ゲーテのレビュー一覧

  • 若きウェルテルの悩み

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    ウェルテルの気持ちはよくわかる
    客観的に見ると大したことのないよう思えるけど本人の立場からすればロッテが自分の全てになってしまっているのだろう
    馬鹿馬鹿しいと本人も思っていたかもしれないがそこから抜け出すのは難しい

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    2021年06月23日
  • 色彩論

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    1810年に出した著書。教示篇(色彩に関する己の基礎理論)・論争篇(ニュートンの色彩論を批判)・歴史篇(古代ギリシアから18世紀後半までの色彩論の歴史)の三部構成だが,本書では教示篇のみ収録。

    自然の観察に基づく思弁を主としており,今でいう心理学的な姿勢と言えるだろう。色彩科学の祖として,ゲーテの名がニュートンと共に挙げられるもの納得である。

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    2021年05月06日
  • きつねのライネケ

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    あの手この手のきつねの悪知恵,裁判にも嘘八百で言い逃れる.
    「さてさて世の中とはこんなもの,いつの時代でも,永久に変わりないのでは」というのがやり切れない思いで心に響く.

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    2021年04月29日
  • 親和力

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    自分の情欲に素直な方が幸せになるのかも知れない。しかし、欲は留まるところを知らぬゆえ、身を滅ぼすまで止まらない。足るを知る者が平穏を享受する事ができるが、足るを知るためには不幸を知る必要があった。4人の中で、大尉が特異なのは過去の水辺の不幸を経験したからなのかもしれない。

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    2021年02月11日
  • ファウスト(一)

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    言わずと知れたゲーテの超大作。ゲーテが何を伝えたいのか、感じ方は人それぞれだが、、そもそも理解するのが難しい。

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    2021年01月27日
  • ファウスト(一)

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    上巻しか買っていない本

    ゲーテ 「 ファウスト 」 上巻は ファウストが世界の真理を知るために悪魔と契約し、信仰を捨て、世界の快楽を知る巻。

    命題は 「ファウストは 信仰を取り戻して救われるか、悪魔と化して裁かれるか」

    上巻で「刹那に向かって とまれ、お前はあまりにも美しい と言ったら〜喜んで滅んでいく」の結論は出ていないので、ファウストは 悪魔と化していない

    序章部分が、献詞→前狂言→天上の序曲の3章を経て、本編の悲劇第一部「夜」が始まる構成。時間と場所(舞台)の違いが明確で、インパクトのある始まり


    ストーリーテラー=ファウスト=ゲーテ という構成


    中間にある前狂言の章の意味は 何か? 座長→詩人→道化役の構造を ゲーテ→ファウスト→メフィストフェレス(悪魔)の関係性に引き継ぐため?


    気になるのは「書斎」「夜」という章タイトルが繰り返されていること。書斎=知性=人間の精神、夜=闇=悪、罪、破滅と捉えた


    もっと別の解釈や深読みできる本だと思う。解説や注がもう少しほしい

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    2020年10月30日
  • ファウスト(二)

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    ゲーテが生きた時代への風刺など、
    理解できたとは言えないが、
    壮大な物語の構造、巧みなセリフ回し、
    時折、挟まれる深遠な詞章、
    時代を越えて読み継がれるのも
    わかる名作。10年後、読み返したい。

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    2020年04月29日
  • ファウスト(一)

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    とても美しい文章でおもしろく読めたんだけど、
    解説で盛大に第2部のネタバレしてるのはどういうつもりなんだ!

