桃野雑派のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
無重力の首吊り殺人
っていう言葉に惹かれ購入。
宇宙旅行が格安(と言っても3000万。笑)で行ける時代にモニターとして選ばれた人を乗せ宇宙旅行へ。
そこで起きる殺人事件。
面識もない、無作為に選ばれたはずの旅行客
犯人は一体誰??
という宇宙空間で起きるある意味密室系殺人。
途中で犯人がわかってしまって
そこは単純すぎるな~と思いましたが
登場人物たちがどれも魅力的で
スイスイと読み進められました。
殺人の動機がなんかイマイチに感じましたが
正義と悪って紙一重で、自分の信念によって
味方は変わるよなって思いました。
きっと犯人にとってはこれが正義だったんだろうな。
法的には悪だとしても -
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Posted by ブクログ
ネタバレクローズド・サークルミステリはもうアガサ・クリスティと新本格派が大体やり尽くしてしまったので流石に新発想は出ないだろうと思っていたが、よく考えたらまだ宇宙があった。
正直言って科学系の知識は平面説信者と同じくらい浅いのでトリックはちゃんと理解出来なかったのだが、テンポも良く文章力があるので読みやすかった。
登場人物全員同情の余地があるというか生きていて欲しい人間ばかりだったのでそこだけ悲しい。ミステリってそういうものではあるが感情移入するのは辞められない。
やはりこの作品通して読者は大体政木のことが好きになるのではないだろうか。ああいうあっけらかんとしたバカが居るだけで雰囲気が明るくなる。三枚 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「星くずの殺人」の桃野先生のデビュー作。
1000年前を舞台に武侠の達人が密室で殺害されてしまった事で始まるミステリー作品。
ミステリーだけではなく、女性同士の恋愛や武侠に関わるアクション描写、物語の背景にある歴史的な背景など多くの面から楽しめる作品だと思いました。不器用ながらも血の繋がらない者への愛情や、復讐への惑い、それぞれの優しさなど、交錯していく思惑が複雑に絡み合っていて、それが綺麗に終盤にかけて回収されていく所がとても面白かったです。最後の描写がどうなってしまったのか分からないところが少し惜しい点かなと思いました。恋華と紫苑の恋仲がどうなったかなどの所も描いて欲しかったと想いました。