誹謗中傷とかする人ってなんなんでしょうね。電話でお金と言われたら詐欺ですが、ネットで正義と言われたクズですよ。

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    2026年06月08日
  • 老虎残夢

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    一言で言うと武侠百合ミステリ。闇鍋かな?
    基本的にはミステリ読者に向けて書いているので、武侠を知らなくても読めるように丁寧にどんなジャンルか描いている。んだけど、マジで小説内の半分くらいただの武侠小説で笑う。

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    2026年06月07日
  • 蝋燭は燃えているか

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    「星くずの殺人」の続編
    ですが、本作からでも十分に深く楽しめます♫

    夏休みに宇宙へ行ってきた女子高生の周(あまね)さんと土師(はせ)さんと無事に再会できました

    本作の舞台は京都府、府内の観光名所、
    ネット炎上とリアル炎上が繰り広げられ、ボヤどころでなく、どちらもしっかりめに燃えます笑

    作者が京都府出身だからこそ、ふんだんに地名が出てきますが問題なし、「蝋燭」が京都タワーのことを指していることやキャラクターの「たわわちゃん」なんて全く初耳でも全然おkです、『知らんけど』!

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    2026年05月10日