ゲーテのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファウストに同じく積読状態だったので。
個人的にはファウストより好き。
考えてることをことごとく言語化されていってて、読んでて爽快。
おれはウェルテルとは仲良くなれる数少ない人間のひとりかもしれないwww
「僕らは本来のみなぎる力を失ったまま永遠に閉じ込められ、人間の活動一切はただ自らの惨めな生存を延長させることと、無目的な欲望の満足しかない。
人は自らを捧げられる対象を自分の魂の目標を見つけることなく、たかだか目先の飴やら人の鞭やらで動かされている。誰もその実情をわかっていない。」
「正論だけが世の中にきれいに埋まっていくとは限らない」
たまんないっすwwww
すごくおすすめ。 -
Posted by ブクログ
ファウストの第二部。第一部に比べて世界観が広がり、さまざまな場所でさまざまな人種とかかずりあいながらメフィストフェレスのファウストに対する挑戦が繰り広げられる。キリスト教の世界観だけではなく、ギリシャ神話やギリシャの哲人たちも登場し大スペクタクルな作品になっている。全般を通して小説一般よりもずっと神話的な構成になっていて、不思議と本質的な描写につながっていると感じる。トインビーが歴史の研究の中で、ファウストを題材として歴史の「陰→陽」の構図を読み解いているところをみると、さらに深く読み込もうと決意してしまう。しかし文面は簡易でわかりやすいし、話もわかりやすいのでいろんな意味を含めて歴史的にすば
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Posted by ブクログ
最愛の人との別れ、人と悪魔の新たな旅の始まり。
第二部は目まぐるしく移り変わる景色を美しく多彩な表現を用いて我々読者に示す、その事にただただ震えます。一部でもそうだったのですが、ゲーテの文章表現の美しさは素晴らしい。
二部では色んな人間との出会いがあり、一部の愛を知る事が重視されたのとは異なり一期一会の大切さとおもしろさを描いたのではないだろうかと思いました。一部に比べ実に多くの登場人物がそこにはいます、もちろん人だけではなく、ホムンクルスや怪物、神々の類まで。
途中からは自分の最愛の人を求めだす形になっていくがそれが最後に実を結ぶかどうかは読んでのお楽しみ。個人的にラストのオチの付け方はちょ -
Posted by ブクログ
タイトルと作者の名を知らぬ人はいないほどの名作中の名作。初読みです。
書簡体であることや結末など、知らないまま読んだ。天才詩人ゲーテの作だけあってさすがというべき美辞麗句の数々。…けっこう飛ばして読みました。
でもね、フキハラ(不機嫌ハラスメント)、少ない額しか生活費をくれない夫、読書の好みの話、社交界での身分による差別や仕事のできない上司の話など、いまこの時代の外国人が読んでも聞いたことある話だな?と理解できちゃうんだからすごいよね。
そういう意味では目新しさはないのだけれど、この時代にはとんでもなくセンセーショナルな作品だったらしい。解説が面白かったです。
何より1950年の訳なの -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初に読んだのが10代の頃で、20年ぶりに再読。すごく胸に響きました。
ウェルテル青年はとても感受性が強く、目の前の人々や自然、自我や孤独、色んなものの捉え方が鋭くハッとさせられます。
許嫁のいるロッテを深く愛し葛藤する気持ち、恋心一つとっても、こんなにも人間の内面をありありと描いた作品は他に出会った事がないくらいです。
200年以上も前に書かれた作品とは思えませんでした。
人々の生活は変わるし、階級社会や信仰などピンと来ないものがあったとしても、普遍的なものってあるんだな、そしてそこに文学の凄さがあるんだと思いました。
恋をして、舞い上がって、期待して、不安になって、絶望して。人と人との -
Posted by ブクログ
若さゆえにロッテに恋して浮かれて暴走してしまったけど、もとのウェルテルは身分関係なく友達をたくさんつくれるような人当たりのいい青年だから、ロッテの婚約者アルベルトのことも嫌いになれず、むしろ完璧な人だと認めて、自分が入り込む隙はないんだと理解してどんどん自分を追い詰めていってしまう。
自分のほうがロッテに相応しいと言ってしまえるくらい図々しかったらこんなに思い詰めることはなかったのかな。
友人のウェルヘルムに宛てた手紙で自殺を仄めかしていたし、本当は心のどこかで誰かに自殺を止めてほしかったのかな。
まだ若いんだし何より一途だし、なんとか自殺を思いとどまって生きてみたらロッテと同じか、それ以上 -
Posted by ブクログ
主人公ウェルテルが、友人ヴィルヘルムに宛てた書簡形式で構成された作品。ロッテという女性への熱烈な恋心が吐露されています。彼女には婚約者(アルベルト)がいます。にもかかわらず、ウェルテルにも心惹かれている。いわゆる三角関係です。ウェルテルには恋の悩みの他に、職業が定まらないという辛い現実があります。
最初の方の手紙は、ロッテへの好き好きオーラ出まくりですが、後半は悩み深くとても重苦しい内容です。恋は盲目、恋の病という言葉が想起され、ウェルテルの心が、どんどん病んでいくのが読み取れました。
読み進める中で、自分の経験が思い出されてきました。
学生時代、恋愛がうまくいかず、入院するまでになって