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    2019年10月01日
  • 若きウェルテルの悩み

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    小説前半のウェルテルの鷹揚と、後半の激情、そして編集者による考察。この三段構えの構成がゲーテの天才性を感じさせる。自分としては深く感情移入する作品ではなかったが、とある詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語ったそうである。ふむ。

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    2019年06月06日
  • 若きウェルテルの悩み(まんがで読破)

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    まんがで読破を読破するシリーズ。
    ゲーテが描いた不朽の青春小説。
    純愛であるがゆえに、それが成就できないとなると悲劇になっちゃうんだよな。まるで昼ドラのような展開。

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    2018年04月07日
  • きつねのライネケ

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    ネタバレ

     小学校高学年向け…と言う風に書かれていますが,もし,あなたが初めて読むのなら,大人になってから読んでも,価値のある本です。
     ライオンの王様に,きつねのライネケに意地悪されたと,いろいろな動物たちが出てきて,王様に訴えます。
     で,王様は,それが本当かどうか確認するために,ライネケを連れてこようとするのですが,派遣されたクマが返り討ちにあいます。次は…。
     というように,このきつねのライネケはとても,悪い奴という感じで描かれています。
     そして,物語の結末は…
     これを言ってしまうと,この物語を読む価値が半減しますので,ネタバレはしません。

     こういう話をあのゲーテがまとめたというのも驚きです。
     中世のヨーロッパには,きつねのライネケのような話が,語り継がれてきたようです。

     そんなきつねや動物たちの話を集めた本も,出ているようです。
     

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    2017年08月29日
  • ファウスト(二)

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    文豪ゲーテの代表作とされる長編の戯曲。第一部は1808年、第二部は1833年(ゲーテの死の翌年)に発表された。
    15~16世紀にドイツに実在したと言われる高名な錬金術・占星術・魔術師ファウスト博士が、悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散されたと云う奇怪な伝説をベースにしている。
    ゲーテは文人であるとともに、自然科学者、政治家、法律家でもあった万能人で、代表作『ファウスト』においても、その思想・人生観が随所に表現されている。
    (6265行)ファウスト「母の国。その言葉をきくたびに、何かはっとさせられる。なんとしても耳にしたくない言葉だ。・・・それでも己は物に動じないということを必ずしもいいことだとは考えないのだ。驚く、これは人間の最善の特性ではあるまいか。世間はこの「驚き」という感情を味わわせてくれないようになってきたが、驚き撃たれてこそ、巨大な神秘に参入しうるのだ」
    (11936行)天使「絶えず努力して励む者を、われらは救うことができる」
    (12104行)神秘の合唱「すべて移ろい行くものは、永遠なるものの比喩にすぎず。かつて満たされざりしもの、今ここに満たさる。名状すべからざるもの、ここに遂げられたり。永遠にして女性的なるもの、われらを牽き手昇らしむ」等
    一般に言われているように、第二部は冗長な感は免れないし、主題もわかりにくく感じられるが、それはおそらく第一部から一貫する「世界を奥の奥で統べているもの、それが知りたい、また世界のうちに働く、力と元素のすべてを見極めたい」(382行)というファウスト(=ゲーテ)の思いであり、その根源とも言えるのが「母の国」なのではあるまいか。
    現代においては決して読み易い作品とは言えないが(しかも、第二部は500頁弱ある)、ゲーテ自身の人生観を示した代表作として、一読する意味はあるように思う。

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    2017年04月30日
  • ファウスト(一)

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    文豪ゲーテの代表作とされる長編の戯曲。第一部は1808年、第二部は1833年(ゲーテの死の翌年)に発表された。
    15~16世紀にドイツに実在したと言われる高名な錬金術・占星術・魔術師ファウスト博士が、悪魔と契約して最後には魂を奪われ体を四散されたと云う奇怪な伝説をベースにしている。
    ゲーテは文人であるとともに、自然科学者、政治家、法律家でもあった万能人で、代表作『ファウスト』においても、その思想・人生観が随所に表現されている。
    (382行)ファウスト「世界を奥の奥で統べているもの、それが知りたい、また世界のうちに働く、力と元素のすべてを見極めたい、そうなったら、もう言葉を漁ることも要るまいと思ったからなのだ」
    (534行)ファウスト「わが身にしかと納得せずには、人の心は動かせぬ。自分の魂から迸り出て、力強く切々と語るのでなければ、聴く者の心は得られぬわけだ。・・・真に心の底から出たことでなければ、決して人の心には訴えぬものなのだ」
    (1224行)ファウスト「「太初に言ありき」と書いてある。ここでもうつかえてしまう。さてどうしたものか。・・・そうだ、うまい言葉を思いついた。こうすればいい、「太初に行ありき」」
    (1759行)ファウスト「休みなく活動するのが男というものなのだ。・・・知識欲とは縁を切った己の胸は、今後どんな苦痛をも避けぬつもりだ。己は自分の心で、全人類に課せられたものを、じっくりと味わってみたい。自分の精神で、最高最深のものを攫んでみたい。人類の幸福と苦悩とを己の胸で受けとめてみたい」等
    すなわち、『ファウスト』とは、「考える人」ファウストが「行動する人」に変身し、広い世界に出て、いかなることを成しとげたかいう物語と言えるのではあるまいか。
    現代においては決して読み易い作品とは言えないが、ゲーテ自身の人生観を示した代表作として、一読する意味はあるように思う。

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    2017年04月30日
  • ファウスト 2

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    新しいタイプのプロレタリア文学です。無理難題をふっかけて、納得するまで金を払わないわがままなクライアント。それに翻弄されて右往左往する個人事業主。やっと報酬がもらえると思ったら、上から目線で売り上げを搾取していくお上。メフィストフェレスカワイソスと思ったのは、私だけではないはず。

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    2016年08月11日
  • ファウスト 1

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    新しいタイプのプロレタリア文学です。無理難題をふっかけて、納得するまで金を払わないわがままなクライアント。それに翻弄されて右往左往する個人事業主。やっと報酬がもらえると思ったら、上から目線で売り上げを搾取していくお上。メフィストフェレスカワイソスと思ったのは、私だけではないはず。

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    2016年08月11日
  • ファウスト(一)

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    全編が詩のように美しく、日本語もこなれていてすらすらと読める。グレートヒェンの悲劇が痛ましく、錯乱した彼女の言葉は胸をつく。
    (2015.6)

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    2015年06月02日
  • ファウスト(二)

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    ギリシア神話ネタ満載の古代ワルプルギスの夜。1巻よりも難しく、ゲーテの教養の深さを感じられる。ファウストの欲求がますますエスカレートするが、年を取るにつれ考えが変わるとこが意外だった。オチも自分の予想とは違った展開で一本取られました天使様、あまりメフィストをいじめないでー。

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    2015年02月24日
  • ゲーテ格言集

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    まさに金言の宝庫。しかも幅広い分野に造詣が深い。詩人らしくインパクトある言葉をコンパクトに表現しているので、一読してガツンと響く。『太陽が照れば塵も輝く。(「格言と反省」から)』なんて言葉をのっけから見せられたら吸い込まれないわけがない。さすがに愛や宗教については時代背景と地域性が強すぎて理解を超えてた感がある。

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    2015年01月03日
  • ゲーテ詩集

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    ゲーテ読んでみたくて。
    ランボーのような乾ききってどこまでも突き抜けていくようなするどさ・勢いは感じられなかった。落ち着いていて、目に映るものを静かに見守るような…
    収録されている詩の多くに漂う物語(ロマンス)は、ものすごく劇的で大衆受けを想定して書かれたもののように感じる。一方で無題のものは警句的なものが多く、短い中で確実に突き刺さってくる。
    いくつかの詩に見られるが、かなり読み手・読者に気を使っている。あれほど的確な警句を発せられる人物が、それほど気にかけ、苦心してことばを紡ぐのだから、まだまだ彼のいる世界に、こちら読み手は届いていない、そんな気がする。やさしいようでどこか絶望しているような。読んでも読んでも、彼のことばに触れることさえかなっていない。

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    2014年12月13日
  • ファウスト(一)

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    ズブズブと悪に染まっていくファウスト、関わった人々がどんどん不幸になっていく。中途半端な部分は2部で回収されていると思いたい。思ったよりもずっと楽しめた、というと多少不謹慎か。悪魔との契約なんてキリスト教的にはどういう捉え方をされたんだろう。

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    2014年11月20日